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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

【花子とアン】第5週「波乱の大文学会」

 勉学への姿勢から、翻訳(および脚色)の楽しさへの目覚めって感じかな。意味が解るようになるだけでなく、その楽しさをどうやって他の人に伝えようか、って部分は、また別の技術と才能なわけでね。その辺は、はなの妄想癖もとい想像力が上手く働くだろうなって予想はつきますねぇ。しかし、せっかくの初恋エピソードもあったのに、「ロミオとジュリエット」の翻訳に生きたかどうかってところがあいまいなのはちょっと悲しい。

 そして蓮子さんの事情も発覚。問題を起こしてっていうより、体よく子供生まされて追い返されただけってちょっと!なにそれひどい!時代背景を考えると…ってとこでもあるけど、ほんと酷いな…。そりゃ家族への「復讐心」も固まるというもので。うん、蓮子さんの置かれた立場を見ると、ぐっと好感度あがったな。ブラックバーン先生は、その辺の事情をうまくごまかした兄上の言葉の裏から、何かを読み取っていたんじゃないかなって気がする。

 そんな二人が友情を深めようという中に、醍醐さんが!醍醐さんが!!え、なにこれちょっと、女の子の友情の話ですよねー?という、むしろこっちが初恋かよ!みたいな醍醐さんのはなさん大好きっぷりにびっくりしたよ!いや、女の子ってそういうとこあるけども。大好きな人の一番が自分でいたいってところ、あるけども!

 そしてその裏では、地元山梨で、朝市と吉太郎が友情を深めていますな。っていうか、この二人も幼馴染だから、今更改まっての友情って感じではないと思うものの。教師の道を目指す朝市と、軍人を目指す吉太郎の行く先は、時代背景的に溝が入ったりもしそうでひやひやしますな。道を同じくしていく「女の友情」はな&蓮子らいんと、違う道を行く「男の友情」朝市&吉太郎は裏表って感じがします。
 それにしても、お父ちゃんの労働運動がらみも含めて、この辺ほんとひやひやする。お父ちゃんを吉太郎が逮捕(それは警察の仕事か?)とかあったらやだなぁ。

 時に、「私の腹心の友になってくれない?」というのは、この言葉を入れたかったんだろうなーってのは解りつつも、ちょっと違和感があるな、って思った。「赤毛のアン」の友情の訳語としてならまあ…ってところもあるんだけど、口語だとちょっとね。いや、実際にこの時代ならあったりしたのかもしれないですけど。今の感覚だとちょっとね。って。って。