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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#16 プレイヤー・非情のルール

 いやもう、なんていうか。先週30分と今週の前半がとても平和で、平和であるがゆえに後半の悲劇がもう。もう!誰一人として救われてないよ。確かに前回は「一回休む」だったかもしれないけど、それにしたってこう。


■過去編
 音也退院おめでと〜う。あの後ちゃんと病院食は食べたんだろうか。そういえば、前回ゆりが「あ〜ん」してくれた食べ物は糸こんにゃくだったようだ、という指摘を見かけて納得しましたよ。そりゃぁ微妙な顔するわな、音也。そんな話を聞くと音也が病院食を食べていなかったのには特に意味は無いような気もしてきた。単に偏食で、嫌いなもの多いだけだったりしてな。本人は糸こんにゃくだけとか言ってるけど。閑話休題


 大ちゃんもといルークが、着々とタイムゲームをしていて、過去の所業を見せ付けられるにつけ絶対に現代編が唯で済むわけが無い、というこの危うい均衡感がものすごくはらはらした。いやまあそれが狙いなんだろうけども。そのくせご褒美にパフェとか食べてる姿には大ちゃんの片鱗も見えて、ほんとルークはどうしたものか。萌えっ子の部分と残虐さのギャップが。うーむ。


 危うさといえば、ゆりの危うさもどんどん露呈してきましたね。ファンガイアを許せないのも正義感の現れというよりは完全に自分の復讐で、しかも周囲が見えなくなってきてる。そりゃ次狼じゃなくても気になるっつの。
 この「身内の復讐」という構図はまんま現代編の恵に繋がってるわけだけども、現代編でゆりの件を先取りすると過去編のドラマに影響が出る関係か、はっきりと描写されてない分、恵はまだバランス取ってるように見えますね。むしろゆりは「正義のために」ファンガイアを倒している名護さんのネガなんだろうか。


 ダブル変身来たー!過去編が先にこういう燃え展開を持ってくるとは!まあ、現代編でイクサとキバのダブル変身をやろうと思うと、せめてもう少し時間が必要だろうとは思うが。やっぱり戦う男たちはカッコ良いね!
 次狼は、子供生ませる予定のゆりになんかあっちゃ困る、ってーのと、ルーク相手に一人じゃ敵わないから戦力要員として音也を利用したんですな。ゆりをだしにしてる辺りが、ホント嫌な男(この場合ほめ言葉)だな、次狼!しかしまあ、音也も次狼の口車に乗ったフリで、実は更になんか考えてそうな雰囲気もする。音也のことだから何も考えてないかもしれないけど。


 それにしてもルーク強いよ、ルーク。むしろ強すぎだよ。ガルルとイクサ二人がかりでもだめかよ!しかもあの二人の邪魔すらタイムゲームの中断には関係しないんですね。本当に強敵だったらなりふり構っていられないというか、ゲームのことは無視して「とにかく倒す」という方向になりそうなもんなんですけどね。まあ、格下に見られまくってたせいで、時間切れで助かったんだけども。
 ……怪人体でも腕見てたけど、実は時計しっぱなしなんだろうか、ルーク……。


■現代編
 過去編との対比で見てると、ほんと薄氷の上っていうか、ガラスのロープを目隠しで渡るっていうか、とにもかくにも危うい感じが胸に苦しいですな。大ちゃんモードのルークがまたほんとに可愛いからさ〜!「うんっ」とか言ってガッツポーズ取ったときなんか、素でテレビの前で倒れたよ。可愛すぎるから、大ちゃん!あーもー!


