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路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#02 極付粋合体

 合体!合体!ロボお目見えと、メンバーがとりあえずは一丸となる話……なのかな。それにしても、漢字五文字のサブタイトルは一年通して続くんだろうか。ちょっと覚えられなさそうな気配がする。(笑)


 とりあえずは合体ですよ。いやぁ、やっぱりミニチュア撮影はいいね!カッコいいね!そして特に必要も無いのに、兜を自分でかぶる演出がたまらん!顎紐(正式にはなんて言うんだろう、あれ)が絞まる演出とか、日本刀とか!和風ロボってどうしてこうカッコいいのか!そして、顔立ちがオヤジ(笑)渋すぎる…!好き!
 びっくりしたのがオオナナシ(だっけ?)の存在。そんなビルの隙間からにょろにょろ出てこられても!すげー!巨大戦で複数の敵を相手に大立ち回りってのは偶にあるんだけど、今回は武士モチーフのロボというのもあいまって、ホントに立ち回りって感じでカッコよかった!ほうほう、もっとやれ!次回以降も是非!とは思うものの、これはなかなか難しいだろうなぁ。


 基本、合体回りは大体満足したんですけど、正直おでんギャグはイマイチ。つーか、もっというと、あれは少なくとも二話ではやらないでほしかったなあ。二話では、っていうか初合体では。せっかくテンション上がった瞬間にあれはちょっと水差されたつーか、のめり込んた分、醒めたらもう入り込めないというか。あの一連のシーンでよかったのは、丈瑠の素の部分がちらっと見えたことくらいじゃないかと。ただ、そのためにせっかくの初合体っていう一年に一回しか楽しめないところを犠牲にする必要があったのかというと、ちょっと疑問。おでんギャグやりたいなら、途中の息抜き話とかでも十分やれるし、おもしろいと思うのに。


 相変わらず、烈火大斬刀のバトルは卑怯なくらいにカッコいいな!あのぶんぶんぶん回されるデカイ刀ってだけで燃える。燃えすぎる。
 等身大戦の決め技は、同時攻撃系なんですね。これから合体武器が出てくるかもしれないけど、コンセプト的に無いかなぁ。あくまで主従って所を貫き通すなら。出ないなら出ないで、デュアルクラッシャーみたいな武器が出てきてくれてもおもしろいかも、とか思う。


 さて、キャラ関係。正直、まだのめりこめません。というよりむしろ、現時点で好きなキャラはジイくらいだ(笑) まあ、まだ二話だからどう転ぶか解らんけど。
 きっとそれぞれに未熟な人たちが集まって、これから更に腕を磨いたり絆を深めるんだろうからとりあえずそれ待ちです。なんかねー。別に仲良しこよしの家族っぽいノリを求めてるわけじゃない(それはそれで良いし、好きだ)けど、主従関係というにもちょっと歪な感じがする。その歪さが今のところは落胆要素でしかないのが辛いところ。今回で、ちょっとだけ丈瑠への好感度は上がったから、今後もちまちま盛り返してくれるかな?
 別にわざわざ嫌いになりたいわけじゃなし、とりあえず現時点でのキャラ感でもまとめとこうかな。まとめてるうちに何か見えるかもしんない(笑)


■志葉丈瑠
 戦士としては正しい、「殿」としては未熟ってとこかな。確かに言ってることは間違ってない。「一生懸命やりました、でもダメでした☆」ってのはダメだろうと思う。でもそれを「殿」として言うならもっとマクロ的な目を持ってくれと。知識として、アヤカシクラスは命を二つ持ってて巨大化することも解ってたはず。それでも人を守りたいなら、流ノ介以下四人を本当に駒として見てでも、非情になって四人を召喚するべきだったし、使命の為に戦え、と言うべきだった。
 一人の戦士(侍)としてなら、見ず知らずの「仲間」の命を危険に晒したくない、忠義や使命だとか、そんなもので誰かを縛りたくない、ってのは解るんだけども。その立ち位置を取って、殿という立場を捨てるなら、「覚悟のあるものだけ受け取れ」というやり方は駄目だろうと思う。逆に忠義が駄目だというなら、最初から忠義だ使命だと言っている流ノ介は切り捨てるべきだったんじゃないかと思うし。その辺がどうも足元が定まってないように感じるんだな。時代錯誤だと言いつつ、ジイや黒子には「殿」以外の何者でもないし。
 そういう、最初の立ち位置でブレてる感じがするから、侍の覚悟を説かれても「お前の言うことは正しい!だが、気に食わない!」って感じ。まあ、不器用なんだろうし、その足元の定まってなさっぷりがある意味魅力なんだろうけども。その辺に丈瑠自身が自覚的になって、一本筋の通った立ち位置を決めてくれたら、好きになれる気がする。


