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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

【花子とアン】第3週「初恋パルピテーション!」

 すっかり大きくなったはなの青春編の始まりですね。あれだけ英語がダメだったにも関わらず、すっかり英語が得意で大好きになってるあたり、人間なにが起こるかわからないって感じ。とはいえ、はなが英語が好きになったというきっかけは描かれてはいたものの、耳コピーで完璧に覚えました!からの「大好き!」にはちょっとこう、段差があるというか…。むしろその歌詞の意味が解った!!からの初恋と英語への目覚めになるもんじゃないんだろうかとかうむむ。まあ、先週分へのあれですけど。

 初恋の初めてのときめきと、初心に帰ってというか、原点に戻ってはなが足場を固めていく様子はなかなかじんわり。5年も会えなくて寂しいことも多かったろうけども、その分家の大変さが見えにくくなるってことでもあって、苦い初恋と、家族の苦境が見えていなかった幼い自分の苦さを乗り越えて、はなはまた一歩成長するのかな。その辺はやっぱりなんだかんだで、まだ15~6才なんだなぁって感じも。

 そこを妹が女工に出るっていう形で突きつけられたのは、やっぱりはなには痛かったと思うよ。かつては自分がそうした道だから、家のことを思うと同時に、自分が好きなことも諦めなければならないし、大好きな家からも離れざるを得ないことも身にしみてわかるだろうしね。はなの時は結局お兄ちゃんが代わりに行ってくれることになったけれども。
 はながこうして働くことから免除されるのは2回目で、そのどちらも兄妹が代わりに行くような形になってる(厳密には違うけども)。3回目があることになるのか、それともいつか二人には別の形で恩返しができるのか。この辺もチェックですなー。

 今週はやっぱりブラックバーン校長の粋な計らいに拍手喝采ですね!罰を免除するのではなく、達成させた上で報酬の形でフォローするというね!ただ、前週の件といい、ブラックバーン校長ははなには甘すぎる気がしないでもない。
 はなの帰郷を聞いて着物や旅支度を貸してくれた醍醐さんも素敵。醍醐さんとはこのままいい友情が続くといいなぁ。

 初恋ってのは、はなのもそうだし、朝市の初恋がはなにってのも掛かってるんだろうねぇ。昔から朝市ははなに優しかったもんな。もともと頭のいい子だったはずだし、独学も始めたことだし、今後どっかでまた道が交わるといいな!苗字から考えると初恋は実らない系になりそうだけども。

 それにしても、かをる子様がいいキャラ過ぎて!

【カーネーション】第1週「あこがれ」

 なんつうか、幼少時の自分を抉られているようですね!思ってた、思ってた。糸子が感じてた悔しさとか憤りとか無力感とか、物凄く当時の自分をなぞるようで、ものすごい抉られる。ちょうど年のころも一緒くらいだったかなぁ。これだけでもう視聴決定ですよ。

 糸子の色んな憧れ。だんじりに乗りたい、商売をやりたい、そのどれもが自分ではどうしようもない「女である」という一点で却下されてしまうのは、やっぱほんとしんどいと思うんだ。ただ、糸子はそんな中でも人生を掛けられるほどの憧れを見つけて、自分で努力できる子だったんだよね。それがたとえ(おそらくは)「女でも許される道」だったからそこへ進めることになったんだろうなとは思うもののね。好きなことと許される道が一緒でよかったよね、って思うわー。

 ドレスへの憧れ、洋服への憧れ、もしかすると泰蔵兄ちゃんへの淡い憧れもあるのかなー。奈津ちゃんは明確に意識してるっぽいけど、糸子の気持ちはなんかまだちょっと見えづらいね。
 それにしても、須賀っち黒髪ショートかっこいいな…!糸子を助けるのに川に飛び込んだシーン、さすがの水落とか思ってすいません。

 お父ちゃんの商売も心配だし、今後は戦争に向けて一直線だろうし、1週目にして色々はらはらしますね。しかし、お父ちゃんはなんつうかこう、不器用な人なんだなぁ。
 結構早い段階で青年期に入ってるから、今後さくさく時代が下りそうね。次週も楽しみ。

 ところで、サブタイトルが花言葉っぽい気がします。なんとなく。つうことは最終週はカーネーション花言葉なんだろ?w

機動警察パトレイバー THE NEXT GENERATION(EP0、EP1)

 見てきましたよ、実写版パトレイバー!実寸大パトレイバーを作っちゃったとかで、それだけであの特車二課のドックの存在感が異常!たまらん…あの雑多な空気が完全再現…たまらん。

