路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

【小説】仮面ライダーキバ

 本編のメインテーマの抽出再構成系ですね。それを恋愛小説な味付けで上手くまとめて、キバのきれいなところをきれいにぎゅっと濃縮したって感じ。小説アギトのときも同じ事を言ってましたが、オリジナル要素の入る割合が多め且つ、まとめ方も大分テレビからはずれているという意味では、より555「異形の花々」に近い感じかな。
 ただ、今回はキバ自体がもともと恋愛要素が多めだったのと、1986年と2008年で多重構造になってる分、印象そのものはテレビのキバに近くて、そういう意味では「異形の花々」感は少ないかな。

 比較対象が全て「異形の花々」なのもどうかと思いますが(笑)閑話休題

 テレビでは親から子へと受け継がれる魂と、異種族の融和という部分を二本柱で扱ってたけども、一冊にまとめるに当たって「異種族 の融和」の方をクローズアップしたんですね。テレビではそこが絡み合っていた分、父から子へ受け継ぐもの、父を超える子、そして融和へという流れのファクターとして太牙が渡の対として用意されてたわけだけども、今回はここがまるっと解体されてる。つまるところ、兄さん出てないよ!兄さん出てないよ!!太牙ファンです、泣いてない。
 いやうん。発売前から、渡と音也、恵とゆりという二組の親子を軸に持ってくるのかな、それなら太牙はオミットされるな、とか思ってたのでね。うん。

 まずは、渡があの年まで一人で生きてこられた理由とか、この世アレルギーの意味づけとか、静香ちゃんが渡と知り合ったきっかけだとか、テレビだとさらっと流されたり言及されてなかったところに触れてて、すごい楽しかったですね。特に静香ちゃんが自分を渡の母親みたいといってた、そこに至るまでの気持ちの流れがなんか解るわー解るわーっていう。静香ちゃんの年齢設定が3つくらい上がってるので、それで余計自然に感じる部分もあったかな。

 「ゆり-音也-真夜」と「静香-渡-深央」の対比がとてもきれいでね!音也は真夜を選び、渡は静香を選んだんだけども、どちらも自分が自分のままであることを許してくれた人の方を選んだんですよね。その相手が音也はファンガイアの真夜であり、渡は人間の静香だった。それはつまり、相手が自分とどれだけ違う存在であっても「人」として向き合い関係を築くべきということだと。
で、そのテーマは結局この小説の人間とファンガイアの関係そのものにも拡大されて適用される、と。そこからはみ出してしまったのが名護さんで、ゆえに名護さんは滅ぶしか道が残されてなかったのだよな…と。

 結果的にファンガイアも人間も変わらない、ただ理不尽な暴力から弱いものを守りたい、と思った渡と、ファンガイアは人とは違うすなわち悪である悪即断!になってしまった名護さんとは、これはもう完全に対称の関係ですよね。彼の正義が醸成されるまでの過程もテレビとは似て非なるもので、名護さんが思いつめちゃうのもわかるけど、やっぱり極端にも過ぎたわけで、なんとも言えずどうにかしてどこかで止まれなかったものかなぁ…と思う。この「止まりどころがなくて、結局暴走する余りに命を落とした」という部分が、むしろ映画の白峰さんが入ってるんじゃない?と思うわけですが、どうでしょうね。

 全体的に、とにかく美しい。容姿の描写が多くてそれがロマンティシズム溢れる感じなのもそうだし、演奏のシーンがまた美しい。
 食事シーンはセックスシーンの代わりなんつうて言われることもある井上脚本ですが、今回は古怒田さんの趣味なのか、音楽の演奏シーンがセックスシーンの代わりなんだろうなぁ。真夜と音也が二人で演奏するシーンのエロティックなことといったらもうね!読み終わったら溜息出ちゃったよね。
 一方でバトルはちょっと少なめなので、その辺を期待してる人にはちょと物足りないだろうなーと。実際自分が物足りない(笑)

 そしてな!とにかくな!次狼さんカッコいいから!野性味溢れる教養関係にも造詣が深い良い男だぞ!そりゃ女がほっとかないわ!ただちょっと渡とのつながりが希薄&突然だったせいで、渡にはかなり重要度の高い問題がやや流されがちに終わっちゃったのはちょっと残念かねえ。

 前半がかなり丁寧に物語を進めていたのと対照的に、正直後半はかなり巻きが入ってて、もうちょっと余韻をもって読みたかったなぁと。もったいない!もったいないよ!せめてあと20ページ!

