路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

16話「超流!シャークリーガー」

ようやく登場、シャーク隊長。今まで闘ってきた部下達に一言もないのが気に食わない拓人の図というのが、生きてきた時代の差というか、環境の差をちらちら見せていますね。クルー達は闘ってきた結果が、現在決して褒められた状態じゃないというのは理解していて、その上で「こんなことをしていていいのだろうか」と悩むわけですけど、拓人は闘ってきたという経過に対してシャークの一言もないのが違和感を感じると。
成果主義じゃないですけど、結果だけで褒められる/認められる世界ばかりではないのがこの世の常で、多分、拓人がそこに気付くのはもうちょっと時間が経ってからになるような気がします。
とはいえ、シャーク隊長も別にクルーを労っていないわけではないし、認めるところは認め、ダメなところは指摘したりしているわけで、やっぱり締める人がいると違うな、という印象ですね。
宇宙海賊側にもネオデスカルがやってきて、組織として引き締めに掛かっているので、戦いへの緊張感も高まるところ。


…と、言いたいんですけど、どうにもこうにも宇宙海賊の三馬鹿が!逃げることをまるで考えていなかったブレアードとか、うっかりヒントを教えてしまったサイクリードとか!緊張感ねぇ!とはいえ、なんつーか、これがセイザーXクオリティ。
コスモカプセルを持ち出して拓人をおびき出そうとするブレアードは、もう、可愛くてしかたがないですね。なんかもう、ネオデスカルのこととか、地球征服とか、結構どうでも良くなってる感じ。そうやって拓人にタイマン挑もうとするあたりが、往年のツッパリマンガのようだというんだ。
身体に巻きつけたコスモカプセルごと取り押さえられて連れ去れれる様子は、爆笑もの。って、こういう風に書くと、セイザーX側が悪役のようですね。


そうそう、ようやく未来恐獣デスパー殲滅!どうも好きになれない造形だったので、ちょっと安心してしまいましたよ。
そしてシャークリーガーお目見え。頭のあたりの変形が水の超星神って感じがちょっとだけ。シャークベースは空母だったのね。でも空母という割には余り大きくないような。シャークリーガーとドッキングしてるんだし、せいぜいあと1機しか搭載できなくないか。これも衛星軌道上にいたりするんでしょうか。クラウドドラゴンとか、ライゼロスと仲良かったりしそうだ。(笑)


シャーク隊長を追ってわざわざ未来からやってきたライバル・ジャッカルの存在が非常に気になります。いいね、宿命のライバル!どうやらこれから三つ巴の戦いに移行していくようですね。


ああ、続きも早く見なくちゃ…!