路地裏散歩

特撮とかアニメとか感想と犬。

#1 ファイナルレスキュー承認 爆鎮完了!

 オープニングナレーションに、レスキューポリスシリーズの匂いを感じつつの第1話。ああ、いかにもな制服がカッコいいなぁ。主人公輝はレスキューフォースの見習い隊員と。新人配属から、チームの訓練とか通常の様子を流れで見せるってのは王道パターンですね。そしてなぜか新人が一番若い番号になるのもね!(笑)
 訓練シーンは普通にドキドキした!いいよなぁ、ああいうリアル訓練。それにしてもやっぱりレスキューなのに格闘訓練ってのは確かにちょっと違和感あるかも。それを勢いで押し切るレイちゃん素敵。


 とりあえず敵はドロンジョさま一味ってことでいいんですか、あれ(笑)。またこう、妙に憎めない敵が出てきて、それこそゴーオンとかセイザーの三将軍とか思い出すんですけど。やってることは無邪気に酷いのでいずれ倒されるor逮捕されるべきメンツなんだと思うんですけど、その辺どう決着つけてくるのか、今から楽しみです。


 初回だからか、災害シーンも特撮シーンも気合入りまくりのかっとばしまくりですね。コアストライカーはあれなんだ、ナイトライダーのマシンみたいな。ちょっと古いか。じゃあ、アスラーダ(これも古い)。レスキューストライカーにコアマシンとかが合体して様々なマシンになる、ってパターンなんですね。この辺の合体とか運用の仕方にも期待が高まりますよ。
 そしてレスキューブレイカーの7変化がカッコよすぎる!やっばい、こういう変形ツール好きなんだ…!


 輝の行動を通して、レスキューフォースの出動から、活動内容、ファイナルレスキュー「爆裂的な鎮圧」まで一気に見せるってのは良かったですね。その分、キャラ立ちとかメインストーリーとかはやや置いてきぼり。今のところ、輝はいじられキャラに見えるかなぁ。
 やや意外だったのが響助か。気が強そうだし、見習い隊員が突っ走ってファイナルレスキュー承認までさせたって辺りで「新人がイキがるな」とか「レスキューはチームワークだ」的なキャラになるのかと思ってたんですが、「お前の命も守れ」とは!いや、こういう理念大好きですよ!
 一方で突っ走った輝を責めないのは、隊長がファイナルレスキューを承認したわけだから、その判断を尊重する、ということだろうか。


 全体的に、ストーリーやその辺はさておき、ともかくも特撮の凄さとキャラ配置だけ見せとけ!な感じの一話でした。言ってみれば、レスキューフォースは消防とか警察の超ド級組織であるわけで、消防やら警察やらの基本行動が解っていれば細かいことを説明しなくても大体解るだろう、という部分もあるんでしょうね。そういう意味では、設定的にちょっと得をしてる部分もあるのかもしれず。
 ちょっと気になるのは、レスキューフォース以外の一般市民が、いわゆる要救助者の立ち位置を出てないってところですかね。今回(と、次回あたりもそうかな)は紹介編な面があるので、要救助者が立ってこないのは当然ですが、一般市民と触れ合いやすい設定の話だけに要救助者のドラマとレスキューフォースのドラマはやはりいくらかは絡めていって欲しいところです。その点、映画はうまいこと処理してたんじゃないでしょうか。


 あと「爆裂的に鎮圧せよ!」ってフレーズ考えた人、天才じゃね?いや、マジで。



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