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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#33 スーパーソニック・闘いのサガ

 さて太牙=サガが明らかになり、真夜がどんどん音也に接近していると思えば、渡、深央、太牙の三人の間で織り成す二重のトライアングルが泥沼化したり、ブラッディローズへの道のりが示されたりと、一瞬たりとも油断できない様相を呈してまいりましたよ。早く先を見たいような、怖いような。うわー。
 そういえば、ストラディバリウスのトリビアって2回目?前回は値段に関してで、今回は製作者の絡みも入れた話だからちょっと違うけど。個人的な好みとしてはキバットの声の方が落ち着いててトリビアっぽさを感じるけど、まあ耳慣れてるってだけの話だろうな。


■過去編
 あ…あれ?今回、過去編って音也と真夜とゆりしか出てきませんでしたか?マジで?あ、いやいや、黒沢も出てきたって。赤ん坊太牙も。でもその辺凌駕して、音也とゆりと真夜のトライアングルしか印象に残ってない。あ、あと力がちょろっと出てきたっけか。撃退されたけど。
 現代編でもそうだったんですが、それぞれの背景(の一部)が互いに明らかになって行って、これから更に距離感や関係が変わっていきますよ、っていう序章というかイントロ的な感じがしますね。特に今回の過去編は物理的に時間も少ない感じだったし、余計にそんな感じ。


 真夜はストラディバリにも師事してたってことで、ほんとどんだけ人間の作り出す芸術が好きなのか、と。好きというか探究心が旺盛なんだろうな。それは「人間」や「人間の愛」に対しても同じことで、本人は「興味があるだけ、知りたいだけ」という態度を淡々と貫いているだけに、興味から好意、愛情(?)に変化して行くときの真夜を思うと切なくなりますよ。好奇心猫を殺すじゃないけど、これが度を越しすぎて色々な悲劇が起こったんだろうな。黒沢の心配が悪い方向で的中しちゃったってことか。
 つーか、300歳越え確実、とか言ってましたが、自分で言ってたね。聞き逃してた。


 それにしても、真夜がファンガイアだったという事実に音也が驚いていない(というか呆然としてるだけかもだけど)のも凄いが、「それがなにか?」という言動の真夜も凄い。そしてこの態度こそ、自分がファンガイアであることに誇りと自信を持ってることの表れか。人間ごときに正体がバレたところで、どうということもない、という事だもんね。しかもそれがただの人間でなくて、一応ファンガイアを狩ろうとする立場で、イクサというそれなりの力を持ってもいる相手に対しての態度だから余計にね!キングはおそらくもっと強いんだろうし、この先の展開が怖いな〜。


 音也とゆりの気持ちの擦れ違いが切ないというか、なんというか。音也としては真夜は単純に自分探しの一環というか、芸術家としての自分を高めるための一助でしかない(少なくとも、好意はあっても惚れたはれたじゃないと思っている)んだろうけど、ゆりからみたら当然そうは思えないわな。そもそもゆりは嫉妬だと公言して「真夜には近付かないで」という意思表明をしてるわけだし、音也の真意はどうあれ裏切られたと思っても仕方がないよね、あれ。
 せめて理由や動機を説明して理解を得れば良いんだろうけど、そこはどうなんだろうね。一応あそこの屋敷で二人で暮らしてるんだし、ゆりに無断で連れ込んだとも思えないんだけども。ゆりが一貫して音也の芸術性を理解しない(できない?)人物として描写されてるので、内面は繊細な音也としてはそこを曝け出してまでゆりの同意を得ようとは思えなかったってところかな。それとも、説明はして許可ももらったんだけど、それでもゆりが嫉妬には勝てなかったって感じだろうか。うーん、その方がしっくりくるかも。理性では音也のためだと解ってるんだけど、感情の部分で納得できないっていうか。今の描写だと、単に音也が酷い人にしか見えかねない感じなんで、引き合わせるシーンがあったと考える方が「誰も悪くはない」感が出るかなぁという気もします。その方が、ゆりがもっと可愛く見えるし。


 さて、真夜を襲った(巻き起こした?)悲劇ですが。予告を見ると真夜は現在でも生きてはいるんだよね。真夜の状態を見るに、クイーンとしての力は深央に引き継がれて(ファンガイア化する能力は残ってるかも)ほとんど力のない状態で逃亡してるのかな。太牙とも一緒にいられないってことは、もう完全に裏切り者扱いなんですね。
 DVD1巻の「渡が紅邸に引っ越してきたのは1年位前」ってのを考えると、渡はそれまではどこで暮らしてたのかってのが問題になるんですが、真夜の状態を見るになんとなくキャッスルドランにいたのかな〜とか。そこである程度まで暮らしてたんだけど、居場所がばれそうになって渡を(おそらくそれなりに安全だろうと思われる)紅邸にやり、自分は単身逃亡、キャッスルドランも人間界で隠れてるって感じなのかな。過去編のキャッスルドランは人目をしのぶ場所に居るとはいえ、普通に姿を現してるからな。


 ブラッディローズの作成秘話と、現代編でのブラッディローズの危機が交錯してくるようだし、これは次回も楽しみすぎですよ!


■現在編
 冒頭でも書きましたが、渡、深央、太牙の中で繰り広げられる二重のトライアングルが悲しすぎる。一番何も知らない渡が可哀想なのはもちろんのこと、自分の想うとおりの人を愛せない立場に置かれてる深央も可哀想過ぎる。一応、一番状況が見えてるのは太牙のはずだけど、太牙もあれ天然だよな…?