■池波流ノ介
 うぜぇ(笑) 良くも悪くも。愚直なまでに殿に仕えるっていうスタンスのキャラで、それはそれでいい。天然で感激屋でバカなところが可愛いとも思うし。殿殿言ってるのも、そういう風に育てられたから、それ以外の生き方を選べないという意味で不器用なのかもしれない。
 でも千明の親のことを言った時点で株大暴落ですよ!相手を詰るのはまだしも、相手の親のこと詰っちゃ駄目だろ、人として!それ以外のところがカリカチュアライズされたキャラなのに、負のエネルギーに満ち満ちたところだけがどうしてこんなにリアルなの、この子。アレさえなければなー。惜しいなー。


■谷千明
 一番普通の子で、とりあえず安心できる。親のことを言われたときに「当たってるだけにムカつく」ってスタンスだったのは、もしかしたら過去話への前フリですかね。一番解りやすく未熟者ポジション。メタ視線で見れば、殿の未熟な部分に一番斬りかかって行けるのが千明なんだろうけど、ちょっと反発心が足りないか。


■白石茉子
 今のところ一番描写が薄いんで良いも悪いも無いですね。今後どうなるかな。「自分の夢放り出してきた」結果の殿を見定める理由とかその辺が分かれ目になる気がする。変身シーンは一番カッコ良いと思う。


■花織ことは
 うぜぇ(笑)其の弐。正直、今回で語られた動機が全てなんだとしたら「他にできることがないからシンケンジャーになりました、ここで駄目なら私には後がありません」にしか見えないというか。その上で「殿様のいうこと、正しいわ」とか言われても。感銘を受けられても。うん、正直困る。さすがにもう一捻りあってほしいところ。そういう後ろ向きな理由がやがて「人を守りたい!」になるのかな〜と思いつつ、今のところキャラ的に魅力的かというとどうもなぁ。


 こうして個別にキャラを見て行くと、そう悪くないんだけどなぁ。まだ描写されてない分わからないのもあるし、これから好みの方向に転ぶ可能性も色々秘めてるし。


 そうすると、引っかかってるのは見せ方なんだろうか。
 例えば合体のおでんギャグ。丈瑠の好感度が上がったのは「俺余ってるだろ!」の効用なんだろうけど、丈瑠の好感度を上げる為に合体シーンの盛り上がりを犠牲にしたんだとしたら、やっぱりそれはもったいなかったと思うんだ。
 細かいことかもしれないけど、折神は各臣下の家に伝わってるのに、ショドウフォンは志葉家預かりになってるのはどうしてだろうとか。ショドウフォンがなければ、折神を巨大化させたり、変身の練習もできないんじゃね?とか。いやまあ、実際変身できてるんだから何らかの練習方法はあるんだろうけど、だからといって志葉家預かりにする意味はないよね。まあ全員が最初からショドウフォンを持ってたら、丈瑠が覚悟を問うシーンは描けなかったけども。


 なんか、全体的に「このシーンをやりたいから」の為の無理が透けて見える感じがしてあちこち引っかかる。そしてそれが一つ一つは細かいんだけど、積もり積もって全体がギクシャクしてる感じ。ここの要素はおもしろいし、好きになれそうなネタも一杯なのに、どうもこうあちこちがちぐはぐな感じで素直に入り込めなくてもどかしいですね。
 つーか、一番問題なのは、突っ込み役が居ない。突っ込みが正しいか正しくないかは置いておいて「お前、それどうなのよ」って言ってる奴が居ない。反発してる人はあちこちにいるんだけどね。そうじゃなく、もっといっそ無遠慮なほどに相手の心に突っ込んで行く突っ込みというか。その癖、視聴者的な突っ込みどころは沢山あるからすっきりしない。この辺は完全に視聴者目線になっちゃってるんだけども。ああもう、作品を見る自分の立ち位置って難しいね。


 でもこれだけ語っちゃうのも、結局気になってるからだろうなぁ(笑) さ、次は千明話だ!



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