 そしてあの「ライト・スタッフ」特車二課の面子を、まんま実写にしたんじゃ、やっぱり誰もが満足って訳にはいかなかっただろうし、シゲさんだけを千葉さんをつれてきて、三代目に移行ってのも良かったと思いますね。まあ、元祖メンバーのその後の処遇に不満がでる人は出るだろうけど、そこはもう仕方ない範疇と言うか。

 新キャラたちがオリジナルメンバーを下敷きにした性格付けにしてて、あの世界にするっと入り込めたのが嬉しかったなぁ。パトレイバーは警察モノであると同時に日常モノだと思うんで、あの「世界」に入っていけた感て結構重要だと思うのですよね。

 このTHE NEXT GENERATIONが個人的には成功してるなと思うのは、この「世界」を徹底的に作ってるところだと思う。もともと、既存の社会の中にできるだけ違和感なく二足歩行ロボットを入れ込むには、というコンセプトワークがあるものだから、それを実現するレイヤーが二次元か三次元かっていうのは、あまり関係がないことになってるんだと思う。
 コンセプトに基づいて、時代の経過による変数を代入すると、長引く不況の中で辛うじて存在を保っているパトレイバーと隊員たちの図式が地続きで浮かび上がってくる感じ。もともとの世界観でからして「お荷物」扱いだったことを踏まえれば、三代目の処遇も致し方なしかと。

 そして、語弊を恐れずに言うならば、主役が「パトレイバー」であること。これだと。もちろんキャストの人たちはメインなんだけども、世界観の主役はレイバーであり、パトレイバーなんですよね。その「パトレイバー」を物語の舞台である世界のレイヤーと合わせて3次元で作っちゃった。個人的にはこれが凄く大きかったなと思う。
 もちろん、すげぇCGを使えば、もっと滑らかに動く、もっとイイカンジのロボットも出来たと思うんですよ。色々ケタが違うけど「パシフィック・リム」とかもあるじゃん?ああいう。

 でもねー。パトレイバーって、良くも悪くももっと泥臭いと思うのね。言い方を変えれば地に足がついた感じ?もちろんフィクションである以上、なんだか凄い夢の科学っていうのは存在してるんだけど、それをそうと感じさせず、レイバーの調子が悪ければ近所の工場に持って行って調子をみてもらって、二年に一回は車検的に総点検しなくちゃならなくて、年に一度はレイバー税の支払いが待ってて、うっかりシートベルトをつけずに操縦したら免許の点数が引かれちゃうような、そういう地続きからの泥臭さ、存在感がある。
 その存在感を、物体としての存在そのもので画面内に体現しちゃった。そういうところがとても好きだし、「あの世界だなぁ…」と感じたりしたのでした。

 ちょっと実写でやるにはアニメナイズされすぎかなーっていう感じの演出とかが目に付いたりもしたけどね。あんまりやりすぎると寒くなるからね、あれ。まあ許容範囲内で、すごく楽しめました!
 #2、#3はギャグ話っぽいのかな?きっと最終話とか、来年の映画はシリアスな方向にも振ってくれるんじゃないかなーと期待しています。次は5月かー。楽しみー!

【花子とアン】第2週「エーゴってなんずら?」

 毎週月曜日のアバンで現在と言うか、物語の終着点を見せていくやりかたは、ずっと踏襲するのかな?これきっと「赤毛のアン」を読んでれば、どの辺を訳してるかで時間経過が解かったりするんだろうねぇ。でも一週目よりは前の時間軸じゃないのかなって気がする。気がするだけだけど。

 花の学校生活開始編。女の集団の中に入った怖さよりも、やっぱり勉強の怖さのほうが直球だった!英語?なにそれ美味しいの?なのはともかく、日常生活での日本語すら矯正されるって怖い怖い!訛りって直んないんだよなぁ…。習熟度別とか全然関係ない英語の授業も怖い怖い。いや、これに食らいついていったら、確かに身にはつくだろうけども。

 スコット先生の出せない恋文と想いが溢れる歌声が花の導き手になるというのが、なんだかとても示唆的。これは花の恋もまた物語に関わってくる暗示のような気がします。まあ、朝ドラ常道じゃんといわれりゃそうかもしれんが(笑)
 ブラックバーン先生が不正をした花を許したのは、不正そのものの反省というよりも、花がスコット先生を傷つけてしまって、その事に対して後悔し、謝りたいと思った、その心根を評してのことだと思うんだよね。厳しいんだけど、その後の花を見る目の優しいことといったらまあ。ブラックバーン先生は今後の花の動向に色々影響を与えそうな気配。

