路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

第33話「青い火の女」

良かった…!リュウさんがいつものリュウさんに戻った…!…いや、そこでなくて。


テッペイが主役の回って、妙に人情味の溢れる、良い話が多い印象がありますね。なんとなくだけど、リュウさんは「(新・旧)GUYSの一員として」という立ち位置での話が多く(1クール目はセリザワ隊長との絡みで、実質主役みたいなもんだったからちょっと除外)、ジョージや、マリナ、コノミは自分の過去と向き合う話が多くて、共にゲストとの絡みはありつつも自分の中で何かを昇華するという部分の印象が強いのですが、テッペイはゲストとの関係性の方が強く印象に残るからかもしれません。


今回はものすごく素直におもしろく、しかも切なさも全開でもう。テッペイ、イイ奴なのに…!…ちょっと予想もしてたけどな、あのオチ…。
隊長=ゾフィーだとすると、あの説得というかアドバイスも更に含蓄が深くて、胸に来ますね。とはいえ、こと人命に関わることで「結果を恐れず」というのはやはり怖いもの。むしろ『諦めたら、そこで試合終了だよ』ということかな。サコミズ隊長は自分から先陣切って突っ走ることはほとんど無いんだけど、いつもさりげなくメンバーのメンタル部分のフォローをしていくのがいいね。


演出的にはちょっとホラーじみていたというか、正直苦手な感じの画面が続いて、一人でドキドキしてました
これでダメって、どれだけ怖がりだ自分。焦げた花とか炎の中の怪獣とか、美しいながらもエグさを感じるシーンも良かった。


そして冒頭でも言ってましたが、ホントにリュウさんが元に戻ってよかったよ…!ミサの寝顔を見に行ったり、テッペイを焚き付けてみたりと歳相応っぽいところも見せつつ、「兄貴」的などっしり感もしっかり。
ああ、よかった。先週のリュウさんは悪夢だ。悪夢を見たと思うんだ。


予告ではレオ登場!またも元ネタが解らない過去オマージュなのか、あの格好は!やはりレオか!まずレオを見ねばだめなのか!
ええ、おおとりゲンが非常に好みの顔で、ズッギュンでしたよ。あはははは。