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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#6 バトル裁判・龍騎ワールド

 ますますおもしろくなってきてますよ、ディケイド!そんな訳で今回は龍騎の世界。いやもう、さっさと先が知りたいような、早く終わられると悲しいような、ちょっと複雑な気分ですよ。
 ついでに、やっぱり全平成ライダー見直したくなってきた。ものすっごく細かく真世界のエッセンスを拾ってるんだもんよ。最近まで見てたキバ、見返し回数ダントツのアギト、響鬼はともかく、他のライダーはさすがに色々抜けてる部分が多くて、語るのも苦しいです。むむーん。


龍騎の世界
□ライダー裁判員制度
「ライダー同士が自分の望みの為に戦い続ける」「誰でもライダーになる可能性がある」というコンセプトをこういう風に昇華するとは。やられた。しかし、被害者の関係者が強制的に選ばれて戦い合わせられるって、むしろ関係者も災難ですな。その辺の理不尽さは、次項で書く「キーワードは理不尽」ってのに掛かってくるんでしょうか。
 タイガやベルデを見る限り、敗北=死とは限らない訳だけど、インペラーは爆死しちゃってるしな。しかしあれは、ディケイドが新龍騎の世界の住人じゃないからのような気がする。通常のライダー裁判では、死人は出ないようになってるんじゃないかな。でなきゃ選ばれても、誰もライダーになんかなりたがらないだろうよ。


 ライダー裁判員制度は、新世界ではかなり認知され、何度も行われているようですね。ATASHIジャーナルでも取り上げていたようだし。ただ、認知されてるライダーは11人…か?王蛇と龍牙の姿が見えないですね。これは鳴滝の指揮下(?)で、ライダーバトル要因としてでてくるってことかな?それとも後編でなんかの説明があるだろうか。いや、単に新世界のライダーは11人って話なのかもしれないけども。それにしても、シザースの狂気にスタッフの愛をみた(笑)


 そしてどうでも良いですが、ミラーワールドの映った建物近くを親子連れが歩いているシーンで、ミラーワールドでのライダー裁判が、何らかのエンターテイメントになってるもんだと思った。パラロスのあれみたいな。やっぱ違うか(笑)


□理不尽
 クウガの世界は「笑顔」、キバの世界は「親子」をメイン軸にしてエッセンスを抽出して世界を再構築していたんだけども、龍騎の世界は「理不尽」なんじゃないかという気がする。この「理不尽」ってのは、真世界にも常に流れていたものだと思う訳ですよ。もちろん真世界のライダーたちはそれぞれに切実な願いがあったりしてライダーになってる訳だけど、その中には「近くにいたお前が悪い」だったり「俺は幸せになりたかっただけなのに」で消えていったライダー達がいる。そういうルールだとは解っていても納得できない。真世界の真司が感じていたのはこういう理不尽さじゃないかと思う。(ってここまで書いて、当時嫌いだった真司を、今なら好きになれるような気がしてきた/笑)


 突然殺人事件に巻き込まれて、裁判に掛けられる夏海の理不尽。そもそもライダー裁判というシステム自体が、裁判員になるライダーにとっても、裁かれる容疑者にとっても理不尽極まりない。そしてレンに突然コンビを解消されたシンジが感じる理不尽。世界中が「なんでだよ、これじゃ納得いかねぇよ!」という理不尽に満ちている感じがする。
 ユウスケが笑顔を取り戻し、ワタルが自分の生き方を見つけて親を超えたことでライダーとして生まれ変わったように、シンジはこの理不尽さに決着をつけることで、ライダーになるんじゃないかな。
 そんでもって、FFRはドラグレッダーになると見た。ドラグレッダーなら武器として使ってもイケるもんな。キバのFFRが飛翔体じゃなかったのは、ディケイドがバトルに加われなくなるからじゃないかと思ってる。