 そして軽率に労働運動に足を突っ込んでいくお父さんの行く末がやっぱり怖い。いや、労働運動自体は必要なことだったと思うんだけど、歴史的な流れを知ってると悲劇の予感しかしない。花が学んでるのも英語で、今後の情勢からすると敵性言語だもんねぇ…。
 運動に影響される部分もあるのか、校長先生に花の許しを求めてるシーンでの物言いが、教育の必要性を解かっての弁になってきてるのが興味深い。

 醍醐さんというお友達もできて、英語をすげえ勉強するようになって、ようやく青年期に突入して第二章了。口ごたえといわれつつ、あそこまで流暢に英語を操れるようになってると、5年間の本気の勉強ってすげぇってなるね。

 来週はいよいよ恋模様&実家での確執がくるねぇ。兄妹たちからすれば、やっぱり「花ばっかりずるい」ってなるわな、そりゃ。

#03 衝撃!ライバルがバナナ変身!?(虚淵玄)

 個人的にツボに入りそうな要素が少しずつ出てきてて、わくわくソワソワしますね。早く先を見たいのに、どうも上手くまとめきれないモダモダ感!
 つうことで今回から、ある程度流した雑感メモにして、なるべく早く先を進めてみるようにしてみます。うっかりまたダラダラ書きそうだけど(笑)

■駆紋戒斗
 バロンのリーダーがバナナに!もといバロンに!軽く聞いてたとはいえ、やっぱりバナナが丸ごと落ちてくるのはオレンジやらパイナップルにもましてインパクトあるなあ。

 戒斗の頼みになるのは自分の力だけ、という思想は、仲間たちの態度がチーム鎧武とチームバロンでは正反対なことで、より際立ちますね。チームバロンのメンバーにとっては、強いリーダーしか必要ないのかな。それならば、力をつけてきて目障りなチーム・鎧武をつぶそうとしたのも解るかな。アレはリーダーであるために必要だったんだろうなぁ。

 バロンに変身したことでとりあえずは面目躍如だけれども、そのバックルとロックシードはお金で買ってるんですかね。シドが提供したのはバイクのロックシードだけっぽいし、やっぱり自腹切ったのかなぁ。
 そうだとすると、手に入れた強さも=金ってことで、結局戒斗自身が認められてるわけじゃないと思うんだけどな。偶然ベルトを手に入れた紘汰と、金で手に入れた(?)戒斗と、やっぱりこの二人は対になりそう。

■葛葉紘汰
 1話の大人っぽさは、むしろ「大人にならなきゃ」という足掻きであって、本質は今回のような、ただ無邪気に誰かの役に立ちたい、っていう姿なんだね、きっと。それが世間に認められれば「仕事」になり、認められなければ「遊び」になる。そういうシビアさをさらっと突きつけてくるお姉さんを含めて、この姉弟はいいバランスだね。
 この他者本意さで、紘汰は軽率に危険の中に飛び込んでいくわけだけども、そういうある種の自己犠牲的な態度を負担に思う人が居ることも今回示されたとおり。さて、ここから紘汰がどう自分の道を自身のものとして選び取っていくか、かな。


■私立天樹高校
 ユグドラシル出資の私立高校ってことかな?将来の幹部候補生を育てるための学校って感じで、ますますもってユグドラシル、ひいては沢芽市の胡散臭さに拍車が掛かりますね。
 そしてこの高校の存在によって、沢芽市を超エリート層と一般層に断絶のある、一種のディストピア的な世界観として描こうとしてるんじゃないかなって思ったですよね。水と油のようにくっきり二極化した世界。まあ、感触でしかないので根拠はないですが。

 そしてミッチがまさかの天樹高校の生徒だった!それでいてチーム・鎧武に属しているっていうのは、わりとアウトサイダーだよね。紘汰もチームを抜けていた時にライダーになり、戒斗もチームを失いそうになってライダーになったことを考えると、天樹高校からのアウトサイダーなミッチは、いずれライダーになるような気もするんだけども。ユグドラシルはライダーを増やしたいっぽいみたいだし。

 それにしても、紘汰と舞を見つめるみっちの視線が怖すぎて震える。なんなのジェラシーなの、どっちになの。

■インベス&バイク
 ライダーの変身とデザインが奇抜すぎるんで抜けてましたが、ライダーといえばバイクですよね、バイク!まさかバイクもロックシードとは思わなかったけど!しかもバラか。桜か。なるほど、花道・オン・ステージ。

 シドがただでくれるわけはないと思ってたら、バイクはあの森に入るための移動装置みたいですね。スピードメーターじゃないって言ってたってことは、何かのシンクロ率を上げるとか、チューニングするとかそんな感じかな。ユグドラシルは既にそうして自在にあの空間に入り込む手立てを得て、あそこでロックシードを集めてるってことなんですかね。

