路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#5 ママもカラスもみんな、がんばってる

 べったべたにベタな話なのに、むしろだからこそというか、またも泣きツボ刺激されて困ったよ。まあ、もともと割りと涙腺緩いってのは自覚してるけどさ。それにしてもちょっとくすぐられすぎです。ああもう。


 前回のユウマ話をまだ見ていないのがどう響くのか解りませんが、レスキューファイアーがチームとしてまとまってるのが良く解って良い話だったな、と。その分、目新しいことは特にやってない、現状までの総括的な面もあったかな。意地の悪い見方をしちゃうと、惰性的というかイベントとイベントの間の息抜き回的でもあったというか。
 連ドラ方式と単発話方式では、どっちにも良いところと悪いところがあるんだけども、単発話方式だと各話がパターン化してしまうと全体的にダレがちになるので、その辺がちょっと心配といえば心配。実際、現状でも人情モノが多いなとは感じるわけで、こっからはちょっとバリエーションも模索して欲しいかな〜とか思ったりもします。
 とはいえ、捨て犬が火炎魔人にされてしまったときはタツヤの行動にあっけに取られていたようなリツカが、今回は率先してカラスに雛の声を届けようとしていたり、逆にタツヤが定石どおりに子供のほうを説得しようとしていたりで、相互に影響しあってるなというのが垣間見えて、その辺はチームがチームとしてまとまりつつあるのがさりげなく示されていてよかったな〜と。そして、モニターで見守りながら「頑張れ」と呟く隊長がどうしようもなく萌えっ子なのはいったいどうしたものか。あー可愛い。隊長、超可愛い。


 メインの親子に関しては、なんというか妙にリアルでねー。状況設定とか、お母さんの苛立ちとか、子供の訴えとか。せっかくだから母の日の前日に持ってきたら良いのに(笑) ああそうか、母の日の準備期間を与えるためですね。(いやな大人!)
 カラスのエピソードとかのリンクも良かったし、それでいてゴミを漁らせないためには人間の努力も必要という辺りもきちんと入れてあって、結構かゆいところに手が届く内容だったですね。さりげなく「解らないことはきちんと調べよう」ってのも見せてたし、そういうところは真っ向から子供の目線を意識してるのが好きだな、レスキューファイアー。


 バトルでは、さりげなくQスケとタツヤの連携があったのが嬉しい。けど、Qスケって単独でビークル操縦できちゃうんだ!? AIにプログラミングされた自動操縦とかならわかるけど、あれ完全に独自の意思があったよね?それともパーソナリティがあって、擬人化された見た目だからそう感じちゃうだけで、一応あれも自動操縦の一つ?二人(というか一人と一体)がパートナーになっていく様子は確かに見たかったけれども、実際実現すると違和感があったりもするし、難しいのう。しかしまあ、レスキュー魂をチャージできちゃったりする世界観だし、これはもう飲み込んでまるっと楽しむのが勝ちな気がする。


 それにしても、今回は三幹部が可愛すぎた。なんだよ、ヤツらもGWとかあるのかよ!(笑) ドクロベェ様(違)とお仕置きもあるし、ますますタイムボカン臭が。パーしか出せないサカエン可愛すぎですよ!



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