路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

21話「勝利へのフリーキック」

閑話休題話。つか、いきなり「休暇だ!」には笑った。しかも反応があっても出動不可なんだ。シャーク隊長、気を抜けない時のオフは、できれば交代制にしたほうがいいかと思うのですが、いかがでしょう。


そしてピクニックに行くのはいいけど、別の星にまで行っちゃうのがスケールがデカイというかなんというか。環境が地球と一緒だから大丈夫、という未来組と、そうは言われても躊躇してしまう拓人の対比がおもしろい。未来組にとっては、近くの星にピクニックに行くっていうのは、ごくごく普通のレジャーなんですね。


レミーの普通の格好が可愛い〜!そして「なんかスースーする…」にも大笑い。いつもタイツ履いてるからねぇ。ケインの私服は正直微妙だと思う。そして制服を着替えないどころか、「命令なんだから休め…!」と自分に言い聞かせないと休めない、仕事(?)人間なアドにも大笑い。いるいる、こういう人。


サッカー少年のエピソードは、「願いをかなえるためには努力しないと」ということなのかな。あとは「仲間を思いやるのは大事だね」ってことかな。この辺は「シャーク隊長に休暇を上げるのは俺たちだ!」とジャッカルに戦いを挑む拓人たちにも通じるところですね。
あとは、ここでジャッカルと拓人たちを対戦させておくことで、ジャッカルVSシャークの戦いに拓人たちが介入するための筋道をつけたのかも。


ブレアードはガレイドへの反抗が過ぎたのか、牢屋に閉じ込められ中。そうか、安藤家での暮らしは、ブレアードにとっては知恵のリンゴだったのか。出奔しちゃったしな。そして、ジャッカルと妙な友情を築いてるよ!こらこら、拓人はどうした、拓人は。
ジャッカルとブレアードもなんか一種単純同士って感じでおもしろいですね。この2人は夕暮れの河原で殴り合って

「お前…強いな」
「お前こそ」

という典型的なパターンが似合いそうです。今までは単なるシャークへの妄執だけで動いている感のあったジャッカルも、なんかいい奴に思えてきました。ほんと、セイザーXは敵キャラがいい感じ。というか、こうなってしまうと倒しちゃっても後味の悪くない悪役って、グローザとガレイドぐらいしかいないんじゃ。


無表情で応援するアドが可愛いな、とか、シャーク隊長にやってくる安藤一家がステキ、とか色々ありますが、総体的に軽くて楽しいいつものノリのセイザーXだったなぁ。今までが重すぎたのか。


今日の一言「何でも一生懸命努力しよう」。そうそう、まずは努力ですね。努力が報われるとは限らないけどね。とか思いつつ、100tを持ち上げるのはさすがに無謀じゃないのか、アド!(笑) ゴルドさんなら楽勝だと思うんだが。そして妙な安っぽさ満載の岩の「100t」の文字に大笑い。