路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#5 第3の戦士

 えーと、正式サブタイトルじゃないのを承知の上ですが、まるっと同じタイトルがジェットマンのサブタイトルにあった気がします(笑)本気でどうでも良い。


 翔一がヒーローとして立った4話を受けて、ようやくギルス編。一方で前回生まれた赤ちゃんが成長して今後のキーマンになっていく流れが実にきれいですね。それにしてもギルス編は切なすぎて困る。


■涼
 同じく自らの意志ではなく異形に変身することになったにも関わらず、真魚ちゃんに受け入れられた翔一と、信頼して唯一打ち明けたコーチに裏切られた涼の対比が残酷。とはいえ、コーチの気持ちもわからなくはない。人間が異形に変化するってだけでも受け入れがたいだろうに、その変化した姿は物凄い力を持っている訳ですよ。コーチが無事に帰ってきてる訳だから、涼はこの時点で変身とその後の制御をほぼ身につけてるってことなんだろうかね。でもコーチのあの怯えっぷりを見るに、力の一端も見せてはいたんじゃないかな。多分「次にあったら何をされるかわからない」という思いが拭いきれなかったんじゃないかね。それを考えると、あの態度も仕方ないのかもな、と。もちろん涼がかわいそうなことに変わりは無いですが。


□真由美
 涼の元カノ。キャラ自体はホントに普通。ものすっごい普通。ホントにその辺にどこにでもいそうなお姉さん。だからこそ反応がリアルというか生々しいね。「誤解しないでね」「驚いたな、お前まだ俺のこと好きなんだ」のシーンは、子供番組のセリフじゃないよ、あれ。こういう言い方あんまり好きじゃないけど。
 今回のアンノウン被害者の血縁ってことで、氷川が護衛についてますね。リアルタイムのときは、氷川は誰の元にアンノウンが現れても駆けつけられるように氷川は友軍的に動くべきなんじゃとか言ってましたが、直近の親族で父親が殺された場所の一番近くに住んでいるという意味で、次にアンノウン狙われる最有力候補だったんですね。確かにそれなら氷川が警護につくのも合理的。


■翔一と氷川
 この頃の氷川はまだまだこう、いやみっぽいのが抜けてない感じ。それとも北條にきついことを言われた八つ当たりなんだろうか。氷川は前回も翔一の寒いギャグやらなにやらにつき合わされているわけで、まあ普通ならいやみの一つや二つ言いたくなるわな。


■氷川と北條
 北條の「僕が一番G3を上手く使えるんだ!(妄想)」発動。多分これまで北條は挫折らしい挫折を味わわずに人生を送ってきてると思う。それが最初の挫折(G3装着員に選ばれなかった)要因になったのが氷川なわけですよ。だから自分がG3を使って氷川より良い働きを見せれば決定は覆ると思ってるし、実際そうなるように仕向けてくるわけですよね。直球勝負に出ないのは、名護さんよりも年の功ってことだろうか(笑) ていうか、いい年して名護さんと同レベルか北條……(笑)
 それにしても、氷川が北條に対してげんなりしてるのはわかるけど、時々本気で殺っちゃいそうな顔をしてるのは、そういう意図なのか、別の意図の演技が拙いだけなのか気になる気になる(笑)


■バトル
 ストームハルバード!好き好き。二体相手ってのはやっぱり苦戦がちですが。それにしてもCGてんこ盛りの戦闘シーンに慣れると、ちょっともたついて見えるのは、やっぱり時代の流れなんだろうなぁ。前半で決着つけるわけに行かないのと、ドラマ部分がどうしても長めになるので、前半回のバトルがやや食い足りないのはしかたないかなぁ。


■赤ちゃん成長
 赤ちゃんはすくすく成長してますよ。三雲さんについていってるのは、自分を生み出したテクノロジーを持った人間が、果たしてどの程度まで進化しているのかを確かめる為かな?と思うんですが、どんなもんだろう。



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