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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

43話『そいつはワームだ』

加賀美編が一息ついたと思ったら、畳み掛けるように天道編。その裏で剣ぼったまの話は徐々に進行していて、あー、心臓に悪い!


擬態天道が時空の彼方からやってきちゃいましたよ。擬態なのに、随分キャラ違うよね。これはワームの元々の性格なのかな。麗奈も元々の人格とワームとしての性格には差があったみたいだし、それはそれで良いのか。あくまで擬態なんだし。でもごめん。ちょっと…いや、かなり可愛いよ擬態天道…。かわいい顔と無邪気な口ぶりでやること怖い、というと555の北崎さんを思い出すな。


擬態天道も本物の天道も、行動原理は一つ、ただひよりの為なんですよね。擬態天道は極論に走りがちだし、本物天道はもしかしたらちょっと独りよがりかも、と思わなくもないですが。
天道が独りよがりになるのは、そういう性格だからというのもありますが、やっぱり自分が基本的に何でもできる人だからなんですよね。自分が考え、出した結論を自分で実行する行動力と能力がある。だからそれが唯一の正しい道だと信じて突っ走っちゃう。今回の「わざと負けて時空の彼方への入り口を探す」という方法をとろうとしたことなんか、その最たるもの。残された人間がどう思うか、そういう手段を取らせてしまった周囲の人間が何を考えるかというところに気が回らない。これは初期から一貫して天道の弱みであろうかと思います。


で、この弱みがボロボロっと出ちゃったのが今回。
一つは擬態天道に「そいつはワームだ」と言い放ってしまったこと。天道の中ではひよりがワームだろうとなんだろうと「妹を護る」ということには変わりなくて、その意味では何の他意も無かったのでしょうが、当のひよりの気持ちをまるっきり無視しちゃってる。だからひよりもシシーラワームに変身して殻を被っちゃうし(いや、こっちが本体なのか?)、「この世界に戻らない」とか言わせちゃうわけですよ。このひより、映画で加賀美のプロポーズを跳ねつけた時の強がりに通じるものがあって泣けるんですけど!
もう一つは加賀美ですね。前に天道が「お前は友達じゃない」と言い放ったのは「お前は俺と肩を並べて歩いていける男だ」という天道最大の賞賛だったと思うのですが、今回加賀美を蚊帳の外に追いやっちゃったことで自分が認めた男を、結果的に貶めちゃった訳なんですよね。うーむ。ちょっと言い方がきついなぁ。でもそういうニュアンス。
そもそも、天道は以前加賀美に向かって「自分を投げ出して戦うのは愚か者のやり方だ」的なことを言い放っているんですよ。にも関わらず、今回天道はまるで同じことをやってしまって、それを加賀美に突きつけられたんですよね。言った言葉が跳ね返ってくる…!やっぱり加賀美は鏡だ。


そしてカブトvsダークカブト!前回の鬱憤を晴らすかのようなバトルのバトルのバトルの連続!たまんねー!やっぱりライダーは肉弾戦やってナンボだね!ダークカブト、渡邊さんだよね?多分。腰周りの細さが王子カブトと並ぶと際立つわー。心なしか、スーツもだぶついてるような気が…。色合いがダークになって、本物のカブトより凶悪そうなのに、細さと動きがあいまって、不安定な感じの擬態天道っぽさが素敵。
加賀美に叱責された後の戦いで、初めてキャストオフするカブトが良い。正に一皮むけたって感じで。


剣ぼったまも地獄兄弟も良い味出してた気がするのに、天道と加賀美の一件でまるっとやられて脳からぶっ飛んだ。さて、どうなる次回!


…世間では電王が盛り上がってる筈なのに、今更ここで1人盛り上がってるのって微妙?(苦笑)