 定食屋の恵里子ちゃんが「いろいろやったほうが良いよ」ということで大ちゃんがバイトをすることになり、そしていろいろやってみた挙句に記憶を取り戻して、定食屋の悲劇に繋がる辺りが、まさに無情というか非情というか。恵里子ちゃんもお父さんも常連さんたちも何も悪いことしてないんだもん。それはファンガイアの手に掛かったほかの無辜の被害者たちも同じなんだけど、きちんと日常を描写されていた分「顔と名前の無い被害者」じゃないんだよね。それは渡にとっても同じことで、だからこそ相手が大ちゃんであってもとにかく変身はできたんじゃないかと思う。その後はやっぱり苦戦してたけどな。


 知ってる人がファンガイアだった、というのは大村さんのときにもやってて、あの時は自分で手を下すことは無かったけど、ルークはきっとそうは行かない。今回こそイクサが助けてくれたけど、いつもそうなるとは限らない。渡が心を鬼にできるかどうかというのが、キバの転換期になる気がする。なんとなく。
 とはいえ、信じては裏切られ続けている渡がそれでもまた誰かを信じられるというのは、すごい強みだと思う。ああ、これこそが渡の強さなのか。


 ルークを封印したのは誰なんだろう。あそこでわざわざキバの話題を出すってことは、やっぱり先代キバなのか。あと、ルークだけなのかどうなのかというところもかな。チェックメイトフォーの残り三人も眠りについているというのはありそうだけど、他のファンガイアたちもね。ホースファンガイアとか、結構人の耳目を集めそうな職業についてるのもいるし、活動しっぱなしじゃなかったのかも。そうだとするなら、青空の会は決して無能でもなかったってことかな。
 それから、先代キバの存在もほぼ確実に。ぎゃー、誰だー!?やっぱり渡のお母さんがらみかな。キバなのか渡なのかはっきりしないけど、少なくとも変身した渡が余りにへたれてると、キャッスルドランまでもがへたるみたいだし、その辺含めて色々気になりますよ。


 そういえば、また出てきましたな、巨大ファンガイア。プローンファンガイアは集めたエナジープラス自分の命まで必要だったけど、ルークは自分の力のみで出現させましたね。これは端的にルークの力を現してるってことでいいのかな。倒れた同胞の魂を使ってるということで無尽蔵ではないとはいえ、何回も出されてると苦戦しそう。
 バトルというか、名護さんについては別項で。


 そしてラストですよ!ちょ、ドランに食べられたー!(違)


■名護さん
 パワーショベル見て、すっかり回復してますな。なにあのテンション。ウキウキしてるのがものすごくよく伝わるよ?名護さんて、こういうところが妙に素直で憎めないよね。前回の登場が不機嫌絶頂だったから余計にね!でも決して自分の力不足だとは認めないんだよなぁ。自分が間違っている/劣っているということは、根っこの部分では解ってるんだけども、それを認めるわけにはいかないという、一種強迫観念にも近いものがあるね。今回は上手く復活できたけど、本当にちゃんと這い上がる術を覚えないといつまでの逃げの人生だぞ、この人。
 そしてパワーショベルですよ、パワーショベル。えーとパワードイクサ?なんつーか……すごいね。静止画で見たときはうっかり笑っちゃったんだけど、動いてるのを見るとおもちゃが欲しくなる特撮の不思議。やべー!どこか紳士っぽい動きをする名護イクサとパワードイクサの力任せの蹂躙っぷりのギャップがまたたまらんよ!フェイクフエッスルといいパワードイクサといい、キバとイクサの力には共通項が多いんで、やっぱり過去でなんかあるんだろうなぁ。
 それにしても名護さん、自分の力がキバを上回ったと思った途端にキバに対しても寛容になるんだね。執拗にキバを狙ってたのも「人類の敵になる可能性がある」者を排除という意味合いは、きっとほとんどなかったんだな。ほんとに「自分が一番」なだけか。…いっそすがすがしい…!


■記号
 ん〜?ドラムとかシンバルの譜頭が×になってる奴?まあ確かにえらい打撃を受けたけども、それと打楽器ひっかけ?幾らなんでも強引さが過ぎるだろうか。


■映画予告
 ちょ、音也が抱き抱えて叫んでるのって、渡?まさかの親子邂逅!?
 どどど、どうしよう、気になるから事前情報チェックしたいけど、できるだけまっさらな心で見たい気もするし…。うわ〜。うわ〜〜!


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