 バロンが下級インベスを倒そうとした時に、謎の美少女、と。ちゃんと覚えてないんですが1話でもインベスを倒そうとした時に現れたんだったかなぁ?どうだったかな。
 それが運命の分かれ道になるということは、やっぱりインベスを殺すことには何らかの覚悟がいるんだろうね。ライダーは同属殺しとか、そういうのを考えると、やっぱインベスって元人間とかじゃないのかなぁ。一定時間生身であの空間にいると、判断力が落ちて(紘汰がそんな感じだったような)、ロックシードの元になる果物を食べちゃうとアウトー、みたいな。

 折角のバロンの初バトルだったのに、バロンは活躍した割には印象薄いな。なんでだろう。やっぱほら、バナナ変身に勝るインパクトはないと言うか。次回はもうちょっとゆっくり見たいな!

 バロンは貴虎さんに言わせると二人目ってことになるのかね。さて、どこまでライダーを増やす気なのかなぁ。前に出てたメロンと、1話アバンのブドウは確定だろうけど。はてさて。

【花子とアン】第1週「花子と呼んでくりょう!」

 第1話アバンで示された「戦時中だと言うのに外国文学を翻訳している女性」つうシチュエーションにまずは度肝。あれ、本を裸で持ち歩いてたけど、防空壕に逃げたとしても外国文学の本なんか持ってたらまずくないか。その彼女の幼少時が、山梨の地方村で学校にすらろくに行かず家の手伝いをする少女ってのがもう、つかみはOKな感じ。
 実を言うと「赤毛のアン」自体はどうも相性が合わずに一度も通読できたことがない作品でして。それが逆説的にフックになった感は否めずですな。

 そんな私でも知ってる石版ぶったたき事件やら、名前をこう呼んでくれ騒動とか、いろいろアンに引っ掛けてあるのね。じゃあ朝市がギルバートかよっていう。あ、でも苗字が村岡じゃないからそれは無いのか。

 花が本を好きで、好きな道に進ませてやりたい親心がしんみり。それに対して、家の事情を察して自分から奉公にでようとしたり、本に興味の無い振りをする花も健気で、この辺は素直にうるっとなる。エアおにぎりとかもう。もうっ。だけどしかし、やっぱりちょっと親が花ばかりむきすぎてるきらいもあるなーって。妹たちはそうでもないけど、お兄ちゃんがなー。どうもこの辺の父子の確執は後から浮上しそうな気配。
 不安要素的なのといえば、この時代に労働運動にちょっと(たぶん軽率に)足をつっこみそうなお父さんの今後が怖い。

 花の詠んだ辞世の句が女学校入学にどのくらいの貢献をしたのかがイマイチ伝わらんのがちょっと不満ですが、とりあえず次週から東京の学校に転入ですよ。勉強方面も大丈夫か不安になるけど、生まれも育ちも正に毛色が違う按配の花が、女の集団の中に入ってどうにかやっていけるものなのかどうなのか、それが心配ではらはらする!

 あとなんていうか、美輪様のナレーションパワーすげぇ。

#02 必殺!パインキック(虚淵玄)

 やっぱりまだまだ情報量が多めなのか、それとも自分の処理能力が落ちてるのか…。ともかく何回か見ないとちょっとついていけない部分がちらりほらり。
 これ、今はまだ世界観を見せている途中ってこともあるかもしれないなぁ。ユグドラシルが色々統括してる計画都市なので、沢芽市でしか通用しないルールってのが結構あるっぽくて、そういうところを逐一拾わないとならないから、その辺に脳みその容量を取られてる感。

■葛葉紘汰
 1話で すごく大人っぽかったと思ったら、今回は年相応以上に子供っぽさが前面に出ててちょっと違和感。まあ、それだけ「大人になりたい、もっともっと」という希 求がすごく強かったってことの証左でもあるのかな。そこに持ってきて、解りやすく「変身」できて、すごいことができるツールを手に入れたら、舞い上がる感 じは理解できなくもないかなあ。しかも、最初の変身でいきなりインベスを倒せちゃったわけだしね。
 自分のためにというか、自分の対面のために力を使おうとするとうまくいかないっていうのは、戦国の武士をモチーフにしてる割にはというか、だからこそな のかですが、とにかく紘汰は他者本位の人なんだね。そして誰かを助けたいという方向で「大人になる」ことを選ぶのかなーという気がします。

