路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#10 みんなでたましいをリレーせよ

 なぜ今回これができて、前回があれなんだ〜!うっかり地団駄踏んでしまいそうになったじゃないか。


 今までもキッチリ描いて(ゆるゆるな回はあれども)来ているんだけど、レスキューフォースって基本的に戦う組織じゃなく、救う組織なんですよ、と。ちょっと強すぎるレスキューツールはあるんだけども(笑)
 だもんで、今回レスキューフォースたちはとにかく血清を届ける為に障害物を排除しているだけで、ドロンジョ様たちの「邪魔しにきたレスキューフォース」という意識とは完全にずれちゃってるんですよね。一応エンカウントしてバトルも勃発してるんだけど、レスキューフォース側的には全く眼中にないっていう。そのすれ違いっぷりがおもしろいな〜と思う。


 つーか、ドロンジョ様たちはどうも上位組織からクライシスメーカーを送ってもらってゲリラ戦を展開してるわけですが、この上位組織がいつ出てくるかが気になりますよね。現状では、こっそり大災害を引き起こしてますが、これがどういう意図でやってるのか気になる。大々的に侵攻してくるわけじゃないし、かといって細かくゲリラ的に極地災害を引き起こしても、敵の組織的にメリットがあるかというとそれもイマイチ感じないなぁ、と。
 敢えて言うなら、今の細かい作戦はレスキューフォースへの試金石な感じもしますけどね。どの程度の災害にだったら対抗して来うるのか、を調べてる気がする。敵組織があるってことはいずれそれをぶっつぶさないとならないってことだろうと思うんだけど、もし相手(レスキューフォース)の戦力を調べてるんだとしたら、なかなか用意周到な組織と言わざるを得ない。その割にマール様たちが行き当たりばったり過ぎるけども。組織としてやってることと、構成員の印象にギャップがある感じなぁ。
 まあ、単にクライシスメーカーを一つ作っては本番投入、っていう、ものすごくいきあたりばったりな組織って可能性もあるけど。


 血清のリレーは、かなりドキドキした。隊長はきっちり具体的な作戦立案、指示を出してて、前回から続けてカッコよさ全開。響助の「時間が無いからお前を信じて突っ走る!」ってのとか熱かったね!こういう信頼感とか協力プレイ、もっと見たいなぁ。
 そして、バイクを届けてくれたおじさんに拳握った。人を助ける為に、自分にできることを!という一般の人の描写とか入るのはなかなか他の題材だとやりづらいし、こういうのはレスキューフォースにはもっとやって欲しいな。


 今回は、どのメカの活躍よりも、おっちゃんが届けてくれたバイクでアクションするR2がカッコよすぎた。てーか、あの50ccかよ!っていうバイクでオフロードマシン振り切るの凄すぎだから!


 で、次回はまた突拍子もないな…。レスキューフォースは、毎度毎度のテンションやらシリアスとコメディのギャップやらが激しすぎる。おもしろいけど。



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