路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

14話「未来からの敵、ネオデスカル」

闘い終わってほっと一息、のそれぞれ。全員それぞれにらしくていい!つか、寝言でも「OK、艦長」なゴルドさんがめっさ可愛いですよ。つか、最近ゴルドさんの影薄いなぁ…。
レミーが書いた、シャーク隊長への手紙を取り合う、たっくんとレミーが可愛い。可愛すぎて、色恋が発生しそうには全く見えません。小学生のじゃれあいレベルなんだもん。


じいちゃんの「俺を殴れ」から「お前が乗り越えるような壁じゃない、ただのじいさんだよ」という流れには思わずほろっと。最近涙腺緩すぎですが。そういうやり方で、すでにたっくんが自分を乗り越えているんだということを言ってあげるじいちゃんの不器用さとか、「じいちゃんは俺の目標なんだ」っていうたっくんとかね。「いつまでも目標で居て欲しい」というのは「いつまでも元気でいてくれ」っていうことだもんな。たっくんは、やっぱりいい子だ…。
それは逆に言えば一種の甘えかもしれないけれども、まあ、そこまで意地悪くみてやる必要もないしな。


そして未来からやってきたネオデスカル。三馬鹿…もとい三幹部の子孫のはずですが、先祖よりも冷徹冷酷チックです。でも、確実にブレアードの血は引いてる。乗せられやすいし、いらだった時の反応が一緒だよ!ぶふ!
恐獣もパワーアップしていて、流星神でも為す術なし。なんか、セミみたいだなぁ、こいつ。ちょっと間抜けっぽい見かけとは裏腹に、強いし、溶解液がきもちわるい。『三つ目が通る』以来、こういうものを解かす(粘液状にする)兵器って苦手なんだよなぁ…。
しかも潜入されてコスモカプセルも奪われて大ピンチです。それにしてもグローザさん、最後の最後までシャーク4を残す意味は何?あれかな、シャーク4がシャーク隊長のものだと知ってて、最後に一番大きな希望を奪おうとか、そういう意地悪な思考回路の結果ですか。
それにしても、三幹部生き残ってて良かった…。なんだか、敵役のクセに一服の清涼剤と化してますよ、この人たち。


一度、ワームホールを通ってくる戦艦がシャーク隊長かと思わせておいて、実はネオデスカルだった、という流れを踏んでいるので、ラストの戦艦発見の報がものすごい絶望の序章に聞こえるというこの構成がゾクゾクします。超星神シリーズは、CMがあっさりネタバレをかましてくれるので、多分これはあの人だろうと予測はつくわけですが、予告で出てなかったらきっと冷や汗ものですよ。もしネタバレを一切知らなかったらかなり緊迫感の高い話だもんなぁ。