■駆紋戒斗
 バロンのリーダー、なんかすごい名前だった!斗いを戒める、とか読めそうな割には随分と好戦的ですが。とはいえ、チーム・鎧武ファンの観客の一言にイラついたのだろうとはいえ、いきなりチーム・鎧武をぶっ潰そうとか、ちょっと器が小さくないだろうか、どうだろうか。
 戒斗は誰かを守ろうとする紘汰とは対極の存在になるのかもしれないね。子供に諭してたところもそうだけど、頼みになるのは自分だけ、という思想というか 哲学を持ってそう。そして多分、それを自分自身で実践してきた人で、だからこそプライドも高いんだろうなぁ。自分の利益になったとしても仲間のズルを許せ ない人だし。

 こういうタイプは後から化けそうな気がするんだけど、あくまで他者ベースの紘汰と、自分ベースの戒斗ってことで、因縁もあるし今後が楽しみな二人ではありますな。

■計画都市・沢芽市
 沢芽市というかユグドラシルは、今回ますます怪しさ炸裂でもう!いいぞもっとやれ。

 ロックシードを回収というか採集してるのがユグドラシルってことは、シドはユグドラシルの関係者って感じかな?
 最後に出てきたメロンのロックシード持ってた呉島貴虎って人もユグドラシル関係者、さらには鎧武を指してようやく一人とか言い出してるわけで、少なくと もユグドラシルはアーマードライダーを生み出したいんだろうね。そのためにロックシードとドライバーを流通させてる、と。戦極ドライバーは初期装着者固 定ってことを考えると、ユグドラシルはある程度ライダーになる人員を選抜したいんだろうね。紘汰はアクシデントだったけど。
 それを考えると、最初は誰が手にしても装着できるっぽいってのはどうなんかな。それとも変身できるかできないかは、ロックシードの方が決定権を持ってる のかな?その割に、紘汰は戒斗からもらったパイナップルシードをすぐ使いこなせてたよね…うーん、解らん。この辺はそのうち明かされるだろ…。

 ともかく、ライダーをそろえようとしているのは、彼らを使って成し遂げたい最終目的があるのだろうし、それが何かっていうのと、ライダー覚醒が今後しばらくのカギになるかな。
 しかし、力のあるものを大量に用意して…となると、蟲毒しか浮かばない!龍騎か。

 プレイヤーパスがないと沢芽市ではもう踊れなくなるっていうのも、なんかけったいなルールで、その辺も後から効いてくるといいなーと思いますね。だって やっぱり不自然だもんねー。踊るのなんか、それこそラジカセ(昭和のセンス)を担いで行ってどこででも踊れそうなものだし。パスがないとランキングに参加 できないというならまだわかるけど、あのランキング自体にも現状では大きな意味がありそうにないので、余計に「そんな一大事かなぁ?」って気分になっちゃ う。この辺、ほんとに後からでいいので意味づけしてもらえたら楽しいですね。内容によっては、ものすごくえげつないことになりそうだけども。

 そういや三つめのチームが出てきたことで、ダンスバトルも戦国感が増してきた感。えーと、チーム・レイドワイルドと。横たわる(伏した)野生?みたいな 感じかな?バロン(男爵)の戒斗がプライドが高いつうのも考えると、レイドワイルドリーダーの初瀬くんつうのは、今に見ていろで捲土重来をかましてきそ う。

■インベス&バトル
 イチゴのロックシードから現れたシカインベスが、イチゴロックシードを吸収して狂暴&巨大化!つうのが実に気になりますね!ライダーに変身する=ロック シードの力を食べる的な意味合いだと思うのですが、そうするとシカインベスの姿はライダーのなれの果てか、それともドライバーによらずロックシードの力を 取り込もうとするとああなるという示唆か。下級インベスもロックシードだったか変化する前の木の実だったかを食べようとしてたし。
 いずれにせよ、ロックシードっていうのはやっぱりあまりいいものではなさそうだし、これとライダーが戦うということの末路というか行く末をどう描いていくのかってのは、すごく気になるところ。

 そして二話目からフォームチェンジきたー!パインアームズか。ごつくてパワー押しタイプかと思ったら、結構器用に武器を使うのな。この辺はフォームの属 性よりも装着者の資質が問われる感じなのかなー。チェーンハンマーブン回し、豪快でいいです、豪快で!派手に行くぜ!(笑)  今回はやっぱり、ライダーキックですよ、ライダーキック!キックが決まると爽快だわ!それでもやっぱり果物押しが変わらないのは、やっぱりまだ慣れない かなぁ。ミカンよりはディティールがあっさりしてたからあまり気にならないといえば気にならないけど。

 シカインベスもあっさり倒して以下次号。それにしても、予告がものすごいバナナ押し過ぎる(笑)

