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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#32 新世界・もう一人のキバ

 前回が小さな波が結実していってどっかーんと爆発した回だったので、今回はまたちょっと大人しくなった感じがありますね。感覚的に。いや、実際はまたストーリーがガンガン動き始めてるんだけどさ!でも心情的にちょっと落ち着く時期がないと、押せ押せのストーリー連続だとそれはそれで疲れちゃうからね。そして今またエネルギーが着々と溜まってるんだな。
 そういえば、今回タツロットリビアになってましたね。聞きなれてないせいかちょっと違和感。つーか、まともに喋るとバエ色が濃くなるなぁ。まあ、当たり前なんですけど。


■過去編
 太牙や、チェックメイトフォー、キャッスルドラン関係、そして何より渡の出生の経緯辺りで、色々要素は提示されてるんですが、それを凌駕して漂う昼ドラ感!うわぁ。これは、次狼は昼ドラステージからは降りてて正解ですな〜。ここに次狼が絡んだらと考えるだけで濃すぎるよ!


 目的を達成したら、戦士を引退することに未練は無いんじゃないかと思っていたゆりですが、やはり青空の会を辞めることも辞さない勢いですね。それだけ音也大好きなのか、そうなのか。
 初期の姿と比べるとかなり変わってはいるわけですが、男言葉というか女言葉を使わずに話してファンガイアと戦って、というのはある意味ではゆりの本来の姿では無かったってことなんだろうな。ただ、そうやって目標にがむしゃらに向かっていっている「ゆりの心の中の音楽」に音也は惹かれてるんだろうと思うので、言ってみれば「音色の変わってしまった(しまうかもしれない)」ゆりに惹かれつづけていけるかどうかってのは危ういところなのかも。そりゃ確かに以前やったような自暴自棄で「デートしよう」って言ってるゆりじゃないから「今日のお前は好きじゃない」ってことではないんだろうけど、でもやっぱり違和感を感じる、みたいな。
 結婚をほのめかされて逃げ腰になる辺りは、「結婚は人生の墓場(恋愛の墓場、だっけ?)」っていう音也の感覚もあるのかもしれないけど、少なくとも今のゆりと添い遂げる自信が無いってことだろうと。それにしても焦げたシャツがなにやら不穏な気配を漂わせてますな。


 一転真夜は、というと、確実に音也の心を掴みに掛かってる感じ。それも別に恋の駆け引きとか手練手管じゃないのね。純粋に芸術家としての音也に興味があって、その存在を惜しく思ってるというか。
 考えてみれば、音也を芸術家として必要としてる人って今まで居なかったんじゃないか。一番近いのは大村さんだと思うけど、彼も芸術そのものに感銘を受けた、というよりは「音也の曲を聴いていると破壊衝動が抑えられる」という副次作用の方に重きを置いてた感じだし。それが例え、美しい芸術に触れたからだとしても、芸術を芸術そのものとして受け取ってくれてるんでなければ音也には無意味なのかと。
 逆に言えば、音也にとっては芸術を理解してくれれば相手が人間でもファンガイアでもモンスターでもOKってことか。あっさり真夜の正体ばれちゃったけど、それでもファンガイアってだけで排除はしないんだろうし。つい半年ちょっと前までファンガイアのことすら知らなかった人間とは思えん。それだけ人間としての芯がブレてないんだろうな。
 それにしても、真夜には治癒能力もあるんだな。ちょっとびっくり。あと、ファンガイア体に変身する時の顔のエフェクトが渡のとそっくりだった!つーことはやっぱり血縁?どうなんの、これ。


 そして真夜のバックグラウンドも徐々に明らかに。太牙は赤ん坊の頃からあの姿ってことは、ファンガイアは基本的に人間の姿で成長するんですかね。そんでもって、少なくとも青年期までは普通の人間と同じくらいのスピードで成長すると。つまりは、青年期が長いタイプの長寿種族なんだな。サイヤ人か!それにしても、ビバルディに師事したことがあるって!真夜さん300才越え確実?
 過去にキャッスルドランが出てきたのも初めてか。現状ではファンガイアの持ち物であるキャッスルドランが、いかにして次狼達を封印したり、渡側につくのかつーのも気になりますな!
 過去編はまたしばらくじりじり感が続きそうですね。


