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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

40話『ああ…解るさ…』

同じくワームである人間を大切に思う風間と天道、そして加賀美の試金石となる話でしたね。風間に対して「解るさ…」と呟いき、何度も「あの女はワームだ」と警告を発していた天道は、自分自身に同じだけ同じ言葉を投げ掛けていた訳ですよね。「それでも護れるのか、護る覚悟はあるのか」と。天道はその意味で、風間より一歩進んだところに居る訳だけども、風間が「それで世界を敵に回しても麗奈を護る」と腹を括った時は、対立したとしても覚悟そのものは認めるんだと思う。
この覚悟を決め切れなかったのが、風間の弱さであり、ある意味優しさなのかな。


同じ天秤にかけられているのは、残りは加賀美。加賀美が「鏡」ならば、天道と逆の選択をしそうだけれども、さてその辺はどうなるかな?


ここまで書いてきて、ようやく主題が見えてきた気がする。今までの白倉ライダーは、世界の危機を個人の問題に極小化して「俺ができることをする」結果が世界の平和に繋がっていたりした訳だけれども、今回は個人を取るか、世界を取るか、という、ある意味ヒーローの根源に立ち返ったところを突きつけてきてるのか。この極端な対立項の選択をドラマにするためには、やっぱりどれだけ天道がひよりを想っているかというのを出さないとならないし、天道がいい意味で崩れてきてるのは、必要不可欠なことなんですな。…まあ、ちょっと唐突感は否めなかったが…。


今回も面白かった地獄兄弟。「地獄だ」「俺たちは2人だけだ」的なことを言いつつ、弟同様兄も余所向いてんのね。ただそれを見る先が「光(的なもの)」だった弟と、「同族の闇」だった兄の差が対照的。なんだかんだいってこの2人も向いてる先は逆で、互いが互いの鏡状態なのかなぁ。やっぱり天道と加賀美のネガか。
なんで、風間の話である今回では異物だった訳で、あっさり吹っ飛ばされてしまったんですな。見事な吹っ飛びっぷりでした、兄!すばらしいよ、兄!


ダーク天道は、天道にはっきり敵意を抱いているのか、それともひよりに関係ありそうな人間だから好戦的だったのか。あの辺は今後の展開を見ないとなんとも。


そういえば、「皆既日食」というのは黒い影の落ちた太陽のことで、天道は当然「お天道様」なわけだから、皆既日食ってのはそのものずばり、ダーク天道のこと?とかぼんやり思ってみました。