路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

子供の頃の「憧れ」侮りがたし。

スーパー戦隊"魂"2004」。行ってきました!

いやもう、凄かったですよ。28戦隊中20戦隊分のOPテーマがズラリ。EDまで歌って戴いたのを含めると多分30曲くらい。3時間立ちっぱなしの腕振りまくりの歌いまくり。そりゃ足も痛くなるし、腕も筋肉痛だし、喉も枯れるちゅーの。

色々書きたいことはあれども、特筆すべきは、これでしょう。
佐藤健太氏出演!レッドターボです。炎力です。そう、まさに子供の頃の憧れのヒーロー。戦隊の対象年齢からすると既にちょっと外れがちでしたが、それでも「高校生になったらこんなにカッコ良くなれるのかな」と思わせてくれた、あのヒーロー!ああそうさ、『後楽園遊園地でボクと握手!』に行きたかったさ!

イントロが流れ、舞台ソデから黒コートに身を包んだ佐藤氏が現れます。

『せっかいじゅうに〜ひとりしっかっいない〜自分に〜うそ〜をついてい〜きっられない〜♪』

一気に気分は16年前のあの頃!そうそう、ターボレンジャーはシーロンが可愛くてね〜!担任の先生がまたいい味を出してたんだな〜。そういや、太宰博士はその後浅見グループの総裁になったりしましたね。いやいやいや。

そうこうしている間に曲は間奏へ。と、観客席に背を向けてなにやらごそごそし出す佐藤氏。間奏が終わるのとほぼ同時にコートを脱ぎ捨て、現れたのは…当時の衣装!真っ赤なジャンバー、黒のズボン!中のストライプシャツまでそのまんま!コートの襟元からなんか見えてたけど…!不釣り合いなライダーズグローブつけてたからそうだろうとは思ったけど…!!
予想はしていても、実際見ると、違うよやっぱり!すげー!
何が凄いって、16年経った今も、違和感がない…!やっぱり映像で見ると重ねた年齢はごまかせないんだろうけど、ライブ会場で見ると、ホントにあの頃のまま。髪型がちょっと違うけど無問題!

一気にボルテージが上がります。
佐々木氏の時は、彼の演ずる一文字隼人をヒーローとして認識したのがごく最近で、しかしながらその伝説の大きさ、そして役者としての迫力に圧倒される感動が大きかったのですが、本当に子供だった頃のヒーローを間近(ってもライブ会場だけど)で見る感動というのは、またある種違ったものがありますね。感動がストレートです。すげ〜!

OPの後は、EDも歌ってくれて佐藤氏は元気良くソデに引っ込んで行かれました。どうせなので、変身ポーズを披露して欲しかったと思ったのは私だけではないに違いない…!だって、ブレスつけてたし…!!


ところで、高速戦隊ターボレンジャーOPのこの歌詞。

『愛を知らない悲しい暴魔 正義のパワーではるかな眠りの旅を捧げよう』

これって要は、『俺らが正義じゃ、暴魔め、ぶち殺す☆』って言ってるんですよね。いやあ、末恐ろしいぞ、高校生戦隊。(笑)