□シンジとレン
 新世界のシンジは同じくマスコミに携わってるけど、カメラ担当。テキスト担当がレンってことで、やっぱり立場はがらっと変わってくるんですね。この世界のシンジはちょっと大人っぽい感じか。でもやっぱりどっかウザい。良くも悪くも「龍騎」世界の「シンジ」ってこのウザさが魅力なんだろうなぁ。
 レンとシンジは、かつての相棒から、現在の「裏切り者」へと距離がだんだん開いてきた感じ。この辺は真世界のだんだん距離が縮まっていた二人とは逆のルートをたどる訳で、この辺の対比もおもしろそうなところ。


 レンが突然他社に引き抜きかけられたのと、ライダー裁判でアドベントカードを集めていたのには何らかの関係があるんでしょうかね。前々からカードを集めている感じだし、ATASHIジャーナルに来たときも偶然が勝ちすぎているようだけど、むしろ真犯人を前から追っていたようにも見える。真世界の蓮の立ち位置も考えると、恋人が同じように謎の死を遂げていて、その復讐のため、とか考えちゃうんですが。まあこの辺は説明されるのを待つか。


 それにしても、最後のシンジのレンへの態度が、なんか極端から極端に感じましたよ。うーん、なんか拾いきれてないんだろうな。もう一回見直すか。


□犯人は副編?
 あからさまに怪しい、犯人候補の副編。アリバイを説明してた時、「ガラスに映ったATASHIジャーナルのロゴが正文字」だったんですよね。ということは、実際のロゴは鏡文字だったってこと。つまりあそこはミラーワールドだったってことに。つまりミラーワールドから何らかの手段を使って編集長を殺害?とか思ったんですが、それにしては動機もなさそうだし、そもそもミラーワールドから表の世界に手出しってできたっけ?(いや真世界でできなくても、新世界ではできるってことならそれで良いんだけど)
 さっきのレンがカードを集めているということと絡めて、もしやレンの仇が副編だったりするのかな、とか思ったり。


 でもそうすると、ライダーに選ばれる基準が曖昧になるような?被害者と加害者の関係者じゃないとならないんだよね?ああ、そうか。加害者が被害者と親しい関係にあることはままあるわけで、副編がもし犯人だったとすると、ライダーに選ばれる蓋然性は高くなるのか。そうなら、レンはライダーに選ばれる為にわざわざあそこに来たのかもしれないね。


□ライダー
 こんだけライダーが勢ぞろいして大バトルって、TV SPを思い出すなぁ。
 裁判員として召集されてるってことは、誰かが任命してるってこと。今までの世界でライダーの力を与えていたのは鳴滝らしいので、今回の首謀者も鳴滝って事になるのかな。うーん、鳴滝がますます神埼兄って感じに!あと、ライダー裁判を発動する理由とかな。
 そうそう、真世界では弁護士だったゾルダが新世界では検事だったりしてその辺も裏返ってるみたいでオモシロ。


■ユウスケと士
 自分から世界を回ると言い出して、実際その通りにしているユウスケがやたらとわくわくしてますね。士や夏海と違って、ユウスケは「世界を救う」という目的に二人ほどには切実じゃない部分はどっかしらあるんだろうなぁ。ユウスケは八代さんの死によって、ある意味クウガの世界から解き放たれてしまってるし、キバの世界でワタルを救えたことで「自分が誰かの救いになることができる」という自己肯定ができてる。そうすると使命感よりも高揚感が表に出てきてもおかしくない、と。ああ、なんかそんなところが冒険家っぽい!


