路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

【花子とアン】第8週「想像のツバサ?」

 代用とはいえ、教員のはなにひやひやするやらなにやら。そして師範学校に行き、教員になろうとしてなった朝市との気構えの差にちょっと肩が落ちますね。そうだよな、能力的にできる、ことと、結果が良いものか否かっていうのは違うよな。
 たとえば、たえちゃんのことは難しい問題だとは思うけども、校長先生の言葉にも一理はあるよなぁ。そしてこれは現在でもどこかにはある光景なんだろうと思う辛い。

 とはいえ、たえちゃんの件でははなの独断専行が行き過ぎているのもあるし、心情的にははなの気持ち寄りなんだけども、やり方がまずくてはらはらするよ。特に「屋根の端まで歩け」への対応は、あれあかんだろ。

 今週は子供に振り回される蓮子さんとはな、という対比が鮮やかでしたね。はなにはロールモデルにできる白鳥さんや富山先生がいて、教師としての心構えを見せてくれる校長先生や朝市がいる。一方でそういう手本も先達もいない中、孤軍奮闘しなければならない蓮子さんの今後が気になりますよ。

 そして村岡さんとの再会ー!なるほどそう来たか、と。一方で作家への道自体はわりとすっぱり否定されてますね。確かにはなの夢っていうのは「大人も子供も楽しめる本を作りたい」であって「大人も子供も楽しめる物語を描きたい」ではなかったものね。

 さらに吉太郎は軍隊の徴用試験に合格し、かよも奉公先で大変ながらも充実してる様子。あとはももかー…。はなが大成するまでを描くことになるだろうから、時代がさくさく進むのは、今後も継続されるかなぁ。
 それにしても、家族の身の振り方が次々と決まっていく中、お父ちゃんの行方が気になりすぎる。こわいよー。