 つうことで、個人的には大満足でしたが、太牙(他にも色々)いないし、名護さんは死亡だしで、胸を張って誰にでもオススメできるわけでもないのが、とてももだもだします。もだもだ。嫌な人は、そういうの絶対嫌だよね…うーむ。

【小説】仮面ライダーアギト

 テレビの凝縮というか、メインテーマ になるところを引っ張り出してきて、キャラクター配置とか出番とか整理して再構築した感じですねー。555の「異形の花々」的というか。そのつなぎ目にな るところが真魚ちゃんで恋愛感情的なのも青春群像的に絡むから、なんかちょっと乙女ゲーの香りがします(笑) あと、構造が似ちゃったのか、やっぱり「異 形の花々」を髣髴とさせるところも少し。

 なんとなく、氷川が過去、涼が現在、翔一が未来って感じかなー、と。これはいろんな人に助けられて 成長して行く真魚ちゃんの物語と読むのが自然だと思うんだけど、他のかかわってくる三人が「仮面ライダー」であることを考えると、真魚ちゃんは「人間」そ のものの象徴なのかなーと。過去も未来も仮面ライダーが守ってくれるよ!ってすげぇ。
 もちろん、氷川、涼、翔一のそれぞれのドラマもテレビを下敷きにしつつぎゅっと凝縮されてていいですね。氷川の過去がテレビよりさらにしっかりしてる感じ なのが個人的には好印象。ただ、涼は可愛そう過ぎて泣ける。ちょ、まじもうほんとおま…っ。けどあれだ、一番作者に愛されてるのは多分涼だ。すごく典型的 な"男の美学"な匂いがしますね。

 氷川が更に純朴な感じに、翔一がちょっと黒めの方向に寄ってる感じがするから、その辺気になる人は気になるかも。これがやりたかったことの肝とそのためのキャラだとすると、役者フィルターってすごいですね!って。(笑)

 木 野さんとか真島くんとかダミアンとか真・津上翔一とか色々オミットされてるからボリューム的にはやや寂しいけど、その分三人の対比がくっきりしててなかな か興味深い。あと、真魚ちゃんの女の子なところがテレビより前面に出てる感。その分やや生々しいかな?その辺がまた乙女ゲーの風味になっちゃうんでしょう けど。

 これはこれでアリだし、私は嫌いじゃないけど、テレビがすべてって人は、別に無理に読む必要は無いって感じですかね。ただ、父越えの 物語より、さまよえる青春劇のイメージのが強くなってて、そういうところに興味があるなら読んでみてもいいかも。ただ、キャラクターの個別エピソードとか が好きな人にはちょっと残念かも。
北條さんのV1エピも無いしさ!でも最後に面目躍如するからいいかなって(笑)あと、小沢さんと北條くん的にはちょいちょい絡んでおいしい(笑)

 コンパクトにするために、あかつき号事件の概略そのものも大きく変わってるし、キャラに持たせるエピソードも統廃合されてるので、そういう部分にこだわりがある人には積極的にお勧めしないです。
 あと、すごく個人的には文章のテンポが合わなくて読みづらかった(笑)所々目が滑ってたので、今度また読み直そうかとー。

Twitter ログ簡易まとめ

Twitterで流れてたログの簡易まとめ。ID略。ほぼ自分メモですが、問題あれば消すお。

睡魔、襲来。

No. 元ネタ 睡魔
01 使徒、襲来 睡魔・来襲
02 見知らぬ、天井 見知らぬ、毛布
03 鳴らない、電話 鳴らないアラーム
04 雨、逃げ出した後 夢、逃げ込んだ後
05 レイ、心のむこうに 会議、午睡の向うに
06 決戦、第3新東京市 決戦、午後三時
07 人の造りしもの 小人さんの造りしもの
08 アスカ、来日  
09 瞬間、心、重ねて 瞬間、瞼、重ねて
10 マグマダイバー ドリームダイバー
11 静止した闇の中で  
12 奇跡の価値は 昼寝の価値は
13 使徒、侵入  
14 ゼーレ、魂の座 腕枕、魂の座
15 嘘と沈黙  
16 死に至る病、そして  
17 四人目の適格者 四人目の寝落者
18 命の選択を 枕の選択を
19 男の戰い  
20 心のかたち 人のかたち  
21 ネルフ、誕生  
22 せめて、人間らしく  
23
24 最後のシ者  
25 終わる世界  
26 世界の中心でアイを叫んだけもの 職場の中心で寝言を叫んだけもの


全ての眠者たちに…おめでとう…!