 それにしても、ユウスケが意外と押しの強いタイプだったんだね。士が動揺してますよ!すげぇ。なんだろこの妙に押しの強い、変なおしつけがましさ(褒めてる)はものすごく「オカン」っぽい。そのうちポケットから飴ちゃん出しそうだ。ていうか、もうワタルに飴渡してたね。
 デネブじゃないけど、ユウスケと夏海は士と世界の橋渡しになるのかな〜とちょっと思う。士はなんせああいう性格で、自分の居るべき世界を見つけようとはするけど、その世界に受け入れられようとはしてないタイプ。キバの世界に顕著だったように、ユウスケや夏海が先にその世界に馴染んで、士を引っ張り込んで行くのかな…とか。


 ユウスケは士のことを「救済者」と捉えてる節があるかな。自分を救ったのも士だったしね。だもんだから、「ライダーバトルに勝ち続けて夏海を助けられる、そこまで考えてたんだろ!?」って思考になるんだと思う。ぜったいそれ、買いかぶり過ぎだって(笑) ただまあ、このまま士を「救済者すげー」になっちゃうとそこは危ういかなぁ。もともとユウスケって他者依存の傾向強いんだしさ。
 とはいえ、士自身の「破壊者」という自覚とは対照的かつ、救いになってるんだと思う。士は「破壊者」である覚悟はできてると思うけど、覚悟があるのと、傷つかないのは別問題。ユウスケの存在が士の救済になっているからこそ、人を寄せ付けないところのある士があっさりユウスケに自分を許してるんじゃないかな。その為に、ユウスケの強引さはプラスに働いてるんだよね。

 今回の士は弁護士。ユウスケの提案の「ライダーバトル勝ち抜きロワイヤル」で本当に夏海を無罪にしちゃったら、まさに黒も白にする(そもそも白なんだが)弁護士(力技な意味で)って感じで、なんとなく北岡先生の匂いもする。まあ、単純にあの判事が北岡先生なんだろうけど(笑)


■バトル
 なんでディケイドがミラーワールドにあっさり入れるのか、ってのは多分聞いちゃ駄目なんだろうな。だってディケイドだから!破壊者だから!というか、インペラーだけ爆死していたりするのを見ると、ライダーバトルそのものを破壊する為に、ミラーワールドに入り込める力を付与されたような?
 あれこれ懐かしいライダーが出てきたり、技が披露されたりってのはクウガの世界でもやったんだけど、今回輪を掛けて楽しいのはやっぱりある意味数の暴力という面もあるんでしょうか。いいぞ、もっとやれ!そしてやっぱりガイがとても好きだ。あの肩の一本角がたまらん。ごつい上半身と下半身の落差もたまらん。ガイー!ガイー!!
 そしてナイトは伊藤ちゃんだ!つーか、ナイトで戻ってきてくれたんだったら、ぜひ響鬼をー!ひーびーきーをー!!


 それにしても、今回の士つかディケイド酷すぎ。「動くと痛いぞ!」って。動かなくても痛いじゃんかよ!どう見ても悪役です。インペラーは新世界でも不憫すぎる。


 コウモリにはコウモリって。いやまあコウモリだけども(笑) あのカッコつけてスカした感じのキバが、ものすごく新鮮です。あと、ガルルフォームになった時の、ガルルセイバーの刀身をするっと手のひらで滑らせる仕草!あれ超カッコ良い!ディケイドに出てきたキバの世界のキバはホントに若々しい感じだったんで、余計に落差が激しいですね。すげー。


■キバーラ
 今回は鳴滝が居ないせいか、なごみキャラっぽくなってましたね。役割はライダーというかディケイドの監視だろうから、なごみもなにも無いけれども。
 そして、キバーラはやっぱり血を吸うんだ!鳴滝に噛み付いてたのも、血を吸ってたんだ!単なるコウモリといえば吸血、的なノリなのかもしれないけど、鳴滝周りがさっぱり解らないから、何でも意味深に見えますな。


 そしてものっそいどうでも良いんだけど、花鶏的立ち位置だから、引っ掛けて地鶏が登場したんだろうか。そしてあの地鶏はあっさりしめられて雑炊つーか鍋にされてしまったようですね。さりげなくどぎつい。(笑)



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