■現在編
 アバンタイトルで死闘を繰り広げた深央と渡が、本編冒頭では手当てしあってる対比が皮肉すぎる。このままの状態が長く続くとも思えないし、かといって真実が明らかになってしまうとそれはそれで悲劇。かといって二人が幸せになるためには絶対に壁は乗り越えなければならないわけで、いずれ避けられない悲劇ではあるのか。
 ただ、幸せになれるかどうかも微妙なんだよなぁ。自業自得というか因果応報というか、悪いことをしたキャラには相応の報いが来る(かといって清廉潔白にしてれば悲劇を免れるわけではないけど)のが井上脚本の常なので、深央の行く手には余り明るい未来が待っているとも思えないんだよな。命は落とさなくても、それなりの咎を受けることにはなりそう。今のガルル達みたいに、一生キャッスルドランの中とかさぁ。


 雨の中で打ちひしがれてしまった先週の健吾にはそ知らぬ顔で、名護さんは渡を弟子として教育中。ばかやろ、名護さん、あんだけ明らかに健吾傷つけといてそれかよ!くっそう、名護さんは名護さんだなほんとに!
 なんか「俺が導いてやらねば!」的な、妙な使命感に目覚めてしまってるよ、名護さん。今は渡が素直に言うことを聞いているからいいけど、渡はもう精神的に名護さんから自立と言うか決別というかしてるからな〜。深央がファンガイアだと名護さんにバレたときとかにがっつり対立しそうな気がする。しかも、名護さん自身はきっとまだ「名護さん、最高だから」と言っていた渡から認識がそう変わってないと思うから、渡が深央を庇うとかそういう行動でなく、渡が名護さんの意に従わなかったということそのものに逆切れしそうな気が。……大人になれよ、名護さん。


 そうそう、チェックメイトフォーの3人それぞれの責務が明確になりましたね。ファンガイアの管理、裏切り者の粛清、人類の進化の抑制か。前者二つだけ見てると、ひっそりとでも種族を維持して行くために必要なのかと思えるんですが、人類の進化の抑制と言う意味合いが入ってくると、もっと攻撃的な感触がしますね。ファンガイアのライフエナジーの元であるからには人間は消すことはできない、しかし知恵をつけて逆にファンガイアを駆逐しようとしても困る、と。人類家畜化計画?
 それなら青空の会は攻撃目標筆頭になってしかるべきって感じですが、そこまでの脅威とは感じてないのかな?えー。でも実際にイクサはファンガイア殲滅の戦力として役立ってるのにね。嶋さんが太牙のことを知ってるってことは過去になんかあったんだろうけど、まさか協定とか結んでないよな?太牙の側近にやたら強そうなファンガイアも出てきたし、これからは青空の会が直接的に狙われる展開もありそうな。恵逃げてー!超逃げてー!


 トータスファンガイア、ボウケン学校の人だ! 一瞬どっかからチーフが出てこないかとウキウキした(笑) 彼は全然悪いことしてないんだけど、ファンガイア体まで出てきたってことは次回にでも何かやらかしちゃったりするんだろうか…。それとも、このままクイーンに粛清されて終わり?いやそれはなぁ…。あんまりだよなぁ。


 もう一人のキバきたー!影のキバというか、ファンガイア的には「正しいキバ」なのか。えーと中は永徳さんだよね?レイと一緒ってことは、正体は太牙なんだろうか。ファンガイアと人類が全面対決ってことになりそうなんで、キバVSアナザーキバは対立必至で、正体が渡と太牙。ブラックサンとシャドームーンの再来ですか、それは!うわー。
 全身を這う、鎖っぽいモチーフと、ステンドグラス状の胸元がエロスですな〜。キバよりも生々しさがちょっと薄れてメカチックですね。肩の辺りの造形がそういう印象になるのかな?
 やべぇ、直接対決が楽しみすぎる!これはぜひ、エンペラーとだけじゃなく、ノーマルキバと対決して欲しい!


■太牙
 白峰さん復活!すいません、言ってみたかっただけです。いやぁ、あの嫌味でドSの雰囲気をむんむん発散していた白峰さんと役者さんが同じとは思えねぇ〜!うわぁ、役者って凄い。


 ええとまあ、それはともかく成長太牙ですよ。渡に対しては、なんかものすっごい好青年ですね。あの様子を見てると、渡がキバだってことは知らないのかな?渡は当然太牙がキングだってことは知らないわけだし、深央と渡を含めて三すくみの構図が非常に危ういです。そんでもって、ビショップは渡がキバだってことは知ってるわけで、この情報をキーにしてビショップが何かを企んだりしそうな気がします。うわぁ。
 今回はまだ顔見せ程度、って感じですが、これからほんとどうなっちゃうんだ、これ。


■記号
 弦楽器のアップピッキングって奴ですか?音的には高温から低音へってことなんですが…なんだろうね。物語中に不穏な気配があちこちで流れてるし、雰囲気が重くなっていくのを示唆でもしてるんでしょうか。相変わらず適当言ってますが。



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