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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

Task.12「ハーメルンの笛」

 前回誕生した「さくら最強伝説」の発展編+女の子話。初夏のパワーアップが一段落して、チーフを中心に据えた放射状の人間関係が大体固まった辺りで、今度は各メンバー間の関係構築に入った感じですかね。やっぱ戦隊は、この網の目的な人間関係がおもしろいところだからな!

 さくらねーさんの過去判明はいいんだけども。自衛隊の特殊部隊って!そりゃまたえっらい特殊なところを持ってきましたな。つか、チーフは元トレジャーハンター、蒼太は元スパイ、さくらねーさんが元自衛隊特殊部隊って、初期三人組の前職がどれもとんでもないですな。真墨と菜月のスカウトの様子を見るにチーム編成はチーフに一任されてたっぽいんで、チーフはまずは自分が苦手な分野のプロを入れたっぽいね。ある意味、初期三人だけでも十分バランス取れてるもんな。


 今回の話は「帝国の真珠」で菜月がさくらに影響を与えたのの裏返しというか、菜月がさくらのいいところを見つけてリスペクトしようとする話で、やや対になってる感がありますね。「帝国の真珠」が菜月→さくらの影響が主題の話じゃなかったんで、ちょっと強引ではありますが。
 ついでに言うと、「帝国の真珠」はもっと後の方がおもしろい話になったんじゃないか、的なことを書いてたんですが、結果論かもしれませんがあっちが先で、こっちが後で良かったなぁ、と。フォローはされてるものの、今回のさくらねーさんはちょっと冷たく見えるところもあって(そのクールさがまた良いんだけどな!)、でもその実「子供にうまく笑ってあげられなくて困惑する」面があることを解ってるもんだから、それぞれの面が相互に作用しあって、ねーさんのキャラが深まった感じ。まあ、順番の辺りに関しては好みの問題も大きいような気はしますが。


 生身で、銃器をがしがしぶら下げてカースに向かってくさくらねーさんは、えっらい強かったですな!つーか、むしろ怖すぎるぐらいだ。確かに、戦闘力ではチーフも適わないかもしれん。結構ねーさんにフォローされてたとはいえ、ついていってた菜月もすげー。つーか、菜月に銃器扱わせても大丈夫なもんなのか……。まあ、今更か。
 アクセルテクターとデュアルクラッシャーも、誰が使っても良いってのが、等身大戦の決め武器なのに汎用性高くて素敵。今回は名乗りもねーさん中心だったし、全てにおいてねーさんの見せ場満載で嬉しかったな〜。等身大のキメがねーさんだったんで、菜月の見せ場はちょっと控えめだったけどね。


 そんな訳でさくらねーさんと菜月に隠れてる男性陣ですが。でもチーフが!チーフカッコよすぎだった!カナデガミの攻撃からさくらと菜月を護ったチーフの脳裏には、やっぱりマサキとキョウコが居たんでしょうな。それにしても、ジャケットには大穴開いたのに、全然無事なTシャツが凄すぎる。あのジャケットそのものが、特殊繊維かなんかでできてて、耐久力高いのかも。
 あと、さくらねーさん関係で、あちこちにフォローを入れまくってるチーフがまた可愛かった!微妙に中間管理職の匂いもするけど。(笑) この辺、會川さんと小林さんのチーフにちょっと差がある感じかな。會川チーフなら、他のメンバーが自分でさくらねーさんの真意を悟るか、うまくいかなくてこじれまくるかするまで放っておくと思うんだよな。良い悪いじゃなくて、ちょっと今回のチーフはスタンスが違ったな、って感じなんですが。


 そして今回はビルから落ちたり、操られたり、捕まったりで、なかなか良いところなしだった蒼太と真墨。この二人はなんかこう、じゃれあってるとはちょっと違うんだけど、チーフへの尊敬やら対抗心やらとは違うベクトルの感情をぶつけ合えてる感じで、これはこれで可愛いよね。お兄ちゃんと弟みたいで。
 微妙に意外だったのは、蒼太さんからさくらねーさんへのスタンスかな。初期三人でボウケンジャーをやってた時期がどのくらいあるのか解んないですけど、それでも付き合いはそこそこ長いはずで、チーフに言われるまでもなくさくらねーさんのパーソナリティやものの考え方は解ってたんじゃないかと思うんだけどなぁ。まあ、その辺は劇中の時間の流れを全て追える訳じゃない以上、多少仕方ない面もあるけどね。
 それにしても、蒼太さんはちょっと女の子に夢見すぎだと思った。つーか、見ずにはいられない、とかかも。今回さくらねーさんが下した決断と同様のこと、もしくはもっとえげつない決断も過去には下してきてたかもしれなくて、そういう過去が悔恨の一つである以上は、「そういう決断を下して欲しくない」というセンチメンタリズムもあるのかもしれず。


 転じて巨大戦ですが。うーんうーん。やっぱり正直、小林さんの話のときはどうもロボ戦の盛り上がりに欠けるんだよな〜。換装もなにもなく、とりあえずスーパーダイボウケン登場で、あっさり撃破だからな〜。うーん。


 20%の危険を顧みず助けに来てくれたさくらねーさんの、言葉に出さない真意を汲んでくれたことといい、「自分の責任は自分で取る」と誰に言われるまでもなく頑張れるところといい、やっぱり菜月はいい子だな〜。
 そして箸も結構器用に使いこなす菜月。やっぱり、真墨の教育の賜物だろうか。どこまで真墨はオカンなんだろうか。(2008/07/12記)


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