 太牙本人の人間としての立ち位置としては本当に渡の力になりたいんだろうけど、ファンガイアのキングとしての立ち位置に立とうとするとどの面でも渡と対立せざるを得ない。太牙の正体を知ったときの渡も辛いのはもちろんだけど、逆も相当辛そうですね。それでもキングとしての使命に自覚的な分ふっきるんだろうとは思うけど、相手が単にキバってだけでなく異父兄弟の可能性があるからなぁ…。
 ファンガイアというのは異種族ではあるけども、人間と同じような感覚や感情を持っているということを今まで散々やってるわけで、そこの感情と使命の狭間で揺れる生き様ってのを太牙と渡でやる気がする。


 深央は深央で、折角自分の思うままに生きたいという道を見つけたにもかかわらず、自分で選んだ道全部が裏目に出てる状況で、まさに八方塞りの四面楚歌。なので状況の打開の助けを得たくて、真夜を探しに行ったんでしょうね。わざわざ本人を探しに行ったってことは、力は受け継いでいても本人に会ったことはない、あったとしても細かいことは聞いていないってことかな。とにかくファンガイアの種族的にマズいことが起こって、それが「クイーンが人間を愛したために起こった」ってことだけがファンガイアの中でもチェックメイトフォーとかその側近だけに伝わってるって感じでしょうか。
 つーことは、マズいことってのは、支配階級的にマズいこと、なんでしょうな。種族の存続に関わるとか、もっとファンガイア全員が不利益を被るようなことだとすると、逆に喧伝した方がいいんじゃないかと思うし。リスクが解らないから次々と人間を愛するファンガイアが出てくるし、それを処刑することによってチェックメイトフォーへの恐怖感が強まるしね。


 そんな訳でトータスファンガイアですよ。人を愛したという理由のみならず、人類の進化に貢献という意味でキングにまで処刑される理由ができてしまってもう大変。この人自身はほんとになにも悪いことしてないから、余計に哀しさが募りますよ。殺されなければ、絶対いいダンナになったと思うのに。
 そういえば、深央もファンガイアだけど当然人間を食べてはいないだろうし、人間を愛したファンガイアがその同種族を食べられるとも思えない。つーことで、ファンガイアにとって人間のライフエナジーを吸うってのは、生存の必須条件じゃないって感じですね。……あれ?大村さん?


 ガルルフィーバーに引き続き、ドッガフィーバーが来ましたよ!久し振りだ、あのハンマー引きずってくる演出!やっぱりドッガハンマー好きだ!カッコよすぎる!ちょっと相手の動きとめるのがノックみたいだったけど。
 それにしても黒沢さんがあっさり退場とは…。全然予想してなかった。びっくりだ。絶対中ボス的に長いこと居ると思ってたのに。チェックメイトフォーは3人残ってるし、ドラマも片つけなくちゃならないし、今のところサガがラスボスっぽいけど、実は更にメタ的に上位の敵が出てこないとも限らないしとかで、そうそう中ボスとか引っ張ってる場合じゃないのかもね。メタ的に上位の敵が、ってのは完全に妄想ですけど、太牙の影からレジェンドルガみたいな蛇が出てきてたしそういう可能性もあるかな〜とか。
 …うん、キバとサガで金銀でキラキラなライダーキックが見たいだけなんだけどさ。


 そのサガですが、今回はえらい活躍っぷりですよ!あの武器、レイピアと見せかけてタクトモチーフなんじゃないかと思ってたら、リーコーダーモチーフだったそうで。弦楽器に対して管楽器なのかぁ。…打楽器は?閑話休題
 キングらしく気負わない変身と、優雅な攻撃が実に素敵。仕事人な必殺技がちょっと笑えたけどな。エンペラーフォームと並ぶと金銀で、これはこれでカッコいい気がしてきましたよ。でもやっぱりノーマルキバとの対決が見たーい!


■名護さん
 結構さらっと太牙と絡んでますね。まともに会話は交わしてないけど、顔と名前は認識してる、位の距離感でいいのかなぁ。もうちょっと様子見で太牙と名護さんの話も書いてみたいんだけど。
 それにしても、あそこまで唐突に人の風呂に入ってくるのはどうなんだ、名護さん!なんかものすごく遠慮がなくなってるんですけど!初恋の人の子供だったってんで、なんか距離感見誤っちゃったように見えなくもないよ(笑) つーか、名護さんだけでも十分最高だけどな!あの格好で居間に出てくるとか、ないわ〜。あと、普通にキバットが見えててびっくりした。静香ちゃんにも見えてたし、単に皆ものすごく順応能力が高いってことかな。


 あと、前回「健吾に酷いこと言って」云々でちょっと腹を立ててましたが、冷静に考えると名護さんばかりが悪いわけでもないかな〜とか。健吾は結構思い込みの激しい子で、その思い込みで一人で突っ走りがち。「弟子になる」とか「協力させてくれ」と言われてきっぱり拒否してない(確か口では断りつつ、最終的に健吾に巻き込まれてる感じだったかと。その上で利用したりもしてたか)時点で名護さんにも責任はあるんだけども、自業自得な面が無いとも言いきれないかな。少なくとも、「友達を失った」に関しては、完全に健吾の思い込みと暴走の結果だしね。
 そんな訳で暴走した健吾に対しては、今後にものすごく不安があるんですが、どうしたもんだろう。って、最後は名護さんのことじゃなくなってるよ!


■記号
 斜線の数に相当するはたの数の音符で刻む(同音(和音)反復する)(ウィキペディアより転載。)  さっぱり解らんって。とりあえず音を反復するってことなんで、真夜が引き起こした悲劇の再来とか、繰り返しとかそういう感じでしょうか。



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