路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#03 衝撃!ライバルがバナナ変身!?(虚淵玄)

 個人的にツボに入りそうな要素が少しずつ出てきてて、わくわくソワソワしますね。早く先を見たいのに、どうも上手くまとめきれないモダモダ感!
 つうことで今回から、ある程度流した雑感メモにして、なるべく早く先を進めてみるようにしてみます。うっかりまたダラダラ書きそうだけど(笑)

■駆紋戒斗
 バロンのリーダーがバナナに!もといバロンに!軽く聞いてたとはいえ、やっぱりバナナが丸ごと落ちてくるのはオレンジやらパイナップルにもましてインパクトあるなあ。

 戒斗の頼みになるのは自分の力だけ、という思想は、仲間たちの態度がチーム鎧武とチームバロンでは正反対なことで、より際立ちますね。チームバロンのメンバーにとっては、強いリーダーしか必要ないのかな。それならば、力をつけてきて目障りなチーム・鎧武をつぶそうとしたのも解るかな。アレはリーダーであるために必要だったんだろうなぁ。

 バロンに変身したことでとりあえずは面目躍如だけれども、そのバックルとロックシードはお金で買ってるんですかね。シドが提供したのはバイクのロックシードだけっぽいし、やっぱり自腹切ったのかなぁ。
 そうだとすると、手に入れた強さも=金ってことで、結局戒斗自身が認められてるわけじゃないと思うんだけどな。偶然ベルトを手に入れた紘汰と、金で手に入れた(?)戒斗と、やっぱりこの二人は対になりそう。

■葛葉紘汰
 1話の大人っぽさは、むしろ「大人にならなきゃ」という足掻きであって、本質は今回のような、ただ無邪気に誰かの役に立ちたい、っていう姿なんだね、きっと。それが世間に認められれば「仕事」になり、認められなければ「遊び」になる。そういうシビアさをさらっと突きつけてくるお姉さんを含めて、この姉弟はいいバランスだね。
 この他者本意さで、紘汰は軽率に危険の中に飛び込んでいくわけだけども、そういうある種の自己犠牲的な態度を負担に思う人が居ることも今回示されたとおり。さて、ここから紘汰がどう自分の道を自身のものとして選び取っていくか、かな。


■私立天樹高校
 ユグドラシル出資の私立高校ってことかな?将来の幹部候補生を育てるための学校って感じで、ますますもってユグドラシル、ひいては沢芽市の胡散臭さに拍車が掛かりますね。
 そしてこの高校の存在によって、沢芽市を超エリート層と一般層に断絶のある、一種のディストピア的な世界観として描こうとしてるんじゃないかなって思ったですよね。水と油のようにくっきり二極化した世界。まあ、感触でしかないので根拠はないですが。

 そしてミッチがまさかの天樹高校の生徒だった!それでいてチーム・鎧武に属しているっていうのは、わりとアウトサイダーだよね。紘汰もチームを抜けていた時にライダーになり、戒斗もチームを失いそうになってライダーになったことを考えると、天樹高校からのアウトサイダーなミッチは、いずれライダーになるような気もするんだけども。ユグドラシルはライダーを増やしたいっぽいみたいだし。

 それにしても、紘汰と舞を見つめるみっちの視線が怖すぎて震える。なんなのジェラシーなの、どっちになの。

■インベス&バイク
 ライダーの変身とデザインが奇抜すぎるんで抜けてましたが、ライダーといえばバイクですよね、バイク!まさかバイクもロックシードとは思わなかったけど!しかもバラか。桜か。なるほど、花道・オン・ステージ。

 シドがただでくれるわけはないと思ってたら、バイクはあの森に入るための移動装置みたいですね。スピードメーターじゃないって言ってたってことは、何かのシンクロ率を上げるとか、チューニングするとかそんな感じかな。ユグドラシルは既にそうして自在にあの空間に入り込む手立てを得て、あそこでロックシードを集めてるってことなんですかね。

 バロンが下級インベスを倒そうとした時に、謎の美少女、と。ちゃんと覚えてないんですが1話でもインベスを倒そうとした時に現れたんだったかなぁ?どうだったかな。
 それが運命の分かれ道になるということは、やっぱりインベスを殺すことには何らかの覚悟がいるんだろうね。ライダーは同属殺しとか、そういうのを考えると、やっぱインベスって元人間とかじゃないのかなぁ。一定時間生身であの空間にいると、判断力が落ちて(紘汰がそんな感じだったような)、ロックシードの元になる果物を食べちゃうとアウトー、みたいな。

 折角のバロンの初バトルだったのに、バロンは活躍した割には印象薄いな。なんでだろう。やっぱほら、バナナ変身に勝るインパクトはないと言うか。次回はもうちょっとゆっくり見たいな!

 バロンは貴虎さんに言わせると二人目ってことになるのかね。さて、どこまでライダーを増やす気なのかなぁ。前に出てたメロンと、1話アバンのブドウは確定だろうけど。はてさて。