#01 変身!空からオレンジ!?(虚淵玄)

 ライダー合戦で、和風モチーフで果物らしいよ!?ってところだけを押さえて観たんですが、いい感じに好きそうな世界観の気配がしてなんだかすごく楽しみです!フルーツには馴染めてないが、フルーツには。
 あと、脚本が虚淵さんってことで、虚淵脚本のアニメとは個人的に割と相性がいいので、その辺も期待大です。
 さらっと見せてる感じなのに情報量は多めで、結構頭の中がごっちゃごちゃって感じですが、とりあえずさらっと。

■葛葉紘汰
 晴人に続き、割と飄々としたタイプのお兄ちゃんかと思ったら、どっちかといえば大人になろうと地に足をつけて頑張ろうとしている勤労青年だったでござ る。一応、自分で自分の面倒を見られてはいるんだけども、まだまだ自覚も追いつかないし、もっともっと大人にならなくちゃとあがいてる感じ。それが仕事を してるっていうところから直結して、すごくしっかりした印象になるのかなーと。仕事をしてるってところからつながって、自分の生き方を見つけるというのが 意識の面だけじゃなく、実際に社会のなかで認められるというところにもつながりそうな気がして、その辺楽しみですね。

 本人の素質もあるだろうけど、あの面倒見の良さはお姉さんが凄くしっかり面倒を見てくれてたってことだと思うし、それだけにチームでも慕われてたんだろうなーってのが解りやすくていいですね。

 お姉さんを楽にさせたいから、誰かを守りたいからという理由で「変身」したかった紘汰が期せずしてそんな力を手に入れて、誰かのためじゃなく自分のため に生きる道を切り開いていくってのが主軸になるのかなー。今のところ余り不安要素の無いバランス型主人公って感じなので、心配せずに見ていられそうです。

■計画都市・沢芽市
 怪しい!すごくあからさまに怪しいぞ、ユグドラシル!企業の関わり方の規模としては更に大きい気がするけど、555のスマートブレインを思い出しますね!CMやってるところとか含めて。

 最初から「作られた箱庭」として演出してる感がむんむんするのですが、これはなんていうかとても好きな感じの世界な気配がしますな。
 ロックシードが実る森とロックシードが蔓延し始めている沢芽市ってのはすごく通じるものがあるし、森がある空間はファスナーの向こう側で、管理されてい るような気配がする、と。沢芽市が「計画都市」であることを考えれば、インベスがいた世界と沢芽市は対ってことになるのかな。
 鎧武のベルトがロックシードを切って内部を露出させる表現になってるので、もしかするとこれは「ロックシードを食べる」と同義なのかな。ロックシードを 食べていたインベスを見てると好き嫌いがありそうなので、この辺が他のライダーと使うロックシードが違う理由って感じになるのかな。相性が合う合わないみ たいなもんで。

 森の雰囲気がイヌカレー空間っぽい!ってのはおそらく言われつくされてるような気がしますけど(笑)でもやっぱりイヌカレー空間っぽい(笑)
 あと、メタ的に仮面ライダーは敵と同種の力を使って戦うってことを考えると、インベスが戦うことと鎧武というかライダーが戦うことってのも対かな。これ がインベス側とライダー側が等価な意味なのか、どちらかの進む先が他方になるのかってのはまだちょっとわからないかなー。ただ、沢芽市の人がインベスを 操ってるってことは、沢芽市が上位って気はしますけども。もしそうなら、ライダーがロックシードを食べ続ける=使い続けると、インベスに堕ちるって感じに なっちゃったりする?(ガルガンティア的にありそうな感じがw)
 その上下関係があるのだとすると、仮面ライダーとして戦ってる背後にも何かがいるってことになりそうで、この辺も箱庭感かなぁ。

■ダンスチーム&バトル
 よくわからんけど、チーマー同士の縄張り争い的な?アバンからするとライダーも自軍を率いて戦うみたいだし、その辺うまく関わりを持たせてくれるといいなぁ。
 しかし、後から割り込んできてもロックシードバトルで勝てば官軍、それで評価もうなぎのぼりってのは、なんかちょっと気持ち悪いなぁ。その辺も沢芽市が凄く箱庭感がある理由だよね。どうもこう、沢芽市でしか通用しない不文律がいっぱいある感じが。

■ライダー&バトル
 いや知ってた!知ってたけど!知ってたけど果物押しはなかなかに迫力あるな!変身後のライダーの姿は嫌いじゃないというか、むしろ結構カッコいいと思う んだけど!思うんだけど、やっぱり果物が落ちてくるー!なのはどうなんだろうか、いいんだろうか。いやそのうち省略されそうな気もするけど。あと、果物の 形状によっては結構間抜けな図になりそうだけど!オレンジが間抜けじゃないとは言わないが(笑)うーん。ここまで果物押しにしなくても良かったんじゃー?

