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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#38 魔王・母と子の再会

 なんだろうこのジェットコースター感。すげーすげー!ものすっごい濃度で話が進んでますね。この感じだと、年内に重要なところはほぼ終わって、年明けからはそれぞれ(主に渡の)生き方を模索する後日談編になるアギトバランスな気がしてきた。しかしそうすると過去編の扱いに困るだろうし…。うーん、まだまだ気は緩められませんな。


■過去編
 ゆりが「音也を理解できない」ことに自覚的になってしまった…。つーか、前から思い知らされてはいたんだけど爆発しちゃったって感じか。音也はそんな事気にしなくても大丈夫!というスタンスなのにこういう事になっちゃうのは、「あの女(真夜)は理解できているのに自分はできない、悔しい」っていう対抗意識的な嫉妬と、「(私の)音也に理解できない部分があるなんて、悔しい」という独占欲的な嫉妬が入り混じっていて、自分の中で消化できなくなっちゃってるんだろうな。
 実際問題、相手の全てを理解できるなんてことはなくて、むしろ理解できないからこそ人間関係は面白いんだろうと思うけども、その辺ゆりはまだ人間的にはやや幼い部分もあるのかもね。自分が相手の全てを理解したいっていうのは、裏返せば自分の全てを相手に理解して欲しいって事だし、音也は理解してくれていると思っているのだろうし。でもホントのところ音也だって完全にゆりの全てを理解はしてないだろうしね。そこを併せ呑む事ができれば音也とゆりは別れないで済むんだろうけど…。難しいね、人間って。


 過去キングと真夜の関係もかなり緊迫したものに。まあ、キングとしては「下等な人間ごとき」に妻を盗られるのは噴飯ものなんだろうし、その下等な人間ごときに手を上げるのも沽券に関わるって事なんでしょうか。その分、次狼は八つ当たりされてるっぽくてものすごく可哀想だよ。
 でもまあ、恋人が浮気した時、女は相手の女を責め、男は浮気した恋人を責めるって話も聞いたことあるからそういう事なのかもしれないけどね。それならそれでやっぱり次狼は八つ当たりされてんじゃねぇか。哀れだ。


 それにしても過去キング降臨!ダークキバ、キバよりもごつくて禍々しい感じがいいね!うむ、ちょっとこうアナザーアギト的な。すごく…強そうです。つーか強ぇ!
 変身はキバットバット二世か。前に音也が渡に乗り移った時にはキバットバット三世はお父さん、つまり二世から音也の事を聞いた事があったようなんで、この後関わりができるんだろうね。真夜が登場した近辺で、真夜の周囲を飛んでたのも、おそらくキバットバット二世。つーことは、キングは鎧を継承し、クイーンが駆動キーに当たるキバット族を従えてるって事になるのかなぁ。ということは、サガのシステムがキバとは違うのも解るかも。鎧そのものはキングの血筋として継承していたとしても、駆動キーが無かったってことになるんじゃないかな?
 じゃあ、サガの駆動キーたるサガークは誰が?って事になるんだろうけど、それが育ての親と関わってきたりすんのかな?阿鐘が「今度のキングは人間に育てられた」とか言ってた気がするけど、それが正しいとしたら人間側でそんな技術力を有してるのは素晴らしき青空の会くらいしか…。まさか嶋さんが育ての親?それとも3WA絡んできたりする?そういえば太牙の影から現れた蛇みたいなのは、レジェンドルガを髣髴とさせるしな…。えー。まさかねー?


■現在編
 今までも信じた相手や、好きになった相手がみんなファンガイア、というある意味で報われなさ過ぎる人生を送ってる渡ですが、とうとうその最たるものに。親友と思ってた相手はファンガイアで異父兄弟だわ、好きな相手もファンガイア、おまけに自分自身がファンガイアハーフだからね…。今まで自分が倒してきた相手が半分は同属だった、という事にも気付いちゃっただろうし、そりゃ壊れもするっつーの。
 それでもまだ一過性の錯乱で終わったのが、渡の芯の強さかな。ガルルの言葉や、静香ちゃんとかに救われたってのもあるだろうけど。


「音也の魂とお前を見守ってきた」って!ちょっとまて、じゃあやっぱり音也は死亡確定ってことなんですね?ほぼ無いだろうとは思ってたけど、どこかで眠りについてるとかいうオチはないんですね?だよなぁ…。渡も会った事ないしなぁ…。ああうう。わかりきってる事なのに、音也への思い入れが強くなってから改めて突きつけられると辛いね。
 そして魂ってのは、きっと霊的な意味での魂じゃないんだろうな、とは思います。まあ、一回渡に憑依した事もあるし、作品的にはそれでもアリなんだろうけど。やっぱり音也の遺志というか、それこそ一生に一度の魂を掛けた約束なんだろうと。やべぇ燃える!