お薬おいちいですの♪

日曜日に気管支炎的なものの再診になった、ねむこ姫である。


金曜日くらいに若干咳が酷くなったものの、その後は順調に回復しているようで、再診結果も治療継続(ただし抗生物質は減薬)となった。この二日ほどは、興奮さえしなければあまり咳も出ず、下僕も一安心である。


ちなみに、再診に行ったついでに薬の味について医師に聞いてみたのだが、特に嗜好性を高めるための味付けなどはしていない、とのこと。むしろ苦い薬も含まれているらしいのだが。


さ。姫。おやつ……もといお薬の時間でs……

ばくっ

『ちょっと!足りないわよ!もっとよこちなさい』

姫。好き嫌いがないのは、下僕としてはとてもうれしゅうございます。でもそれはお薬なのです。定量以上にはあげられないのです。


だから、恨みがましそうな目でこっちを見るなというのに。

お病気しましたの。

先週、蚊取り線香を焚いてみてから、咳をし始めたねむこ姫である。
不審に思って線香をやめ、二、三日様子を見ても自然回復しないので、こりゃあかんわと病院へ。

気管支炎的なものだったようですヨ。
個体によっては蚊取り線香の煙などでアレルギー的に症状が出たりするそうな。ありゃま〜。炎症を抑える薬と咳止め貰ってきて飲ませておるです。日曜日に再診〜。


『もっと心配してくれてもいいんじゃないかちら?』


心配は、される方が要求するものじゃありませんよ、姫。
言われなくても心配しましたから!残念!


それにしても、わんこ用の薬は、甘い味付けか何かしてあるんですかね。まるでおやつのようにぽりぽり食べて、「もっと!」といわんばかりにねだられるんですが。
いや、手が掛からなくていいけども。

#21 歩く完全ライダー図鑑

 いや〜、おもしろかったおもしろかった!前回の後半で聞こえてきていた不協和音が形になるのと、ネガの世界の怖さを本当の夏海の世界との逆転関係でつるっと見せる辺りとか、こう、ピースがかちかちはまってく感じが実に気持ちよかったね!
 まあ一方で新たな謎を振りまかれてみたりとか、お前それどっから出した!的なアイテムもあったりするんだけども、まあその辺は今後の士の世界を待てば解かれるかもしれないしまだちょっと様子見で。


■ネガ世界とポジ世界
 ネガの世界は夏海の世界にそっくりだけど違う世界、というのはもちろんなんだけど、テレビの外の世界における「仮面ライダーの世界」の逆をもやってみたのかなって感じがします。ディケイドの世界観の中だけで考えても、今まで9つだと思っていた世界が実はもっとたくさんの世界が平行して存在していて、まだ旅を続けなくてはならないことが解ったターニングポイントなんですね。
 その意味では割と手堅くまとまってた気がします。むしろはっちゃけるのは今後に期待なのかな?しかし、どこまで世界を広げる気なんだろうね。


□ライダーが支配する世界
 前回の感想で書いたとおり、ネガ世界でのダークライダーは、ショッカーやデストロンの幹部ってことなんでしょうね。ダークキバはなんかもうちょっと上の位置っぽかったけど、大首領という器じゃなさげ。ということは、もし昭和的なライダーの世界になぞらえるなら、まだ上位に誰かがいるってことになりそうなんだけども……鳴滝もその器じゃなさそうなんだよなぁ。それにしても、悪の幹部だと思えば怖さもまた当然というか、視聴者目線で「きっとライダーが何とかしてくれる」って思えるけど、その幹部がライダーの姿をしていると、視聴者的に怖さが5割増ですよ!生き残った夏海が戦う術を持ってないというのも絶望感を煽るしね。
 それにしても、人間が生きていてはいけない世界なら、ライダーも怪人も普段は別に人間の格好をしていなくてもいいんだよね?ということは、ネガ世界の住人が人間の姿をしていたのは、士たちを陥れるためだけだったりするのかね。人間の方がマジョリティだったら人間の姿に擬態するのは意味があるけど、逆だと良くわかんないよなぁ。でもまて、ダークライダーは「変身」してたわけで、実はネガ世界では「変身」することこそがステータスなのかなぁ。だからこそ脆弱で下等な人間の殻をわざわざ被ってるとか……。違うと思うけど、そういう意味合いだったらちょっとおもしろい。


□夏海とTGクラブ
 ポジ世界のTGクラブのオチは膝を打ったよ!単に逃避がしたい馴れ合い集団として描かれたままだったら、それを懐かしむ夏海自身の今を生きる姿にもちょっと影が落ちるというか、なんか引っ掛かりを覚えていたんだろうと思うんだけども、その当時に自分自身の力で「自分達は逃げていただけ」と自覚してるんだよね。そういう気付きを得た活動だったからこそ夏海も懐かしめるし、青い、痛いと言われても必要だったのかな〜という。それにしてもあの先生、かっこよすぎる。ああいう先生だった記憶があれば、夏海もそりゃ慕うわ。
 ただまあ、あの100点効果とかはちょっと笑っちゃったけどな!2回目観たら慣れてたけど(笑) あんまり感動的にしすぎても内容が幼すぎって気もするし、あの位の若干茶化し気味な加減ぐらいがよかったりしたのかなぁ。