 突然変身しちゃった系なので、探り探りの鎧武が可愛くていいね。あと、高低差のあるバトルがかっこよかったー!さりげなく、鉄パイプでは全く歯が立たなかったけども、ソードで切ったら効いた!っていうのはちゃんと押さえられてるのもいい。

 あと、気になるのは舞と同じ顔の謎の美少女ですよね。あの森というかインベスというか、ユグドラシルあたりに関係してるんだろうなーと思いつつ、とりあ えず様子見。もしかしてあの森は現実世界の下位互換というよりも完全に表裏一体なパラレルワールド的なものかもね。もしそうだとすると、小さいインベスは 人間、ビャッコインベスとか戦えるスタイルの奴はライダーの裏っかわなのかもねぇ。うっわー。えっぐい。

 引っ張らずに白虎インベスを倒したところで以下次号!パイナップルもなんつうかトガったデザインだなぁ(笑)

#01 大胆不敵(井上敏樹)

 やったー!やったぁ、始まったよ井上脚本特撮!久しぶりですね御大!待ってた!信じてた!事前情報はできるだけ入れないようにしてたんですが、とりあえ ずシャンゼリオン的な匂いがするらしいっていうのだけは聞いてました。が。始まったら全然正統派じゃないですか、やだー!(笑)まあ、次回から正統派から 外れそうですけども(笑)

 ということで、初回はなんだか凄く王道のヒロイックもので、しかもかつての親友が裏切って敵側に、とか、おっぱいとか、千人兵が地球を征服するまであと 100日とか、おっぱいとか、人ならざるものを見ることができるヒロインとか、おっぱいとか、若松さんが出るとかきたこれ!とか、おっぱいとかおっぱいと か、とりあえずおっぱい素敵。おっぱい。そこか。
 正義と勇気と脳筋なゴウがどうやって陰人を説得して仲間にするのかが気になるところ。そして、陰人って囚人なのに、説得だけで光人に戻れるのかどうなの かって所はどうするんだろうなあ。その辺はジンがそそのかしたってことなのかな?4人を口先三図手八丁でどっちが味方につけるかのパワーゲーム的なのが全 体の構図になるのかなぁ?そうするとやっぱり最終的にはゴウとジンの対決になると思うんだけど、ここを単純な正義と悪の構図にはしないんじゃないかと妄想 中。でも1クールだからなぁ。間に合うかなぁ。

 今回はとりあえずキャラ紹介とキャラ配置って感じだったので、さらっと雑感。

■界ヒトミ
 人間に擬態した怪物を観ることができる、と。この怪物ってのが、ゴウの戦艦を襲ってきた一軍に似てる気がするんで、元々はそっちの一派なのかなーとか。 それにしてガリガリ君おとして凹んだり、ヒトミの友達と普通にラブラブ(笑)だったりで、あまり凶悪な感じはしないな、と。これが個々の個体の性格による ものなのか、支配権を握るモノによって右往左往するものなのかちょっと解りづらい。もし、パワーゲーム的なものが全体を貫く話になるんだったら、きっと各 個体は割りと人畜無害なんだけど、光につくか影につくかっていうのが絡んでくるんじゃないかな。

 しかし、こういうモノが見えてるせいでヒトミの精神的なものが落ち込みがちっぽいのは、ちょっと見てて辛いね。メガネとかも、実はみたくない物を少しでも遠ざけるための心的バリアって感じがする。この辺がゴウと出会ってどう変化するかも気になりますな。

■光人ゴウ
 ええいこの脳筋野郎が!可愛いなおい!正義と勇気の人ではあるんだけど、ゲームには弱くてかんしゃく持ちでもあって、暇だといっては筋トレし、でも親友 の裏切りには心を痛める人情家と。いやあ、絵に描いたような熱血系主人公だなぁ。しかもとりあえずはあまり裏も表もなさそうで、井上脚本的にはちょっと珍 しいタイプかな?
 ただ、かなり真っ直ぐなヤツっぽいので、真っ直ぐすぎてジンの苦悩や鬱屈に気付かなかった可能性もあるし、そもそも地球を守ってきたという光人の側にも 裏の顔が有るんじゃないかというところに気が回っていない感じもちらほら。その辺を10話くらいでひっくり返して11話くらいで色々納得させて、12話辺 りからジンと手を組んでかつての上層部と最終決戦とかやったら楽しいけどどうなるかな!

