路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#11 はかせ登場 レスキュー特別講義

 公式のあらすじがいきなり「今回はいつもとちがうお話」で始まってて吹いた。何のことやらと思ったら総集編だったのか。ってか、総集編早くないか?まだ1クールも終わってないぞ?
 ここでこういう話を挟んでおいて、今後の話の方向性が変わるのか、単に現行でのマシンやメカが大体出揃ったから総括しようってだけなのか。ともあれ何が凄いって、総集編なのに話のノリやテンションが基本的に通常とそう変わらない辺りだ(笑) いや、ギャグとして突き抜けてるんだけど、普段が色々ギャップ激しいので、その中に組み込まれてしまうと既定路線に感じてしまうというか。


 今回は、隊長の苦労性なところとか、中間管理職的なところが非常によく出てておもしろかったかな!隊員たちは「なんかおかしくね?」と思って突っ込んでんだけど、それでも夏目森博士(息子)をなんとかフォローしようと頑張ってる辺りとか。輝たちも結局そういう姿を見てるから最後まで付き合うんだろうし。あー、可愛かった。
 それにしても、夏目森博士(息子)のキャラ造形が、なんというか痛々しい。偉大な父を持ち、でもその後継にはならなくて(なれなくて?)、知識も足りないけど憧れだけはあって、父になり変わってまでカッコいいところをいいとこ取りしようって感じるのが。そこは単に笑わせたり総集編的な説明を入れるためのギミックであって別に深く突っ込むところじゃないんだけど、あの痛痒さがなんというかいたたまれない。


 それでも途中では良いことを言わせて、単なる痛い人で終わらせなかったのが、良心的といえば良心的かな。オチがああだと「お前が言うな!」になりかねないんだけどもそこを緩和してくれたというか。
 とりあえず、要救助者役のねこぬいが可愛かったですよ、と。



////////
にほんブログ村 テレビブログ 特撮ヒーローへ