 ポジ世界では単なる逃避先だった「秘密基地」がネガ世界では本当に最後の逃げ場所だったり、埋めた「たからもの」がどちらの世界においても負けないための意思だったりとか、組織(学校/ダークライダー)の大事なものを奪えなかったポジ世界と奪いきったネガ世界とか、してネガとポジの対比がいちいち気持ちよかった。
 前の項でも書いたとおり、ライダーと怪人はショッカーの裏返しだと思う。ということは、夏海はネガ世界の仮面ライダーってことかな。9つ以上になっちゃったけど、世界にはそれぞれの「仮面ライダー」がいる。だからこそ士はこの世界でも「"やはり"通りすがりの仮面ライダー」だったんだろうなぁ。
 ネガ夏海の行く道は、士が言った通り「日の当る道」ではあるんだけど、そこには雨が降っているんだよね。夏海の行く末にはやっぱり雨が降るような悲劇しか待っていないのかもしれないけど、それでも歩いていくこと自体がカッコいいんだとおもう。まさに「俺の歩く道だ!」(巧@パラロス)って感じ。


□士とネガ世界
 ネガ音也が士に与えた快楽は、全て怪人たちの仕業ってことで作為的なものだったわけですよね。士もそれは変だと気付いているし、その上で乗ってたりするわけだけど。つーか、旨いもの、富、女、ときたら次は名声か。解りやすいな!(笑) その割りにノリノリで写真とって貰ってる士と、マネージャーやってるユウスケが可愛いったらもう!一緒に写真撮ってもらっちゃうユウスケがもう!もう!!


 ところがネガ世界で一つだけ、本当に士自身が求められたものがケータッチ、と。ネガ音也も士を手元に擁してケータッチを使わせようとしてたんじゃないかって節もあるし、いずれにせよケータッチを使えるのは士(つーかディケイド)だったっぽい。
 ということは、そもそもネガ世界のものであるケータッチを使える士はやはり、ネガ世界に関係あるんじゃないかって気がするんですが、どうなんでしょうね。それとも、ネガ音也たちもケータッチを何らかの手段で別の世界から手に入れ、自分達の世界のものではないから使えなかった→士に使わせてみよう、だったのかな?この辺がちゃんと説明されるのかっていうと微妙に不安ですが、ユウスケが別の世界を旅できていることとも含めて、世界の在り方を考える上ではキーになりそうな気がします。


■コンプリートフォーム
 多勢に無勢のライダーバトルも、ネガ音也のダークキバ変身がカッコよすぎだろう!とか諸々をなにもかもぶっ飛ばしていったぞ、コンプリートフォーム!いや〜、やっぱりちょっとインパクト強すぎだわ〜。良くも悪くも。でも動いてるの見たら、意外と大丈夫になりました。(笑) さすがです、高岩さん!
 コンプリートフォームは、最強フォーム召還ってことなんですね。召還っていうか、写し身って感じだけども。常にダブルライダー式ってのがますますユウスケクウガの出番を奪いそうな気もするけどな!!


 しかし、これでエンペラーフォームも使えるようになるってことですね?うっかりディエンドと協力して、サガなんか召還された日には夢の共闘が実現したりするんですね!?うわー!やべー、燃えてきた!


■いくつもの世界
 さりげなーくOPのナレーションが変わってる。
 身も蓋もないことを言ってしまえば、世界が増えたのは大人の事情なのかなって気もしもしますが(笑)、次回がディエンドの世界ってことを考えるとドコまでが規定路線だったのかな?って疑問にはなりますね。多分ディエンドの世界を通ることで、ディエンドも単なる二番手ヒーローじゃなく、ちゃんとライダーになる気がするし。もしその意味で、最初からディエンドの世界をやる気でいたんだったら、世界が増えるのは規定路線なんだろうし。おもしろければなんでもいいけどね!


□9つの世界?
 1話で出てきた渡は「9つの世界」と明言してたはず。それが、今回「実は9つじゃなかったぜ!」ってのが判明したんですけども、これは世界の存在としてどうだったんだろうってのが気になりますね。
・実は今までも9つ以上存在していたが、渡も知らなかった。
・本当なら9つ(+1?)しかなかったのに、分裂したかなんかで増え続けた結果。
 とりあえずこの二つくらい理由が考えつくんですけども。個人的には2番目かな〜とか思うんですが、どうでしょうね。士は世界を融合させないために9つの世界を回っていたんだけども、そのことによって各世界のライダーは士と出会わなかったときとは別の道を歩むことになってる、と。ユウスケは顕著ですよね。士が来なければ八代さんを喪うことは規定路線だったとしても、共に旅に出ることはなかったわけだから。そこで本来の時間の流れと、士が関わった後の時間の流れで差異がでちゃって…とか、そんな感じで。画面でのイメージもそんな感じに見えたし。
 実は隠されていただけで、多重世界になってるのかもね、とも思うけど。9つ(10個か11個?ディエンド入れちゃったら12あるかも)の世界が1セットで、それが何セットも階層状に積み重なってるイメージ。これだと、ネガクウガの世界とかいろいろできて、それはそれで妄想が広がりますが!


