路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

1話「これがヒーローだ!」

牧歌的というか、むしろアニメっぽい感じのシチュエーションなあけぼの町からストーリースタート。なんかあれだ、「魔神英雄伝ワタル」とかそんな感じのサンライズアニメな雰囲気が満々です。ほのぼのとした感じの町の佇まいと、どっかのんびりしたような警察による町の封鎖シーンとは裏腹に、結構皮肉が利いててシュールな感じがひしひしと。実働部隊を置いてさっさと逃げ出す偉い人たち、とか『警察はアテになんない』という市民の諦観やら、『所詮は他人事なんだよ』というセリフやら。S.H.O.Tが去った後、いきなり店がぞろぞろ開いたり、子供が学校へ行ったりする様子に人間の逞しさも見たりしましたが。
リュウガンオーは、実に典型的なキザ役っぽくて、先が楽しみ。リュウガンオーの銃といい、リュウケンドーの剣といい、今回のヒーローはアイテム主導型ですかね。リュウケンドーなんか、身体乗っ取られてるしな。寄生獣かい!


しかし、乗っ取られていたということは、リュウケンドーの変身ポーズに名乗り、口上から最後のキメまで、アレ全部剣の趣味ですか!「例え大仏様が許しても〜…」ってポワトリンかよ!「闇に抱かれて眠れ」とか、剣も負けず劣らずキザキャラっぽいぞ。…と言うことは、リュウガンオーはキザっぽいけど、変身前は意外と性格違ったりするのかな。


敵の幹部が『どこのS.I.C.仮面ライダーナイトだ』と突っ込んでみたくなったりしつつ、久し振りに博士ポジションで素面男性幹部がいて、ニヤリ。色っぽい素面女性幹部もお願いいたしたく。それにしても、魔獣も魔弾キーから生み出されていたり、同じようなキーを使ってヒーローが変身したり、フォームチェンジしたりと、この辺になんか後の引っかけとかドラマの鍵がありそうです。キーだけに。(オヤジギャグ)


河童地蔵に何の意味があるんだろうとか、魔獣のCGのデキいいな、とか、カメラワークとか凝ってて面白いなとか。あと、魔獣を切り捨てた後、左右に光が消えていって背景の大仏が引き立つのは、ベタだけどカッコいい画面でしたね。
次回も巨大魔獣戦みたいだし、今後どこまでこの路線で続けられるのか、期待半分不安半分。しかしながら、ノリと勢いはかなりいい感じ。次回も楽しみです。

…それにしても、なぜEDはサッカーなんだ。