 ちょっ、ラットファンガイアって意外と重要な伏線だったのか!ラットファンガイアだけの逆恨みかと思ったら、クイーンが力をなくした時は逆狩りになってしまうとは。じゃあ、あそこは幽閉されてるんじゃなくて、ほんとに隠れ家なんだ…。しかもあの眼帯とかも襲われてつけられた傷なんだね。それがどんなに辛くても自殺という方向に逃げなかったのは、真夜の強さだろうな。渡の芯の強さっていうのは音也だけでなく、真夜譲りでもあるんだろうね。
 自殺に逃げないというのは、「生きていればいつか渡に会えるかもしれない」という望みもあっただろうし、もしかするとそれこそ音也との約束があったりしたのかもな、とか。こうなってくると、音也と真夜の渡をもうけるまでの流れも気になるけど、二人の別れも気になりますな。
 渡が紅邸に住み始めたのは1年前、とか思ってましたが、それは違ったみたいですね。よく考えたら映像特典のは「紅邸の外に姿を見せ始めたのが1年前」っぽいんで、住んではいたけど姿を見せてなかったって事か。じゃあ、あのフル装備で表に出ていたこと事態があの当時の渡としては相当頑張っていた結果だったんだなぁ。
 ん?じゃあ太牙と遊んでたのはいつ頃の話?まだ真夜と暮らしてた頃なのか、それとも置き去りにされた後の事なのか…。ううむ、この辺も気になるぞ。


 そして親子対面。真夜に対する反応が太牙と渡で正反対で、二人が真夜から受けた仕打ちを考えると無理もないというか。特に太牙はね。しかしながらそれでも真夜を「母さん」と呼んでいるところからすると、完全に情愛は断ち切れてはいない感じだね。アンデッドファンガイア(って言って良いのか?つか敵が二つ混ざった…)が襲ってきたときも、なんだかんだ言って変身して真夜を守ってたしな。
 この辺もなんというか太牙がただの冷酷なファンガイアっていう印象にならないところだねぇ。ビショップに育てられたんだとこういう情愛は育たないだろうし、こうなるとやはり太牙の育ての親が気になるね。


 ダブルライダー!ダブルライダー燃えたよ!サガとエンペラーフォームが並び立って、金銀ライダーカッコよかった!今回はなし崩しではあったけど、いつかはちゃんとした流れを踏んでダブルライダーして欲しい!それ考えると、やっぱり太牙はこのまま敵でってのは無しにして欲しいなぁ。過去ではダークキバが強さを見せ付けたわけで、父親越えを合わせても(奇しくも真夜の「父親にそっくり」という言葉で太牙とキングが似てる=父の成し遂げられなかったことを成し遂げる可能性がある、ってのは示唆されたと思うし)、ダークキバが現在でも復活→撃破っていうのが最終的な流れになる気がするけど、どうかな?


■名護さんと健吾
 名護さんが…!名護さんがおかしな人に…!いやいやいや、違うのは解ってる!解ってるんだけど、本人たぶん大真面目だと思うから、余計におかしさが募るんですが!
 いやまあ、要するにあれは名護さんの「誰よりも上に立つ」っていう意識の屈折した表れなんだと思うんだけどね。今まではイクサを預けられている、という事実が名護さんの優位性を保っていたわけですよ。それが健吾に譲渡されて、それを力ずくで奪うことも適わなかった、と。あのいたずらで健吾がイクサを手放す訳はないんだけども、どんな手段を使ってでも健吾からイクサを取り上げて自分のものにしてしまえば、結果として自分の持つ優位性には変わりないという思考なんじゃないのかな?
 それでその作戦が失敗したから、今度は健吾を指導する立場に立場に立とうとしたわけだ。名護さんにとってはイクサの力そのものも優位性を示す道具に過ぎないわけだから、そのイクサを指導下に置いた時に更なる優位性を確保できるという作戦だったんだろうね。失敗したけど。大仰に表現されてるからやってること自体がすでにギャグではあるんだけども、いろんな経験をしてどんどん変わって行っている渡に対して、何も変わっていない名護さん、という対比のギャグであるのかも知れず。


 それにしても、健吾はあっさりイクサを操ってるな!これが嶋さんの言う「すべてを失った人間はとてつもない力を発揮する」って奴なんだろうか…。しかし、力に固執するとそれはそれでろくなことにならないというのは、名護さんが身を持って体現してくれてるから、どっかで何とか目が覚めて欲しいものなんだが…。思い込みの強さが、今度は悪いほうに作用しちゃってるね…。うーむ。


■記号
 スタッカーティッシモ…かな?音をきわめて短く切る、ということらしいですが。これは渡と太牙が母と暮らしたごく短い時間、ということかな〜と勝手に思ってたりしますが、どうでしょうね。もしくは、母とのごく短い再会、ってこととか。そうすると、真夜はこの後間を置かず…ってことになりそうでそれはそれで嫌っていうか。


■来週
 休みかよ!いいところで!



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