 この辺、現状では全然説明されてないし、残り時間的に説明してくれるかどうかも怪しいもんだと思ってますが、なんらかのエクスキューズがあると嬉しいなぁ。


 全体的にはおもしろかったんだけども、世界が増えたこともあって、このままでは士が本当に「通りすがり」だけで終わっちゃう危険がちょっと見えてきちゃった気がする…。次のディエンドの世界も楽しみなんだけど、ディエンドだけで終わっちゃうとさて、って感じもするし。さて、どうなるのかなぁ。

#18 侍襲名

 新戦士加入後編。今回、十臓も太夫も出てこないし、予告を見てもボーナス決戦の気配もないですが、さてどうなるんだ。いや一応パワーアップはやったけど……さぁ?それとも、最近姿を見せていない二人がらみでボーナス決戦やるのかなぁ。

 源太話と見せかけて実は殿話だったりした訳ですが。うーん、殿を中心に据えると出てくるねじれの関係がまた出ちゃってないか?源太を受け入れるわけには行かない、ってのが「侍以外を巻き込めない」「正当な修行をしてこなかった人間を仲間に入れるわけには行かない」ということから始まった拒絶(しかもジイの言ってることだから、殿の照れ隠し☆とかじゃない)が、「『殿』が『殿』としてじゃない人間的な弱さ、優しさを許容した」ために「仲間に入れてもOK」ってそれなんか違うんじゃないか。そうじゃなくて、ゴールドの強さや、覚悟の重さを丈留が受け止める話の流れにしないと変じゃない?あれじゃそうは見えないぞ…?


 これでせめてヒャクヤッパの刃を打ち砕くためには、ゴールドの居合いの素早さで対抗するしかない(そしてその素早さは殿すらも適わない)、とかいう話があるんだったら、ゴールドの自己流の修行を認める話にもなってまだしもとか思ったんだけども、あれじゃ単に「二人いればOK」にしか見えないっていうか。もっとも、それが殿との二人組みだったことで、今まで4人よりも殿が頭一つ抜けて強いってことをやってた分、ゴールドが殿と肩を並べられるくらい強い=他の4人よりも強いってことなんだろうけど、なんだかなぁ。
 千明の成長話で「みんな違って、みんないい」的なことをやってたんだから、「素早さだけなら殿をもしのぐ」でもいいんじゃないかと思うんだけど。結局、殿を完全無欠の強い殿様にしようとしてるから、変なことになっちゃってるように見えるよ。別に『殿』が一番強い必要はないと思うんだけどね。


 ついでに、立ち位置として「侍に憧れてやってきた外部の人間」という立ち位置においては、ブラウンさんも源太も実は変わらないんだよねぇ。ブラウンさんは確かに戦う力を持ってなかったから仲間に入れなかったのはある意味当然なんだろうけど、それなら黒子としてでも働けたんじゃとか思わなくもないしな。ギャグ回ではあったけど、ブラウンさんの真剣さは流ノ介の心も動かしたんだぞ。ああ、コネがなかったからですか。なんという日本のスピリッツ(笑) そして、ブラウンさんを覚悟で受け入れちゃうと、源太との差別化ができなくなるからですか。
 そして電子モヂカラっていうのはおもしろいんだけど、それで微妙にシンケンジャーアイデンティティが崩れかけてる気がするぞ(笑) 人工的にモヂカラを使えるようになるんだったら、それこそブラウンさんとか、今までモヂカラがなかったばかりに戦えなくて悔しい思いをしていた(朔太郎さんとかさー)黒子が戦えるようなってもおかしくないわけだしね。まあ、後から何らかの「電子モヂカラを使えるツールが大量生産できない」理由が出てくるんだろうけどさ。そうなったらそうなったで、源太の凄さが強調されると思うけど、シンケン側の旧態然とした姿勢を覆すものにはならない気がするんだが。まさか、源太が開発できたのはただの偶然とかにしないよな。そんなひどい。


 ついでに、「戦闘における『初めてシチュエーション』でギャグを入れる演出」は健在なんですね…。いいじゃないか、ちゃんと源太の覚悟を殿もしっかり受け止めて手を取り合うことに同意して、6人でカッコよく決めればいいじゃないか!なんでそこでギャグで勢いをそがなくちゃならないんだよー。せめてそういうのは、ロボ戦最後の一本締めだけでいいじゃないか。あれはなかなかおもしろかったんだし!


 烏賊折り紙の換装はちょっとおもしろかった!つーか、他の折り紙も兜関係なく、もっといろんな合体したり武器になっても良かったんじゃないかと思った。そしてあの烏賊はヤリイカだったのか(笑)


 そして、またドウコク様が小物化してるー!ちょっと前の威厳のあるドウコク様どこ行ったのー!!

