路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

28話「侵入!新たなる戦力?」

Xデーが過ぎ、一応は未来の歴史どおりへの道筋を回避したセイザーXたち。が、アドとゴルドの乗ったアドイーグルは異空間に飲み込まれたまんまだわ、未来からネオデアークはやってくるわで、ちっとも事態は解決していません。むしろセイザーX側にしてみれば、未来からの救援を(一応は)期待できるワームホールは閉じられ、新たな敵は現れ、味方は一部行方不明…で、マイナス面ばかりが際立ちます。


それなのに。ああそれなのに。そんな緊迫した状況ですら緊張したままでは進まないのが超星神シリーズの醍醐味ですな。ゴルドの奥さん登場〜!若い!可愛い!そして諜報員!ゴルドが心配な余り、未来に帰れないことを承知でネオデアークに潜入して過去へ渡ってきたんだとか。前回ナゾの引きをした女性はパトラだったのね。無意味な引きじゃないとは思ってたけど、そうくるか〜!
ゴルドは大分尻に引かれていた模様。大学イモ、毎日のように食べてたのか!新婚当初「これ美味しいよ」と言ったばかりに、毎日同じおかずを食べさせられる、などという、実にべたべたなパターンも、この世界観だとなんか許せるから不思議です。でもマジで美味しそう。安藤家+ケイン+ブレアードもあっさり完食。


ネオデスカルのやり口が気に食わず、もうさっさとサイクリード、アクアルと共に宇宙に帰ってしまいたいらしいブレアードは、セイザーXに協力を申し出。
つか、ちょこん…と戻ってきたけど、相当葛藤したんだろうなぁ…。ジャッカルの最期を看取って、ネオデスカルにも帰れなくて。少なくとも、話し合うこともせずただ闘うことの虚しさは、ジャッカルを見ていて、どうしようもないほど身にしみたんだろうし。春子さんが出してくれた納豆ご飯、凄く美味しかっただろうなぁ…。


慇懃無礼を地で行くというか、面従腹背を旨とするというか、ネオデスカルの新たな幹部は、さくさくとアクアルを懐柔することに成功。サイクリードは、戦いはしたくないという思いはありつつ、ブレアードのところへ出奔もできず、アクアルを諌めきるだけの言葉も持たず。優しいが故に、自分の行く末を決めかねている典型って感じです。なんか、サイクリードが一番かわいそうな気がしてきましたよ。


そして、トレーニングにいそしむシャーク隊長とレミー。うわ、もしかして2人ともそれなりに自分でバトルってますか?そして本当にトレーニングらしいというか、実践的な訓練だな、これ。特にレミーの動きなんか、かなり実用的な護身術入ってますよ。
シャーク隊長がレミーを鍛えている背景には、やっぱりジャッカルへの悔いが少し見え隠れするようなしないような。自分を狙ってきていたとはいえ、シャーク隊長にとって、ジャッカルは倒したい相手ではなかったはずだし。しかし、レミーを娘のように思ってるような描写は今までにもあったし、そのレミーとつい重ね合わせたくなるということは、ジャッカルって相棒っていうより、被保護者?
そんなシャークの心のうちを知ってか知らずしてか、徹夜続きでフラフラになりながらもシャークのために頑張っちゃう宗二郎。いいなぁ、男の友情!


じいちゃんは、なんか最初の頃に比べると丸くなったなぁ。丸くなったというか、たっくんの成長を認めてるのかな。なんだか、成長した息子と一緒に酒を酌み交わす、な雰囲気マンマンです。
それにしても、「護りたい仲間のために、がむしゃらに向かっていく決断をすることが、必ずあるから」というのは、なんだか不吉な予感がしますよ、じいちゃん!


今回は、このトレーニングを実戦で使って見事に危機を脱したレミーと、めちゃくちゃな戦法ながら助けに入ったパトラに燃え。パトラ、かわいいなぁ…。レミーとはまた違ったベクトルで。そりゃゴルドも惚れるわな。


現在過去未来、なんだかしっちゃかめっちゃかになってきた戦いは、大混戦。それにしても、マンティス11頑張れ。超頑張れ。アドとゴルドの命はお前に掛かってるぞ〜!


今日の一言。「やりたいことは、どんどんチャレンジしてみよう」
アイン&ツバイン可愛いぞ!アインが頭脳派、ツバインが肉体派?