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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#06 リプレイ・人間はみんな音楽

 やばい。そろそろジェットコースターのスタートの天辺が見えて来た気がする。頂点を過ぎたら一気に加速して振り回されそうな予感がひしひしとする。つーか、今回で既に振り回されてますか。そうですか。ひゃほー。
 今回もまた過去と現在の切り替わりが非常に激しくて、だからこそ過去と現在の対比が鮮やかだったわけですが、感想纏めるのはやっぱりちょっと大変です。


■父と子
 今回の一番のキモはココでしょう!やっぱり。音也からゆりに伝わった言葉が、時代を越えて息子に届く。これ以上の燃えシチュエーションがあるだろうか!いや、無い。(反語)
 人間は全て音楽を奏でてる、っていうのは、今回のサブタイトルにもなってるくらいだし、それが親から子へ届くって事は、今後も重要なキーになるんだと思うんですよね。特に渡にとっては。音楽に例えたのは音也が音楽家だからであって、要するに「どんな生き様を生きているか」なんだけど、その言葉を受け取った渡がこれからどうこの言葉と向き合っていくかな、ってのは注目したいところ。
 ついでにこの言葉が恵にも影響を与えていることも気になるところかな。単にこの言葉の伝達経路として麻生親子を使うわきゃないだろうし。恵の父親が明らかになってないことを考えると恵と渡って姉弟なのかなぁ。やっぱり。
 それと、作品自体のテーマがテーマだけに「父越え」の物語は絶対やると思うんですよ。わざわざ時間を越えてもたらされた言葉がこれに関与してこない訳がないと思うので、その辺も期待したいところ。父と子から外れるけど、仮面ライダーにつきものの「親殺しの物語」もね。


■ゆりと音也
 やばい。音也カッコ良いよ音也!音也の強さは、やっぱり精神の強さなんだと思う。肉体的にはファンガイアより弱くて、当然ろくな武器も持ってないから負けちゃうわけだけど、それを補って余りある心の強さ。結構チャラけたところもあるし、それを殊更に演出して見せてる部分もあるように思うけど、今回ゆりの捜索をしてるときに見せた顔とか、ああいう強さがある。そういうところはゆりも気付いてはいたんだと思うんだけどな。いや、気付いててくれてたらいいな〜っていう希望的観測も込みですが。
 人の生き様を音楽に例えて、それが好きだというのは、なんというかものすごい愛の告白ですな!ゆりだってそれに気付いただろうし、今後のこの二人の関係がますます気になって仕方が無い。
 そして、ゆりのペンダントを食いちぎるシーンが余りにエロスでどっきどきっすよ!ヤバイよあれ!


■恵と渡
 恵と渡は今回でちょっと関係が進展したかな。ゆりと音也のような好意ではないけど。今までは「この世アレルギー」とか言ってろくにコミュニケーションも取れない、人に何かを頼むのもお礼を言うのも(自称)保護者同伴だった渡が、結果はどうあれ一人で助けようとしに来てくれたというのは、恵が渡を見直すには十分な出来事ですよね。で、渡がそうなれたのは「恵の音楽」のお陰なんですよ。恵自身は知らないけど、恵を助けたのも渡の音。人の音楽同士が絡み合って良いほうへ向かっていくっていうのは、共演とか二重奏とか、そんな感じがして象徴的で良い。


■スパイダーファンガイア
 現代でもまた逃げたー!これはこの後も何回も出てくるな。クウガにおけるゴオマ的な感じになるんだろうか。なかなか味のあるキャラなんで、今回限りになるには惜しいしな。
 今回は、ゆりの生き方を好きになった音也と、見た目とか性格とか表層に近い部分でゆりと恵を同一視して追い掛け回している糸矢がうまく対比になってましたね。花嫁にしてやる前に美しく飾ってやる、って辺りがまた表面というか見た目にこだわってる感じが出てるし。それにしても、22年で奇矯っぷりに磨きが掛かってるのはゆりに片思いしてた時間が長すぎてどっかキレた?


■音也と次狼
 この二人の関係はいいね!北方謙三的なハードボイルドの匂いがするね!北方語で言うなら「嫌いじゃない」はイコール「好き」ですよ!そして手を貸すのは探し当てるまで。そうだよ、そこで手を貸したらダメなんだよ!だけど音也がピンチの時には颯爽と駆けつけてきて助けてくれるんですよ!ぎゃー!戦う男同士ってすんばらしい!まあ、あの調子だと次狼はゆりを助けに来たんだろうけど。
 キャッスルドランに閉じ込められてから20年ぐらいってことは、過去編で何かあるんだろうけど、そこでの二人の絡みとかも気になるな〜。


■バイオリンを弾けた訳
 今回の渡の思い込み砕きにも通じるんですけど。
 前回最初の方で、ご近所の皆様相手に演奏会しようとして駄目だったんですけど、これが今回初めて静香以外の人の前でちゃんと演奏できた、ってことで、「僕はやっぱりだめなんだ」という負の思い込みを破壊してるんですよね。
 で、なんで前回は駄目で今回は弾けたのかっていうと、やっぱり恵の音楽を聞かせて貰ったから、なのかと。つまり恵の生き様に触れて、その恵を喜ばせたい、守りたいと思ったからこそ恵の前ではバイオリンが弾けたんでしょうね。前回ではまだ「父のヴァイオリンに導かれて」「自分の意思が無い状態で」戦ってた状態だったし(それ考えるとやっぱり前回のコンサートは静香の発案か…)人に言われてできなかったものが、自分の意思では弾けたってことなんだろうな〜。
 そしてキバットリビアがヴァイオリンの語源に触れてて「ヴァイオリンは人を喜ばせるものなのだ」ってのもこれに掛かってるんでしょうね。どちらかというと「僕はお化け太郎なんかじゃないです、紅渡です」というおそらく自分のためという意図が強かった前回のコンサートが失敗で、恵を少しでも喜ばせようと弾いたのが成功だったってのも、綺麗に繋がって落ちたな〜と。


ト音記号
 今回の記号はト音記号ですね。音の高低でどの音部かを表すんだそうですが、これはに楽譜全体に影響する、基準値と解釈するとしっくりきそう。「人間はみんな音楽を奏でてる」=「人には人の数だけ生き様がある」というのが基準値というか、根底だよ、と。そういうことなのかな〜。これが人の基部であるとするならば、ファンガイアにはファンガイアの基部があるわけで。その辺に踏み込むとしたらヘ音記号が使われたりするかもね。まあ、人間とそれ以外ってくくりで、ファンガイアとは限らないかも知れないけど。


■バッシャーフォーム
 新フォーム登場〜!が!その緑はどうなんだ、その緑は。もうちょっとこう渋めの色にはならなかったのか。なんだろう、あのスライムグリーン。いや、緑ってそういう意味では扱い難しい色だけど。あんまり渋くしすぎても、今度はバッシャー人間体のあの子のイメージにそぐわなくなるしな〜。
 銃使いなせいか、今回は印象的な殺陣はあんまり無かったかな。水面のバンクは好き。きれいだよね、あれ。そしてやっぱり、高岩さんは神秘的な、神々しい感じの動きが似合うと思う。アギトとかカブトとか。今回は魚のイメージが入ってるせいか、ちょっとしなっとした感じがしないでもない。うん。端的に言うと、シープファンガイアにとどめさした後の腰のひねりね。ピンと伸ばした腕もあいまってなんかこう。うん。


■美しき青空の会
 そのネーミングセンスはどうよ。嶋さん。


■名護君
 アレだけ引っ張ったくせに、変身どころか出番が!出番が!!


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