#20 ネガ世界の闇ライダー

 さて、9つの世界を巡り終わって、こっからがいよいよ「ディケイド」としての本番ですね。そもそも、
・9つの世界が融合を始めている
・士は9つの世界を旅しなければならない
・その間、融合は渡「たち」が食い止めている
 ことになってるわけですが、とりあえず旅には出たものの、その後何をどうすればいいのかよく分かっていない。正に、栄次郎さんが言ったとおり終わりは始まりでしかなかったわけですね。
 それにしても、夏海の世界と見せかけてネガ世界か…。なんかますます、前に海東の名前のときにチラッと言ってた「セフィロトの樹」っぽくなってきたような(笑)いやいや、それは引き寄せすぎだ。


 そうそう、今回は御大でしたね!って、井上節薄いよ、なにやってんの!(笑) しかし、士とユウスケの関係はやっぱ上手いな。思ったとおりだ。


■似て非なる世界
 9つの世界を巡って「帰ってきた」先は、最初に夏海や士が居た世界と、良く似ているけれどネガであるという世界。ネガの内容はとりあえず置いておくとしても、少なくともカタストロフが起こっていたはずの世界が、一見何事もなかったかのように見えるのが、やっぱり違和感を感じます。ただ、その違和感は多分メタ視点だからこその違和感であって、あの世界の中にいる限りでは「9つの世界を旅し終わって、9つの世界が融合することを回避できたから」にしか見えないところが、怖いところでもありますね。
 違和感はいろんな形で演出されるんですけど、その中でも鳴滝の怪しさは異常!気持ち悪い!鳴滝が何を思ってああやってわざわざ言いに来たかわかんないですが、鳴滝にも士達がネガ世界に来たってのは予想外の出来事だったっぽい感じがしますね。今までも9つの世界のどこに行くかはほとんど制御できてなかったっぽいし。ユウスケをキバの世界につれてきて、結果的に士をおびき寄せた時くらいかな?


 そして音也ですよ、音也!名前が漢字表記だったってことは、少なくともディケイドのキバの世界の住人ではないっぽい感じがしますね。かといって、真世界の音也かって言われるとそれも違うような。1話ででてきた渡もドコのキングが乗り移ってるんだって感じだったけど、この音也もちょうどそんな感じがします。で、この音也は、少なくとも1話ででてきた渡のネガなんだろうな〜と。服装も1話の渡が白っぽい格好だったのに対して、黒っぽかったしね。
 そうすると、渡は9つの世界が融合するのを誰かと(他の8人のライダーと?)防ごうとしていたことから考えて、ネガ音也は9つの世界を融合させようとしている側ってことになったりするんですかね。つーことは、9つの世界を融合させてやると考えた何者かの意思が存在することになるわけで、それがまた箱庭感を助長するんですけども。この辺、真世界と新世界とネガ世界の関係性とかをわかりやすく教えてもらえませんかね、マジで!


□夏海の過去とTGクラブ
 TGクラブ=退学クラブって!痛いよ、青いよ!と思った瞬間、士とユウスケ二人掛かりで突っ込まれて爆笑しましたが。(笑) うん、ホントに青くて痛いね!誰でもそういう時期があるけど!そしてそれがどんどん黒歴史化するんだけど!(笑)


 TGクラブっていうのは、退学でもするかと言いつつ実際にはしない(できない、実際する気もない)、退屈だけど退屈を解消する手立てがわからない人間たちの集まりだったんですよね。そこに現状についていけない教師の現実逃避が加わって、結局は地に足が着いていない子供の傷の舐め合い集団なんですよね。だから士は「青い」とばっさりやっちゃうわけですが。「なにか盗ってくる」ってのも「何かに踏み出してみたい」「反社会的なことをして自分を受け入れない世界に復讐したい(大げさだけどw)」な表れって感じですかね。実はもっと子供っぽくて「こんな悪いことできちゃうんだぜ、俺スゲースゲー」っていうアピールって気もしますけど。
 でも結局、その辺にあったものとか(まあ不法投棄物を拾ってきた程度に見えるけど、厳密に言えば盗みか)しか持ってこられないわけですよ。これはある種の行動力のなさの表れで、退学したいといいつつ、実際には退学しないで馴れ合ってるのと通じますよね。あとは、反社会的なことをしたいといいつつ、あからさまな盗みとかはできなくて、結局は社会規範の中に組み込まれてるってことの象徴に見えますね。


 そういう人間(反社会を夢見つつ、ある意味誰よりも社会規範に縛られた「まじめ」な人間)が、ネガ世界ではライダー(本来的にはマイノリティ)であるという逆転がおもしろい。ネガ世界は、後でも書きますが「ライダーと人間が逆転している世界」に見える。それを考えると「ライダーになるのがマジョリティな世界でのライダーになっている」=「社会規範に縛られている」という風にも見えて、ネガ世界でも結局は規範に縛られている存在とも言えるかもしれない。
 写真の中で襲われていたメンバーは、ネガ世界では存在がライダーに食われたというか、そういう感じじゃないかと思います。上手く言えないんだけど、あの写真は夏海が持ってたもので、夏海の真世界のもの。当然、映っている写真の被写体もそう。それがネガ世界に入ったことによって、写真の中の真世界の存在がネガ世界に塗り替えられたっていうか。