■陰人ジン
 こういう、親友を裏切る奴は井上脚本では「ジン」と名づけられねばならんのだろうか(笑)
 なんか、若干インテリっぽい匂いがするので、上層部の裏の顔に気付いて反旗をひるがえしたけど物量で負けたみたいな、そんな気配をちらっと感じますが、 単に力を求めてとかそういう理由でもいいです。とりあえずおいしいです。陰人としての姿しか出てきてないけど、光人としての姿はどんな感じだったんだろう ね。そのうち出てくると思ってるけど!
 そして、地球での活動する姿が若松さんとかなにそれおいしいだろう!ぎゃあ!カッコいい!若松さんかっこいい!!(ジン関係ない)
 それにしても、若林シンジさんだっけ。若松さん。何をそんなに生きることに飽きていたのかよく解りませんが、金持ちっぽいし、なんかのモラトリアムな感 じかしらねぇ。人生が順風満帆すぎてどうでもよくなっちゃった感が漂ってますが、逆に上手く行かなさ過ぎてもう嫌だってのでも楽しいです。後者だったら、 借金取りに追われる若林さんの姿をしたジンがイライラ爆発とかそういうネタもおいしいです。やって(笑)

 とりあえずメインどころはこんな感じかな。とにもかくにも、最初からガツンとつかみに来てる感があるので、今後がとても楽しみです!そうだよね、1クールだったらスロースタートとか言ってる場合じゃなかった!

 それにしても、次回がいきなりはっちゃけてる訳ですが。
 ああいうバブリーな感じって今の若い子にはニュアンスとか感覚も伝わらないのじゃないかなぁ…ってちょっと心配(笑)

【小説】仮面ライダーOOO

 ちっくりちっくり読んでる小説仮面ライダーシリーズですが、ようやくオーズ分を読みましたよー。
正直、オーズにはアギト、キバとかに比べると思い入れもわりと薄いし、本編もリアルタイムで一度観たきりなのでどういう風に感じるかなーと不安ではあったんですが、楽しかったですよー。
 例によってネタバレありなので注意。


 オーズの登場人物の過去・現在・未来を三部作で描くという、キバ、アギトとは違ってスピンオフと。それぞれの話で、きちんと「欲望」について取り扱ってるのがオーズらしい。特にアンクと映司に関しては、欲望の始まりと広がり、という意味で対になってて、それにまつわるキーパーソンがどちらも少女とその死だっていうのが構成としてにくい。
そしてアンクと映司の欲望のあり方が、表出の形は違うんだけどキレイに相似形を作っていて、なるほどアンクがドライバーの持ち主として映司を選んだのは必然だったんだなーと。

 世界を広げようとして世界を狭くして帰ってきてしまった映司が、どこまでも貪欲に手を伸ばそうとするアンクの欲望の形を受けて、今度こそ世界中を守ろうとするヒーローになっていたのがとても嬉しかったですよね。そして映司が世界中に手を伸ばすことで、今度はアンクも世界を手に入れられるのかもしれない。それは映司と一緒にいられたからで、互いが互いでなければそれは成しえなかった。二人は本当に二人で一人の仮面ライダーだったんだなぁ……。
アンクの章と映司の章はキレイに対になってるので、続けて読むのがオススメかな。

 でだ。問題は現在に当たるバースの章だ。
 いやぁ……この発想は無かったわ。この章だけ完全に毛色が違うスピンオフ。まさかなぁ。バースドライバーに意思を持たせて、その視点で伊達と後藤を描くとか思わないだろ!しかもなんだろう、あのテンションの高さ。おもしろい。おもしろすぎる!おもしろすぎて、地下鉄の中ではにやにやしすぎて読めなかった!

 自らの意思と努力で進化していく後藤と、自らの意思では進化も成長もできず、ただ次代へつないでいくしかないメカの”道具”道の対比がおもしろいね。しかしその根ざす根っこは、自分にできることをするだけで、それしかない、というところで共通している。そしてそれが彼らの欲望でもある、という。
 そういう、地に足をつけた欲望の昇華ってともすれば地味になりがちなので、それをベルト視点というコミカルさでテンション高く仕上げたのが凄い。読んでて楽しい。ほんっともう楽しすぎる。その分、ぶっ飛びすぎてて、頭から続けて読んでるとちょっとノリのギャップが激しくて疲れるのが難点かなぁ(笑)

 全体的に欲望を通低音に上手くまとまってた三篇でよかったです。それぞれの話は短めなので読みやすいのも好印象。ただし、二章は出先で読むな。出先では読むな。大事なことなので二回言いました。出先で読むな。