路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#02 クウガの世界

 そういえば、OPを何度見ても歌詞が聞き取れません!いや、あの歌声嫌いじゃないんですけど!これはCD待ちでしょうか。そしてOPの士の顔に全ライダーの顔が次々とかぶさるシーンをみるたびに、顔が渡に似てると思います。(笑) あれか、唇がアヒル口だからか!


■ディケイド
クウガの世界」というサブタイトルもあり、今回はディケイドもクウガフィーチャーになるのかと思いましたが、逆にディケイドはディケイド独自の技や変身を押し出してきましたね。ここをかっちり描いておかないと、本当にディケイドというライダーが過去のライダーの依代だけで終わってしまうので、ここは外せないところかと。カードをベルトに通して技名とかを喋ってくれるのは、解りやすくて良いですね。ダークネスムーンブレイクとか、画面見てるだけじゃわかんなかったからな!(笑) それにしてもあのベルト音声がクセになる。ディディディディケイドゥ!
 変身の時、周囲に各ライダーの紋章が浮かんで、ディケイドにかぶさって行く演出がカッコいい。でもカードが頭に刺さってく感じのあれはちょっと痛そうでいやん。ライドブッカーはなんつーか、実に汎用性が高くていい武器ですな!しかし正直、ガンモードとソードモードの形がかっこいいかというと微妙だ(笑) これもその内慣れそうですが。


 ライダーキックの時のカードの力を突き通して行くのは、各カードの力を自分に付加してるってことなのかな?枚数的には9枚か10枚はあると思うので、多分歴代ライダーの力を取り込むとか、そういうことなんじゃないかと思うけども。


■門矢士
 各世界に行ったとき、物語に一番関わることができる形で役割が振られるみたいですね。今回は警官、と。うっかりこのままコスプレシリーズになったりしないだろうな。正直制服が身体に合ってなくて、新入学の中学生みたいですがまあそれはともかく(笑) ついでに、必要な能力も各世界に行った時に付与されるんだろうなぁ。グロンギのことを知らなかったくせに、グロンギ語を話せるようになってることだしね。これが行き過ぎると単なる狂言回しになりかねないのですが、さて。


 とにかくマイペース、ってのは前から出てましたが、かなり合理的な考え方をする面もあるようですね。解らなければ敵に直接聞けばいい、とか、八代さんを囮にしてゲゲルを阻止する辺りもそう。かなりマクロ的な視点で物を見て、それに必要な手段は選ばないという辺りがものすごく超越者っぽい印象。
 ただ、それを人として見た場合にどうかってのは別の話。キャラ的には好き嫌いが分かれそうだなぁ〜。八代さんを殴って鼻血出させる辺りとか。まあ、もっとも事情を説明してナイフで指なり何なりを切ってもらうとかいうのが実現可能かっていうと、それはちょっと…って気もするし(グロンギから聞いたってとこから説明しても信じてもらえないだろうし、よしんば信じてもらえたとしても「ゲゲルを阻止するからお前の身体を傷つけて血を流せ」って言うのもどうなのそれ、って感じ)、乱暴だけど妥当な線ではあるのか。うん、割と好き、こういうキャラ。


 それにしても「所属不明の一応肩書き巡査」なんつー怪しい人間の意見をあっさり容れちゃう捜査本部はちょっと緩すぎです!(笑) そんだけ手詰まりだったってことかな。


■夏海
 ユウスケに八代さんの心情を代弁するシーンでぐっと来た。なんだかんだ言って夏海は士のことを、とても心配しているんですな。その内「べべべ、別にあなたのことを心配しているわけじゃないんですから!」とか口走りそうでこわ…むしろ楽しみです!


クウガの世界
 キャストも戦う動機(ユウスケもグロンギも)も違うのに、エッセンスをうまく抽出することでちゃんとクウガらしい世界観になってるのがさすがです。しかし、この手法が通じづらい世界はあちこちにあると思うんだけど(ブレイドとか電王あたり苦しそうな気がする)、その辺どうやって表現してくれるのか今から楽しみです!