 そういうTGクラブの中において、夏海と千夏はちょっと異質と言えるかもしれない。同じ夏って字が入るし、この二人もネガポジの関係な気がするんだがな。何か盗ってくるという話のときも、夏海は本当に合法的にもらえるティッシュだけだった。TGクラブ入会への動機も含めて、このTGクラブメンバーとの差異が、この世界の夏海がライダーにならずにいる理由じゃないかって気がしてるんだけども。これで実はファム辺りに変身しちゃったら笑う。でもファムって闇ライダーって感じじゃないなぁ。
 対して千夏が持ってきたものは多分、本当にお宝だったわけですよね。わざわざ埋めたくらいだし。そしてそれが新フォームへのパワーアップのきっかけになるんだろうけどな。TGクラブへの入会動機も(まああれも一種の逃げと言えなくもないけど)自分を抑えて「いい子」でいるのに疲れた優等生の「自分探し」だったし、それは士の「自分の世界探し」と通じるものがあったしね。なんで、千夏は人間で、他の四人は千夏を狙ってるんじゃないかな〜とか。むしろパラロスの真理みたいに、レジスタンスのリーダーっぽい立ち位置だったりとかして(笑)


□士の世界?
 写真一つ撮っても世界から拒否され続けてきた士が、まるっと逆転して誰もが士を受け入れるわけですよね。気持ち悪い鳴滝といい、ネガ(?)音也といい。写真だってちゃんと撮れるし(でも栄次郎にイマイチだと言われてるところをみると、あれが「本来取れるべき(まともな)士の写真」じゃないんだよね、きっと)、幸運は降ってくると。そしてその幸運が、絵に書いたような(というかマンガっぽい)安っぽい金と権力と女という即物的なもの。これは受け入れられているようでも、ユウスケが言ったとおり誰が享受しても良かったものたちな訳で、それは明らかに「士の居場所」ではない訳ですよ。
 もちろん、士に対して幸福が降りかかったのは、士をネガ世界で懐柔しようとする策略という面もあるんだろうけど。士は最初から世界に違和感を感じてたみたいだし、基本的にとりあえずは罠っぽくても乗ってみる、というスタンスを今までも貫いてるんで、ノリノリで「坊ちゃま」やってるのはおもしろかったけど。


 しかし、士を懐柔する策略なんだとしたら、それは一体誰の意思なんだろうね。鳴滝っぽくはない気がするけど。鳴滝は誰かの策略に乗っただけって感じがするもんな。


■ネガ世界
 さっきも書いた「ライダーと人間が逆転している世界」ですね。

 そもそも「ライダー」・ライダーというのはヒーローだけども、マイノリティでもある。むしろ力を持ったマイノリティであるがゆえに、多勢の悪に立ち向かっていくことでヒーロー足りえる。じゃあ逆に、ライダーが力を持ったマジョリティであった場合はどうなる?ってのがこのネガ世界じゃないかと。
 力を持った多数派だからといって、力なき少数派を弾圧していいという理由には絶対にならないわけで、つまりネガ世界では「ライダー」はショッカーなり、デストロンなりの「巨悪」と変わらない存在になってしまっているんですよね。ゆえにヒーロー足りえるために必要なのは「力」ではなく「ライダーであるという思いや意志」ってことなんじゃないかな。オーソドックスに。それを再確認したとき、カードには9人のライダーの姿が戻り、ディケイドはパワーアップするんだろうと思います。

 そこに関係するのが、千夏がとってきたものかなぁ。写真立て(もしくはアルバム)だと思ってるんだけど。ディケイド世界においては、写真に写った像ってのは重要な役割を持ってるじゃないですか。ライダーの力を得ると、カードに姿が描かれたりとか。なので、その写真立てなりアルバムなりにTGクラブメンバーの写真を入れて埋めておいた→掘り起こしてみると写っているのは闇ライダーっていう流れになるんじゃないのかな〜とかさ。 で、その写真立てに本来の姿を取り戻したライダーのカードをセットすることで新たな力を得るんじゃないか…と思うけども。


■新フォーム
 でもあのフォームはねーよ(笑) それでも…それでも高岩さんなら……高岩さんならきっと何とかしてくれる!9人の仮面ライダーのカードが胸元で、使うフォームとかのカードが頭のホルダーにセット、ディエンドと同様そのフォームを呼び出して傀儡的につかうんだろうか…。
 それとも実は響鬼世界での「空我」が伏線で、ユウスケもKAMEN-RIDEしちゃうのか。実は姿は毎度変わるけど、常にダブルライダーだったりするんじゃないのか。どうなんだろう。


 しかしまあ、インパクトはあるよね、インパクトは。

破壊神。

久しぶりのねむこ姫である。

そろそろ毛がもっふもふなので、トリミングにつれてってほしいんでちけど!

