路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#47 内閣カイゾウ

 そうだった、ちょっと良い話が来た後には、怒涛の最終決戦に突入するのがお約束だった!なんだかうっかりこのままもう一年続きそうな感覚に陥ってた!つーか、そんなボケ倒しをしてる場合じゃないくらい大変なことに!


 今回は緑黒話。つーか、前回も思ったけど、どうしてこういう話をもっと早く…!正直、範人と軍平って、同期同期と口で言う割にしっかり「絡んだ」って感じの話が余り印象に残ってなかったんですよ。それこそ「同期だから」というだけで二個イチで組まされてる感と言うか。仲は良いのは解るんだけど、それ以上でも以下でもない、みたいな。
 で、ようやく来たと思ったらそりゃーもう大変なことに!ええ、どうなんのこれ!大変なことになりすぎてて、女装写真実家に送りつけようとしたとか、一緒に銭湯入ったとか、わりとどうでも良い感じに(笑) つーか、軍平イは見合いの話とかが来ても真っ向勝負で断るようなイメージがあったから、偽の恋人写真送ってごまかすという微妙に姑息な手を使うとは思ってなかった。しかも多分女装写真なら万が一親が騙されて乗り気になったとしても、「あいつ、男なんだ」で切り抜けられるという二重三重に念の入った作戦。むしろあの軍平が頭が上がらないというお母ちゃんの存在のほうが気になるわ!
 そして範人は、キレイズキーにやられた傷のほうがもっと派手に残ってておかしくないと思う。


 走輔たち五人が考えていた作戦と、範人、軍平が考えた作戦が一緒だった、という辺りが「離れていても心は一つ」感が出てておもしろかったですね。範人、軍平組で作戦考えたのは、あれで意外と細かいところを見ている軍平だろうなぁ。しかし、ぶっちゃけるとあの作戦、別働隊が二発目を撃ってる時に一発目を撃った組は逃げられないもんなんだろうか、どうなんだろうか。


 戦闘はこれまたおもしろかったですな!ブラックとグリーンの等身大戦でのあそこまでの協力バトルは今まで余り無かった気がする。初期の「捜査ノキホン」とかでは二人で戦っててもコンビネーションという点では当然イマイチだったんで、こういうところでも関係性の変化が出てておもろいなぁ。
 そして装備もほぼフル出演!マンタンガンロッドモードと赤青黄の個人武器がそんなに目立たなかったのと、キョウレツオーが出てこなかったくらいかなぁ。ロボ戦もフル動員で嬉しい限りですよ!そういえばキョウレツオーって「恐竜」で「列車」だからキョウレツなんだということに今更気がつきました(笑)


 戦隊だし、消えたとは言ってもどこか別の次元に送られた的なエフェクトだったから、みんな戻ってきてくれるとは信じてる。信じてるけどやっぱりああいう消え方されるのはきついね。走輔の腕を振り回して光をかき集めようとする様子とかで、ちょっと泣きかけた。
 んー。そして今後の話は「走輔トワニ…」と対になるのかな〜と、勝手に妄想。今度は走輔一人が取り残されて、一度消えたみんなが戻ってくる、って感じで。


 さてさてガイアーク側ですが、予想の内ヨゴ様の父ってのが当たりだったようです。つーか、大臣を名乗ってても、全組織図を把握してないって、どんだけだ(笑) 実はそれぞれの大臣って全部自称だったりするんじゃないのか、それ。「意外と下っ端でおじゃるなぁ」じゃないってケガ様!そして言葉通りウガッツと一緒に戦闘に駆り出されているキタ様とケガ様が微妙に哀れというか、なんというか……。


 ヨゴシマクリタインもキレイズキーと同じく、「ぽっと出である故に強さが解りづらい」ってのがラスボス的に弱点ではあると思うんですが、そこはチラカソーネという部下が出てきて、その部下がかなりの強さを見せて、実質総力戦みたいな形で倒したってのと、三体の炎神と軍平、範人を消してしまったことで上手くフォローしてたかな、と。逆に言うと、ヨゴシマクリタインでこの手を使うから、キレイズキーはああするしかなかったのか。
 でもできるならこうやって小出しにしないで、クリスマス決戦ちょっと前くらいから「お前らでは生温い」とか言って三人でヘルガイユ宮殿に乗り込んで来てくれたりしてもよかったんじゃないかな〜と思ったりもします。でもそうするとガイアーク側がシリアスに傾いちゃうから、G3プリンセス再びをやってる場合じゃなくなるしなぁ。悩ましいところだ。



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