□ユウスケ
 変身して戦う理由は、それによって自分の存在価値を誰かに認めてもらいたいってことなのね。その「誰か」ってのは今のところ八代さんなんだけども、彼女が心配の余り「ゆっくり休め」と言ってくれていることすら不安に感じる状態、と。これは正直、ちょっと危うい精神状態だねぇ。クウガとして戦う理由がなくなってしまえば、自分の存在は必要とされなくなってしまう、と考えるあまりに、戦いを長引かせようとしてしまうようなことがあるかも、とか。なぜそんな自己価値というか自己評価が低いのかが気になるところですね。理屈じゃないと言われりゃそれまでですが。
 せめて八代さんの言葉や態度だけは素直に受け取れるようになれれば良いんだけども。今後の世界にどの程度関わってくるのか不明ですが、士と同じく、自分探しをする事になるような気もします。あれだけ根深い自己価値認識の低さを、あと1話や2話で片付けられるとは思わんしな。


 士に対しては「合理的に考えるなら正しい、だが気に食わない!」を地で行く感じになりそうな気が。ついでにディケイドに対して「聞いていたとおりだな、悪魔!」ってのは「誰に」「どんな情報を」流されていたかという点で非常に気になりますな。メッセンジャー渡は「創造の為に破壊せよ」と言ってたわけだけど、この前半部分を聞いていないのか、それとも「創造は要らない、破壊も要らない」なのか。そして渡が「もう少し『僕たち』が世界を支えておく」と言ってたところを見ると、世界を支えているメンバーはディケイドのことも為すべきことも知っているはず。つまり渡の言う『僕たち』にはユウスケは含まれないんだろうと。この『僕たち』ってのはやっぱりオリジナルキャストの居るそれぞれの世界、ってことなのかなぁ?


□ゲゲルと究極の闇
 やっぱりグロンギといえば、ゲゲルだよね!その意味付けを儀式に持ってきたのはうまいな。儀式ってのは理屈じゃないから。理屈じゃないっつーか「こういうもんだ」といわれたら納得するしかない。儀式の成功は究極の闇の復活、と。やっぱりそれはダグバってことで良いんですかね。夏海の夢の中でディケイドとクウガが戦った時に、アルティメットフォームが出てきてましたが、さてあれと「究極の闇」ってのはうまく繋がるかな?楽しみです!
 そして復活の儀式が士に阻止された今、また何らかの別の儀式を始めようとするんじゃないかと思うんですけど、そこまでやってたらクウガの世界だけでかなり尺取っちゃうだろうし、代替手段はないんだろうか。いや、それはあんまりか。
 つーことで、桜井さん(仮)が絡んで究極の闇を復活+ライダー殲滅を企むんじゃないかとかちょっと妄想中。


□超変身!
 懐かしい!カッコいい!やべぇ、すごいどきどきしちゃった!あのフォームチェンジの時のSE聞くだけでドキドキするよね!相手に対応して各フォームを使いこなしてるのも良い感じ。今回はライダーバトルのみだったけど、次回は共闘とかするかな?
 元のクウガはライダーが一人きりだったんで、協力戦ってのにはほとんど縁が無かったわけで(警察との連係プレーはあったけど、ライダー同士がタッグを組んでって意味で)、どういう風に絡んでくるか楽しみです!しかし、タイタンフォームとディケイドのライドブッカーソードモードで共闘したら、ディケイドが見劣りすると思うのだけども(笑)


□マナーモード
 八代さんの携帯がちゃんとマナーモードになっていたことでニヤリとした人は、元のクウガの一条さんを良く知る人だと思います(笑)


■桜井さん?
 少なくともクウガの世界にはディケイドは必要ないと考えてる模様。これがクウガの世界だから、なのか、他のどのライダーの世界でもなのか、で今後の話の方向性が決まりそうですね。あと、ディケイドがライダーをつぶしてしまう(夏海の夢情報)から、なのか、自分(の勢力)がライダーをつぶしたいから、なのか。


 つーか、あの地獄兄弟はどっから出てきたんですか!世界の境界線を召喚したっぽい演出になってたけど、カブトの世界から呼んだのか、あの一体をカブトの世界と重ね合わせてしまったのか。そして地獄兄弟はどうやらライダーを排する動きをしてるっぽいね。これが桜井さん(仮)の意思なのか、それとももっと上位に何らかの意思があるのか。この辺りも気になるところ。
 そして、ゴーオン、ディケイドを見て、スカシアで本人を見た自分的には、この日はスーパー徳山タイムだった件。



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