うん、解ってる。解ってるんだけどね、姫。飼い主は今くらいのもふもふさが一番好きなのですよ。ブラッシング上手くないから維持できないけどね。

まあ、そんな姫ですが、おもちゃ代わりに与えた空箱を破壊しつくして、ご満悦でお休み中。


「ふー。満足でちわ」

それはよかった。片付けてくれるならもっとよかったのにw

#17 寿司侍

 新戦士参加編の前編になるのかな?そろそろ夏のボーナス決戦な気がするので、さて前後編になるのか、三部作になるのか。それにしても、ゴールド周りがなんかもういろんな意味でぶっ飛びすぎててもうどうしたらいいやら。


 そんな訳でゴールドですよ、ゴールド!なんだろうあのキャラ…!良くも悪くも落ち着いたテンションのメンバーが多い中に、いきなりの超ハイテンション。流ノ介がおとなしく見えるよ!それでもって丈瑠と知り合い?最初顔を見ても解らなかったことを考えると、小さい頃遊んだことがある、位の付き合いですかね。その辺の謎は次回に持ち越しかな。
 変身にモヂカラというか、ショドウフォンで文字を書いて、ってのをやっていなかったことを考えると、成立というか力の源そのものからしてメイン五人とは違うんですね。シンケンマルもないし。っていうか、寿司だし、魚だし、なんかもう、今までと傾向が違いすぎてびっくりだ!ここまでぶっ飛んでると逆に愛しいぜ!
 今回活躍したゴールド所持の折神は烏賊でしたけど、寿司職人だし、なんか水槽の中に他のもいたし、ゴールドの持ちネタは水系ってことでいいのかな?寿司屋だし。
 ゴールド分だけの折神で二号ロボ(ダイテンクウを含めれば三号ロボ)が作れて、更に換装もありそうな気配ですね。つーか、テンクウシンケンオーだけでもうだいぶバランスが凄いことになってるのに、これ以上ドコに合体しろと…。ああ、足回りが軽いから、そこにくっつくのかな。


 そして皮の中の人!次郎さんだー!ほんっとイクサでやせたんだな…腹回りがぺったんこだったよ!腕と肩のむっちりかげんと指先が次郎さんだ(笑) しかし、変身前とのギャップが結構大きいなぁ。甲冑とかついてないデザインだからよけいにね!そして顔の文字が「光」!ゴールドで「光」ってシャイン先生ですか!そういえば色の具合も似てるよね(笑)


 そんなこんなで、新戦士の印象が強すぎて何もかもがぶっ飛びましたが、本筋本筋。源太の「近日見参」と丈瑠が感じた謎の気配という、どちらも犯人が解らない事件を二つリンクさせて、全て源太の仕業に見えながら、最終的にはかたや味方、かたや敵と、結果が正反対に別れるのがおもしろかったです。筆跡で矢文の主が源太だとばれるくだりも含めて、ちょっとミステリーっぽかったな〜と。
 あれだけ世間で知られてる割にはいきなり本丸を襲われないな〜ってのは、対外道衆用の結界があったからってことなんですな。でも、出先でとりつかれたら(?)効かないってのが外道衆側にばれちゃったから、場合によってはその抜け道をまた利用されることもありそうですな。今回の一件でその辺にも突っ込んでくるアヤカシとかが出そうな気もしますが、それはまあ新しい対策するか。


 そうそう、清浄之谷の件が流ノ介にしか伝えられてなかった(もしくは、茉子の家だけ伝わってなかった?)のはどうしてだろうね。情報共有しとけよ、って話になりそうな気がするんですが。
 もしかすると、流ノ介の家に水のモヂカラが伝えられてるから、そのせいなのかな?ということは、各家々には、それぞれ自分のところのモヂカラに関係する聖地が伝えられてて、おまつりしてたりするのかもね。それで、それぞれの聖地には実は秘伝ディスクが隠されていて、それを集めることで追加武装とか四号ロボの合体したりして。情報を分散してるのは、万が一にも誰かが捕まってシンケン側の秘密が外道衆に漏れた時に、流出を最小限にするためだったりしてね。ああ、また妄想に妄想を重ねてしまった。


 サカナマルの居合い100人切りとか、イカ墨で敵を可視化とか、妖術で攻めてきたイサギツネとか、おもしろいことはたくさんあったはずなのに、全てゴールドのキャラに持ってかれて頭から消えてるよ!うわー。
 そういえば、今回はドウコクさまも太夫もいませんでしたが、なんかたくらんでたりしますかね?十臓絡みだったりするかな?