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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#13 重泣声

 ダブルヒロイン話ですね〜。これでようやく茉子ちゃんにもスポットが当たってくれたよ!今までも一応ちょこちょこと絡んでくる話はあったんですが、どうも横から(主に流ノ介に)出番というかインパクトをかっさらわれていて、もうどうにも不憫だったんですよね。あー、良かった。


「夢はお嫁さん☆」と「料理ベタ」がこういう因果関係ってのは膝を打った。なるほどね、千明の家がちょっと緩めだったりしたように、茉子の家は侍修行に関してはとてつもなく厳しかったのか。だからこそ、モヂカラのセンスが磨かれたりしたのかな。そうやって厳しい修行に明け暮れていたからこそ、戦いの現場には行ってなかったとしても命の危機ってのを身近に感じていたんだろうし、夢が切実なものになっていったのかな。個人的にはどうせだったら「必ず外道衆を倒して、自分の夢をかなえる!」って方向にも行ってくれたら、もっと心証上がったかも。
 丈瑠もどっちかと言うと努力型っぽいし、茉子と丈瑠は結構似たもの同士で色々通じそうなんだけど、なかなか絡まないな〜。残念。閑話休題


 茉子とことはの関係もいい感じにこなれてきたですね。ことはは元々お姉さんがいて、年上の女性に甘えやすいってのはあるだろうし、茉子は子供好き。ここは結構いいコンビになりそうな気がする。ことはが「甘やかされてるだけじゃなく、たまには自分が」ってんで母性本能的なものに目覚め始めたのも良かった。しかしそうすると、シンケンジャーは母性担当が3人もいるよ!流ノ介込みで!(笑)
 それにしてもモヂカラの合わせ技ってのはおもしろかったな〜。書き順が違うと発動しないとか、部首をあわせて別の漢字になるとか、漢字の成り立ちとかに絡めたモヂカラの特徴ってのはおもしろいし、表意文字を使ってるが故のギミックで良いですね。漢字の勉強にもなるし(笑) だから「死」とか「殺」とかいう字を書けば……って、それは使う側にもリバウンドがあるとか、モヂカラが足りないとか、そういう制限があるんだろうな。


 今回の話、どうせだったらもっと頭の方にあれば良かったのにね。それこそ4話位にこれがあったら、千明の家との対比もできたかもしれないし(それはそれで、千明の家はどうして緩かったのか、ってとこへのエクスキューズが欲しくなるだろうけど)、モヂカラのセンスがあるのは茉子、ってとこを見せられただろうし、お嫁さんへの夢も唐突感がなかったんじゃないかな〜。
 その人がそういう性格なり行動原理を持つに至った裏にはこんな理由があったのです、っていうのはよくある話なんだけど、茉子に限って言えば、今までがどうにも見せたい(であろう)キャラの基盤が薄い感じだったからなぁ。ほんとに「実はこうだったんですよ!」という解説に見えないことも…。いやいやいや。
 ともかく、ようやく茉子が地に足がついた感じがするんで、これからこれから。キャラがはっきりしてきた中でまわすのは、小林さん上手いしね。


 ロボ戦は今回のダイテンクウの使い方はちょっとおもしろかった(笑) 何が何でもロボ戦でギャグやるなってことじゃなくて、要するに使いどころなんだろうなぁ。
 でも結局おいしいところを持っていくのは流ノ介なのか〜。せっかくのダブルヒロイン話なんだし、ロボ戦も女の子主導で、だったらおもしろかったんだけどな〜。「目には目よ!」とかっつって、茉子が主導すんの。でもまあ、それをやるには主従ってのがちょっと壁か。それ考えると、「殿」「家臣」と一番強調してるのは流ノ介なのに、一番遠慮がないのも流ノ介なんだな。


 そしてもうすっかり影の薄いドウコク様…。二日酔いって……。飲んだくれのサラリーマンがネクタイ巻いてるようにしか見えな……。その状態で「裏切り者が出るかも」的なこと言われたら、うっかり賛同したくなるくらいの情けなさっぷりですよ!あーもう!!最初がカッコよかっただけに、凋落っぷりが泣けるよ、ドウコク様……。あああ。