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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

「好き」「嫌い」と「良い」「悪い」

なんか、相前後してこんな2例が聞こえてきたので。あんまおもしろい話題でもないんですが。

■石舘通信『失踪日記』ロングレビュー
http://comitsu.blog47.fc2.com/blog-entry-37.html


大極宮『週刊大極宮』第245号「厨子王の逆襲」
http://www.osawa-office.co.jp/weekly/weekindex.html


後者の京極夏彦氏が言ってるのが誰のことかは知りませんが、『失踪日記』ロングレビューがいかにも京極さんの言ってることに合致する部分を備えているのがどうにも。別段気にしていた訳でもないのに、近い時期で近い方向性を向いた件が聞こえてくるってのが、偶然って不思議と片付けるべきなのかどうなのか。


確かに、自分では客観的なレビューなんてものはできるとは思えないですし、しようとも思ってないんですが、これと同じ態度で「評論家」なり「編集者」なりという職業についている人に仕事をして欲しくないな〜とは思います。
特に『失踪日記』ロングレビューなんか、「コミック・漫画情報サイト」に載った文章ではある訳だし、公正な目で見た文章を載せてもらわないと、情報サイトとしての意義もなくなっちゃうでしょう。好き嫌いを垂れ流すだけだったら、ぶっちゃけそこらの個人サイトでもできるんだし。


まあ実際「好き嫌い」を「良い悪い」にすり替えちゃうのは自分でもやっちゃうところがあるな〜と反省することもしきりだったりする訳です。割と高い評価が聞こえてくる「龍騎」の最終回なんですが、あれは私は好きじゃなくて、当然、自分の中での評価も低かったりするんですね。ただやっぱり、広く評価が高いということは見るべきものがあるってこと。もともと龍騎は最愛キャラの芝浦が死んだ時点で半歩引いて見ていた自覚があるので、そこは悪い方向に補正が掛かって見てる可能性は大きいですね。ということで、少し余裕もできてきた事だし、一度ちゃんと見直したいなぁ。


そういう意味では、この2件、非常に考えさせられたな〜という感じです。
とはいえ、私は評論家でもなんでもないので、好きな方に良い意味での補正が掛かるのは止めないで置こうと思います。(笑)
京極夏彦氏の文章で

>もっと正確に言うなら「愛せないと思い込んでいるからツマラない観方しかできない」んじゃないんでしょうか。

という一文があるのですが、逆もまた真なりと思うので。愛そうと思っていると、おもしろい観方もできるんじゃないかな〜。それで更なる楽しみが見つけられたら、そりゃー人生幸せになれるよね、と、基本楽天家の私は思うのですよ。